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地球最期のニュースと資料

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《地質異常・氷河期の様相・多発する自然災害》2017年の最初の1ヶ月の記録

   

・スコットランドで撮影されたブロッケン現象(2017/01/09)john mcsporran

 

本当にあっという間に1月が終わってしまいましたが、何だか最近はガーッと時間が終わっていきますので、「終わりっぱなし」ということになりやすく、たまに振り返っておかないと、「何が起きていたかを、きれいさっぱり忘れてしまう」ということにもなりかねません。昨年も一昨年もそんな感じのことが多くありました。

そういうこともあり、今年は、できる時だけでしょうが、月の最後などに「その月に起きたこと」をピックアップしておこうかなと思いました。

この1月は、特に自然での出来事、つまりも気象や地質、あるいは、その他の変な自然での出来事などを含めても、とても活性化していまして、毎日毎日いろいろと起き続けました。

記録しておたきい出来事は、なるべく「地球の記録 – アース・カタストロフ・レビュー」に書かせていただくようにしていますが、一部のご紹介にとどまっているという感じではあります。

今回は、それらの記事を含めまして、2017年 1月に起きた自然現象、自然災害などで印象的だったものをピックアップしておきたいと思います。

まず最初に「 33度線関係」の出来事にふれておきます。

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2017年1月の「33度線」関係事象

昨年以来、北も南も 33度線関係の事象は大変に多くなっているのですが、今年 1月の「33度線」とその付近で起きた主だった出来事をご紹介しておきます。

まず、下の3つは記事にしたものです。


 

・1月23日 イスラエル

イスラエルの北緯33度線上の海岸に150頭のサメが集まる

nrg.co.il

[記事] イスラエル・ハデラの海岸(北緯33度線)に「150頭以上のサメ」が出現。理由は不明 (2017/01/29)

 

・1月26日 アメリカ

アリゾナ州の北緯33度線をまたぐ砂漠に長さ3kmの巨大亀裂が発生

[記事] アリゾナの砂漠に長さ3キロメートル以上の巨大亀裂が出現 (2017/01/31)

 

・1月から現在まで継続中 

歴史上最も大規模なチリの大森林火災

5HWWNews

[記事] 南米チリで史上最悪の森林火災により国家非常事態宣言。火災発生場所は100カ所にのぼり、多くは鎮火の兆しなし (2017/01/27)


 

チリの森林火災は、「 33度線の」という形容を当てはめると、変な感じですが、そこを含めた非常に大規模な火災が続いています。

この火災は、チリの現代史で最も激しいものとなっていて、今現在も鎮火はしていないようです。1月31日までの状況は、ナショナルジオグラフィック日本語版の「写真レポート:チリ史上最悪の森林火災」などでも報じられています。

ちなみに、このチリの森林火災は、複数から出火しているので、すべてがそうであるわけではないでしょうが、その一部は間違いなく、

「故意に火がつけられた」

ものだそうです。

つまり、放火です。

昨年 11月に、イスラエルで、大規模な「テロによる森林火災」が起きた時に、

火の夢で目覚めた現実の世の中は「イスラエルが同時多発火災テロの炎に包まれて3日目の朝」だった… : 世界で激増する野火が示唆する近い未来
 2016/11/26

という記事を書きましたが、放火という形式のテロがこれまでなかったということと共に「その破壊の威力の凄まじさ」を見せつけられたものでした。

火をつけること自体は難しいことではなく、ある意味で「誰にでもできる」ことですが、その結果として、11月のイスラエルの火災や、現在のチリの大火災のようなことになる可能性を持つものです。昨年 12月に発生した新潟県糸魚川市の火災などもありました。

この「火災」というカテゴリーは、今後、世界中で「重いものになっていく」かもしれません。

そして、故意、自然発生を別にして、「過去 50年間は、森林火災の激増の期間だった」という事実もあります。1960年からの約 50年間で、森林火災の数は 40 〜50倍に増加しているのです。

下は、アメリカの統計ですが、全体としても、同じような傾向があるはずです。

PREC

 

話をチリに戻しますと、チリでは「大火災」と共に「大洪水」が平行して発生するということも起きています(報道)。

他にも、この1月には「 33度線上の出来事や自然災害」がとても多く起きていまして、その多くはご紹介できていませんでした。特に「南緯 33度線」でのものが多いです。南緯 33度線は、南米のチリ、アルゼンチン、そして、南アフリカやオーストラリアなどを通っています。

その中でも際だっていたものは、項目だけをご紹介しますと、以下のようなものがあります。

2017年1月に33度線で起きた印象的な出来事

1月27日 チリの海岸に「数百万トン」の死んだイワシが打ち上げられる

soychile.cl

1月中旬から継続 アルゼンチンで歴史的な森林火災

vk.com

1月20日 南アフリカのケープタウン近くに巨大な亀裂が出現

traveller24.news24.com

亀裂に関しては、先ほどご紹介しましたように、アメリカのアリゾナ州の 33度線地帯でも巨大な亀裂が発生していまして、「南北33度線の亀裂合戦」というような様相を呈しています。

 

この南アフリカの亀裂は規模も大きいもので、そのうちきちんとご紹介したいと思っていますが、どうもすべてというわけにはいかないです。

その他の、2017年1月に起きた自然現象のいくつかをご紹介したいと思います。


2017年1月の印象的な事象

・1月 宇宙

記録的なペースで「月と地球の間」を小惑星が通過し続ける

2017年1月に月と地球の間を通過した小惑星

小惑星 2017 AG13 直径約34m 地球から20万kmの地点を1月9日に通過
小惑星 2017 BX 直径約14m 地球から26万kmの地点を1月20日に通過
小惑星 2017 BH30 直径約8m 地球から3万kmの地点を1月30日に通過
小惑星 2017 BJ30 直径約21m 地球から34万kmの地点を1月日に通過

 (地球から月への距離は約38万km)

[記事] 驚異的な数の地球近傍天体の発見が続く。2017年1月だけで4つの小惑星が「月より内側」を通過 (2017/02/01)
[記事] 1月7日に発見された小惑星 2017 AG13 が 1月9日に「月と地球の間」を通過… (2017/01/09)

この「地球近傍小惑星」については、「 1月31日の 1日だけで、2017年に初めて発見された地球近傍小惑星が5個も通過していった」ということも、何となく別の意味で印象的でした。

・Spaceweather

 

・1月7日 ロシア

ロシア各地で観測史上で最も低い気温の記録が次々と塗り替えられる

[記事] モスクワで今世紀で最も低い気温を記録(その後、過去120年の最低気温を更新) (2017/01/08)

 

・1月中旬から現在まで ブルガリア、セルビア、オーストリア

ブルガリアの黒海、セルビアのドナウ川など、通常は凍結しな湖や大河が凍結

[記事] ブルガリアの黒海が過去60年間で初めての「凍結」という事態に (2017/01/16)
[記事] セルビアで凍結したドナウ川の氷の厚さは4メートルに達し、当局は、ハンガリーに氷砕船の出動を要請 (2017/01/24)

 

ドナウ川に関しましては、その後、オーストリアのドナウ川も凍結し、「スケートリンクにになった様子」が報じられていました。

巨大なスケート場と化したドナウ川(オーストリア・ウィーン 1月22日)

dailymail.co.uk

このドナウ川の様子は、17世紀のミニ氷河期(マウンダー極小期)に凍結したイギリスのテムズ川の上で遊んでいる人たちを描いた絵画を彷彿とさせます。

17世紀に凍結したイギリスのテムズ川の上で遊ぶ人々

 

寒さの関連の出来事では「もともと雪の降らないサハラ砂漠で、記録に残っている中で最大の量の雪が降った」ということもありました。

その雪の量は、日本の雪国にも負けないほどでした。

 

・1月22日 アルジェリア

サハラ砂漠で過去最大の積雪

・vk.com

[記事] もはや雪国 : サハラ砂漠に「メートル単位」となる史上最大の積雪 (2017/01/21)
[記事] アフリカのアルジェリア北部の雪が1週間降り止まず、サハラ砂漠の一部は完全な銀世界に (2017/01/24)

 

雪といえば、1月には、ヨーロッパの、スペイン、イタリア、ギリシャなどの、ふだんは基本的に雪とは無縁の温暖な国々が、大雪に見舞われました。

特に、イタリアは、中部では地震が止まらず、その中部から南部は記録的な大雪が降り続きました。

 

・1月中旬 イタリア

イタリアで歴史的な大雪

[記事] 収拾がつかなくなってきたイタリアの「雪のカオス」。中部は非常事態に陥り、軍が動員される事態に (2017/01/18)

 

この頃、日本でも各地で大雪となりました。

今現在は、各地の雪は比較的穏やかになっていますが、このまま雪や異常な寒波が収まり、春に向かっていくのか、まだもう少し天候の波乱があるのかどうかは今のところはわかりません。

あとは、不思議系というのか何というのか、そういう以下のような出来事がありました。

 

・1月20日 中国

中国で蜃気楼のようなビル群が上空に浮かび上がる

[記事] 中国湖南省の上空に出現した「空中に浮かぶ都市」の正体 (2017/01/22)

 

これは、夜間の放射冷却によって発生する「霧」による現象だと判明しまして、以前、「半透明UFOに続き、中国に出現した「空中巨大都市」… (2015/10/13)」でご紹介したような「謎の現象」というわけではなかったようです。

そして、あとは、メキシコとアメリカのテキサス州に「シンクロするような形」で、カラスの大群が現れたというのも印象に残っています。

なぜなら、トランプ大統領が「メキシコとの国境に壁を建設する」というアメリカ大統領令を発令した前日までに起きたことだったからです。

 
・1月20日、23日 アメリカ、メキシコ

アメリカとメキシコでシンクロした「カラスの大群」の出現

[記事] メキシコと米国テキサス州の「国境」をまたぐように「突如としてカラスの大群が出現」するシンクロニシティ (2017/01/25)

 

そんなわけで、相変わらずなのかもしれないですが、ものすごい急速な時間の進み方の中で終わったような 2017年最初の1ヶ月でした。

しかし、時間の流れはともかくとしても、ここでご紹介したことの多くは、「単発的な出来事ではない可能性が高い」ものです。

少なくとも気象や地質に関係した出来事は、今後も続いていく可能性の高いものだと思われます。

最初の月に始まったことが年全体に影響するかどうかはわからないですが、アメリカの大統領が就任したのも1月でしたし(これは年全体に影響しそうですが)、気温、天候、地質のどれをとっても、これからの地球というものの一部分を見せてくれているような気はします。

どんな1年になるでしょうね。もうなんかすでに混乱していますけれど。



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