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4月26日にメルマガ40兆個による細胞への攻撃が延々と続いていくを発行させていただきました。

2024年からの世界 人類の未来 人類の覚醒と真実 地球という場所の真実

ガザ戦争は「AIがイスラエル軍の司令官」となっていたことを知る。そして太陽活動からの今後の世界の争いと社会の暴力は?

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太陽活動の第二期から第三期への移行期間の今

タイトルには「 AIが司令官…」というようなことを書いていますが、それは記事の後半に記します。文字通りの報道からです。

その前に、現在の太陽活動と社会の関係について、今一度振り返りたいと思いました。

というのも、今は、イランがイスラエルに攻撃を始めたりしていまして、これが一時的なものだとしても、何とも「物騒感」が強くなってきていますが、実際には世界中に紛争や戦争の「種」が転がっている状態ともいえます。

ウクライナとロシアのことや、台湾をめぐる問題、あるいは韓国と北朝鮮のこと(近いという可能性が指摘されています)などは、よく知られるところですが、4月に入ってからは、エクアドル軍がメキシコ大使館を襲撃し、「昔なら戦争になっていた」と述べられているようなことが起きていたり、南米のガイアナにベネズエラが侵攻する可能性がずっと言われていたり、いろいろな「芽」が積まれているのが現実のようです。

これらのような原因は、それぞれの外交的、地政学的な方面から語るのであれば、いろいろと「いかにも」と言えそうな分析はあるのでしょうけれど、こう指数関数的に「暴力の芽が拡大」している根本的な要因は、「太陽活動」だと思われます。

太陽活動と社会の暴力の関係は、長い間の In Deep のテーマです。

ずいぶんと昔から書いてきたことですが、最も最近の記事は以下になりますでしょうか。

暴力、革命、戦争、病気、そして大量死…。太陽活動と共に過激化する世界で生きる
 In Deep 2023年3月25日

太陽活動周期というのは、おおむね 12年を1つの周期としたサイクルを持っていまして、それに加えて、さらに大きな年数の周期もあるのですけれど、この約 12年ごとの太陽活動周期からのみで見ますと、現在の太陽活動周期である「サイクル25」が始まったことが公式に発表されたのは、2020年9月のことでした。

太陽周期の年数は、前後 1年ほど長くなったり短くなったりすることはありますけれど、一応この「 12年」という周期に従えば、

・現在の太陽活動の最大期は、おおむね 2025年〜2027年頃

となります。

端的にいえば、「この頃、社会は最も荒れる」可能性が高いということです。

 

過去260年の歴史はそう簡単には覆らない

太陽黒点観測が始まった 1750年以来、地球あるいは社会は忠実にこの法則に貫かれていました。

以下は、1750年から 2000年までの「革命と暴力」と太陽活動の推移のグラフです。グラフが高くなる部分が、太陽活動が最も高いことを示していて、大きな事象のほとんどがそこで起きています。

1750年から1990年までの著名な革命の起きた時期(すべて太陽活動最大期)

indeep.jp

以下は「戦争」です。第一次世界大戦以外の、ほぼすべての「大戦争」が太陽活動の最大期に起きています。

1750年からの「大きな戦争」の勃発した時期と太陽活動

indeep.jp

 

それで、上のグラフの、それぞれの「頂点」にあたる時期が次に来るのが、NASA や NOAA (アメリカ海洋大気庁)の予測通りであるならば、

「おおむね 2025年から 2027年頃」

ということになります。

ということは、2025年から 2027年頃に過去のような大戦争が起きるのか? というと、それはもちろんわかりません。

わかりませんが、私自身は「起きると確信」しています。

というか、まだ太陽活動最大期の「手前」で今のような世界の状態なんですから、2025年、2026年…と、どうなってしまうのかは想像もできません。

みんな死んでしまうのではないでしょうか(投げやりになるのはやめろよ)。

 

この太陽活動と人間社会の関係性について、初めて論文で述べられたのは 20世紀の前半のことで、ロシアの科学者であるアレクサンドル・チジェフスキー博士(1897 - 1964年)によって発表されました。

まあ、この主張(「太陽生物学」という学問)を発表した後に、チジェフスキー博士は、この理論を嫌ったスターリンにシベリアの収容所に送られてしまうのですけれど、チジェフスキー博士については、三菱UFJモルガン・スタンレー証券参与で景気循環研究所所長の嶋中雄二さんの名著『太陽活動と景気』 でも書かれています。

嶋中雄二著『太陽活動と景気』 第6章より

チジェフスキーによれば、太陽の影響力は、個体から集団、群生に至る生物系のすべての組織レベルに及んでいるとされた。そして彼は、動物の血液、リンパ液、原形質等のコロイド電気変化が、太陽活動の変化やバクテリアの成長と平行関係にあることを突きとめた。

…こうして、チジェフスキーは、地球上のあらゆる生物の発達は、太陽宇宙因子の直接的影響下に進んだものであり、人類もその例外ではないと考えた。

彼は、戦争や革命など人間の不穏状態に関する徴候、あるいは「大衆の興奮も太陽の周期に従っている」とした

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このチジェフスキー博士は、12年サイクルの太陽活動を、以下「3つの期間」(あるいは 4つ)に区分けし、それぞれの時期の人間と社会の傾向を述べていました。

・太陽活動極小期(第1期)
・黒点増加期(第2期)
・黒点最大期(第3期)

こちらの記事で記しています。

現在は、「黒点増加期(第2期)」から「黒点最大期(第3期)」へと移行している時期に当たります。

以前も書いたことですが、第2期と第3期の特徴を箇条書きで記しておきます。今後、2025年から 2026年あたりにかけて、「黒点最大期(第3期)」に完全に移行します。

黒点増加期(第2期)の特徴
(※ 今ですと、おおむね 2023年〜 2025年くらいまでの時期です)

この時期の特徴:

・新しい指導者等が出現して大衆は次第に団結する
・政治的、軍事的な扇動が行われる
・新しい方針や計画が試される
・報道機関の影響力の拡大
・政治的、軍事的な問題が持ち上がり、大衆はそれに強い関心をもつようになる
・大衆は神経質でいらいらしているため、この時期の後期になると社会は次第に荒れてくる

社会の状況:

1. 大衆を引きつける新しい思想や考え方の出現
2. そのような思想による新たなグループ分け
3. 思想的な傾向の異なるさまざまな集団が結集することができる統一した思想の登場

黒点最大期(第3期)の特徴
(※ おおむね 2024年〜 2027年くらいまでの時期です)

この時期の特徴:

・戦争などの国家の狂気が実行されやすい
・同時に、偉大な事業が達成されやすい
・新しい方針や計画が試される
・歴史では、大戦争や大革命などは大抵この時期に起こった
・歴史に残る政治指導者や精神的な指導者が多数出現する
・暴動、革命、衝突、紛争など流血を伴う惨事が相次ぐ

社会の状況:

1. 政治的、思想的な指導者たちが出現し、大衆に大きな影響を与える
2. 大衆に大きな影響を与える思想が出現する
3. 思想の中心場が出現し、大衆を鼓舞・扇動するようになる
4. 大衆運動の拠点が多数出現する
5. 大衆は、団結し、自己主張を始める

世界も日本も含めて、世界中で起きているデモや抗議活動の激しさを思いますと、「黒点最大期(第3期)」に近づいている感じをひしひしと受けます。

日本でもパンデミック条約反対デモにはずいぶんと人が集まったようですが、どんな国のどんな内容の抗議デモにしても、今後の数年は激しくなりやすいかと思います。

イスラエルに関しては、イランからの攻撃のことはともかく、それ以前の問題として、イスラエル国内の「反政府デモ」がものすごい激しさとなっています。イスラエルは国内も荒れているようです。以下は昨日の写真です。

4月13日に数万人が集まったテルアビブでの反政府デモ

Times of Israel

ネタニヤフ首相の罷免と、ハマスに拘束されている人質解放の合意などを求めているようですが、週を追うごとに激しくなっています。

どこもかしこも、人は人に敵対して立ち上がり、国は国に敵対して立ち上がる…。

新約聖書『マタイによる福音書』 24章 06-14節

戦争と戦争のうわさとを聞くであろう。注意していなさい、あわててはいけない。それは起らねばならないが、まだ終りではない。

民は民に、国は国に敵対して立ち上がるであろう。またあちこちに、飢饉が起り、また地震があるであろう。

しかし、すべてこれらは産みの苦しみの初めである。

そのとき人々は、あなたがたを苦しみにあわせ、また殺すであろう。またあなたがたは、わたしの名のゆえにすべての民に憎まれるであろう。

そのとき、多くの人がつまずき、また互に裏切り、憎み合うであろう。

 

太陽活動の激しさにもよるのでしょうけれど、社会の穏やかな時期は、さらに終焉していくと見られるというのが、今後の方向だと思います。

というわけで、何だか、タイトルにしましたのに、付け加えるような形となってしまいましたが、

「イスラエルが、すべて AI (人工知能)の指示で、ガザでの殺戮を行っていた」

ことが報じられていましたので、それをご紹介します。

なかなかひどい話ではありますけれど、イスラエルは複数の「 AI 司令官」を所持していますので、対イラン政策なども、それらから方向性を得ている可能性もあります。

ここからです。





イスラエルは、ガザ地区で誰を殺害するかをAIに決定させている

Israel Lets AI Decide Who Dies in Gaza
Libertarian Institute 2024/04/11

 

イスラエル軍がガザ地区の爆撃目標を選択するためにさらに別の AI ベースのシステムを採用したことが、イスラエルの +972マガジンの調査で明らかになった。

この新しいシステムは、殺害するべき数万人のパレスチナ人の包括的なリストを生成したが、これは致死攻撃を計画するためにイスラエル国防軍が AI への依存を強めている一環だ。

テルアビブに本拠を置く +972マガジンは、6人のイスラエル諜報員の話として、「ラベンダー」と呼ばれるこれまで 未公開のAIシステムが、昨年10月以来のガザへの「前例のない爆撃で中心的な役割」を果たしており、軍はその成果物を、それが人間の判断だった場合、事実上「不正行為」として扱っていると報じた

「正式には、ラベンダーシステムは、低位の者も含め、ハマスとパレスチナ・イスラム聖戦(PIJ)の軍事部門の容疑者全員を潜在的な爆撃標的としてマークするように設計されている」と同紙は報じ、「最初の数週間は」と付け加えた戦争中、軍はほぼ完全にラベンダーに依存しており、ラベンダーは空爆の可能性に備えて、37,000人ものパレスチナ人を過激派容疑者として、そして彼らの家を記録していた」と報じた。

しかし、結果として生じた空襲で数千人が死亡したが、その大半は「女性と子ども、あるいは戦闘に関与していない人々」だったと将校たちは +972マガジンに語り、イスラエルの野戦指揮官たちは相談もせずに AI システムに頼ることが多いと指摘した。

「人間の人員は、しばしば機械の決定のための『認め印』としてしか機能しなかった」と、ある情報筋は述べ、多くの指揮官は攻撃を承認する前に目標を検討するのにわずか「20秒」しか費やしていないと付け加えた。

意思決定プロセスにおいて人間の入力は非常に小さな役割に追いやられているため、ラベンダーの結論はしばしばイスラエル軍によって「命令」として扱われ、「なぜ機械がその選択をしたのかを独自に確認する必要はない」と記されている。

このような決定は、少なくとも 10%のケースでターゲットの誤認を引き起こすよく知られたシステムエラーにもかかわらず行われた。

それにもかかわらず、AI は攻撃対象となる過激派容疑者の自宅を「体系的に」選択しており、イスラエル国防軍の爆撃は家族全員が存在する可能性が高い深夜に頻繁に行われている。

戦争の初期段階でハマスの下級戦闘員を標的にする際、軍は主に無誘導の「ダム爆弾」の使用に頼り、そのような作戦では「最大 15人か 20人の民間人を殺害する」ことは許容されると結論付けたと情報筋は述べた。一方、上級過激派は場合によっては「 100人以上の民間人」の殺害を正当化する可能性がある。(※ これくらいの数の民間人が巻き添えとなっても構わないということだと思います)

あるイスラエルの上級官は「重要でない人々に高価な爆弾を無駄にしたくない」と語った。

 

自動暗殺

「ラベンダー」システムは、イスラエル軍の作戦を指揮するために使用された最初の AI プログラムではない。 +972マガジンが発表した「 Where's Daddy? (パパはどこ?)」として知られる別のシステムも、「特に標的となった個人を追跡し、家族の住居に侵入した際に爆破を実行するために」使用されている。

ある匿名の諜報員は +972マガジンに対し、住宅は標的の「第一選択肢」とみなされており、イスラエル国防軍は「ハマスの工作員が軍事施設にいるか、軍事活動に従事している場合にのみ殺害することには興味がない」と述べた。(※ 同じ殺すなら、住宅にいるときに家族もろとも殺害することを選ぶという意味だと思います)

国連の推計によれば、4月の時点で、イスラエルによる爆撃により、ガザ地区の全住宅の 62%という驚異的な割合、つまり約 30万戸が損傷または破壊され、100万人以上が国内避難民となっている。

この地域の住宅部門はイスラエルの猛攻撃の矢面に立たされており、これまでのガザ破壊の 3分の 2以上を占めている。

以前の報道では、イスラエルの AI 主導のこの「大量暗殺工場」にさらなる光が当てられており、別のプログラム「ザ・ゴスペル」は、従来の方法を大幅に上回る速度で大規模な標的リストを自動的に生成するために使用されていた。

この AI ツールの指導の下、イスラエル軍は高層住宅や公共の建物など、彼らが「権力目標」と呼ぶものをますます攻撃している。このような攻撃は、パレスチナ社会に「民間圧力」をかける取り組みの一環であると伝えられているが、これは集団的懲罰の一形態として国際法で明らかに禁止されている戦術だ。

イスラエル国防軍は、ガザとヨルダン川西岸での作戦計画において長い間広範な「標的バンク」に依存し、過激派の指揮所や施設の疑いのある長いリストを収集してきた。

しかし近年、イスラエル軍は、意思決定を自動システムに委託しているため、これらのリストには数千の潜在的な標的が含まれるまでに膨れ上がっている。

ガザやそれ以外の地域で死者をもたらすために使用される一連の AI プログラムに加えて、イスラエルの「消防工場」と言われる AI システムは、弾薬の積載量を自動的に計算し、選択されると特定の航空機やドローンに目標を割り当てるのに役立つ。

「以前は数時間かかっていた作業が、今では数分で済むようになった」とイスラエル国防軍大佐はブルームバーグへのコメントでこのシステムについて語った。

同様に、人工知能と AI を活用した顔認識技術は、占領地とイスラエル本土との間の国境やヨルダン川西岸の検問所の警備において大きな役割を果たしており、イスラエル国防軍は パレスチナ人の身元を特定、監視、逮捕するための 新しいシステムを次々と導入している。

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