理由の解釈の根幹は違うにしても、コロナは増えている
最近、またマスクについての記事を少し書かせていただきました。
これらは感染対策としての有効性や無効性について書いたものではなく、「マスク着用はひたすら有害である」ということについての記事でした。
(マスクの有害性の記事1)恐れるべきはコロナではなくマスク。死産や催奇形性から、子どもの学習障害まであらゆる「有害」を誘発することを示した研究論文を再び
In Deep 2023年8月28日
(マスクの有害性の記事2)揮発性有機化合物(VOC)やフタル酸エステル…。マスク着用が長い時間をかけて、あなたを蝕んでいく
In Deep 2023年8月30日
今でもマスクを推奨する意見をそのまま信じている人たちがいるということにはやはり驚きを感じざるを得ないですが、しかし、上の記事では、議論となりやすい、感染対策としての無効性ではなく、有害性に特化して書いています。予防効果はひたすらゼロ(実際にはマイナス)であるのに、有害性だけは無限大にあると。
まあ……今……増えていると思うんですよ。長期のマスク着用が原因の小さな子どもの「いろいろ」が。
健康そのものの問題もあるかもしれないですが、認知の発達とか言語の発達とか、あるいは、知力の発達とかにおいて、問題がそろそろ明らかになる年齢になる子どもが増えていると思います。
ちゃんと調査しなければわからないことですし、「思います」としか言いようがないのですが、小さな子どもたちの「発達の問題」が増えていないというのなら、それが一番いいことで、そうであればいいですが、さすがにそうは思えません。
まあしかし、そのようなこととは別に、この秋から、
「サイレントではあっても、コロナ(正確にはスパイクタンパク感染疾患)の激増」
が始まると見られます。
これについては、たとえば、最近の以下の記事に書きましたけれど、特に欧米の独立系メディアでは、「またもメディアがコロナで恐怖を喧伝して、第二次ロックダウンにもちこもうとしている」というような話がよく出ます。
(記事)変異種「エリス」と共に悪魔とイディオットたちが共に動き出す
In Deep 2023年8月21日
しかし、「恐怖を煽る」という話とは別に、独立系メディアの記者たちがあまり考慮していないことは、
「現在の世界は(日本は特に)大規模ワクチン接種後の免疫抑制下の世界である」
ということです。
コロナじゃなくとも、どんな感染症でも「大流行するのが当たり前の状態となっている」のです。
まして、日本では、9月20日から、もう 7回目だか 8回目かか 101回目だか知らないですが、また全国規模のワクチン接種が始まります。
最近のメルマガに書いたことがあるのですが、今度の場合、「ワクチン接種後のコロナの即事感染」事例も多発すると見られますので、相当な局面になる可能性があります。
その理由は、ファイザー社によるマウスの研究で、
「 XBB (つまり 9月から接種される型)への中和抗体は、まったくできない」
ことがわかっていることがあります。最近の以下の記事でも書いています。
(記事)「だまされるということ自体がすでに一つの悪である」 …XBB対応ワクチンの過去最大の影響の可能性について考えながらこのフレーズを思い出す
In Deep 2023年8月24日
9月20日から始まる接種では、この XBB 対応ということになるのですが、
「それが注射で体内に入っても、そのスパイクタンパク質を中和するものは何もない」
と言えるはずです。
結果として、村上康文 東京理科大学名誉教授がおっしゃる以下の状態に「なりやすい」と。
村上名誉教授:
「もうひつの問題は、XBB単価ワクチンのスパイクというのは、古い抗体にまったく反応できないんですよ」
「XBBのスパイクを不活性化できないということは、ワクチンを打って、スパイクの IgG が作られていても、その抗体は、新たに接種した XBB のスパイクをまったく不活性化できないと」
「ということは、スパイクの毒性がストレートに発揮されるということなんです」
あと、村上名誉教授は、XBB は、「ACE2 への親和性が 60倍とか 70倍上がっているんです」と述べています。
ACE2 への親和性、というのは、非常に単純な書き方をしますと、「どれだけ感染しやすいか」を示しているとも言えます。もちろん単純に「感染力が 60倍高い」という意味ではないにしても、抵抗するものがない体内にこれが入ってくるわけですから、ストレートに影響を受けてしまう方もいらっしゃると思います。
以下は、最近のメルマガからの抜粋です。
2023年08月25日の In Deep メルマガより
先日のブログ記事では、東京理科大学の村上康文名誉教授が「9月から始まる XBB 対応の接種は大変に危険だ」ということを述べていました。
「まったく不活性化できないまま体中を回ってしまうので、本来あるべきスパイクの毒性を 100%発揮するということが恐い」
と、村上名誉教授は述べられていましたが、この一連の言葉の中で、もっともピンッときましたのは、以下の発言でした。
「ACE2 への親和性が 60倍とか 70倍上がっているんです」
これを直接、「 60倍から 70倍、感染受容力が強い」と解釈していいのかどうかはわからないですが、(日本の場合)以下の状況にあり、「ほとんど抵抗なく XBB のスパイクタンパク質が入ってくる」と。
・抗原原罪が成立している
・複数回接種者に XBB変異型に対する中和抗体はまったくできない
・国民の多くの抗体は IgG4 化しているため、害は長続きする可能性
抗原原罪というのは、たとえば、6回まで接種している人は、それまでのワクチンにはすべて「武漢型」が含まれていましたので、
「武漢型、武漢型、武漢型、武漢型、武漢型、武漢型」
と接種し続けたわけで、免疫は武漢型「だけ」に対抗するように訓練(?)されてしまい、「他の変異種が体内に入っても、見向きもしない」というようなことです(何だか幼稚な解説で申し訳ないです)。
しかし、もう武漢型なんてものは、自然界にはまったく存在しません。
つまり、複数回接種者の免疫は、コロナに対して「存在しないウイルス株への防御だけを固めている」ことになります。
存在しないウイルスに対しての戦争の準備をしている。
形而上の世界です。
あと、これとは関係ないのだと思いますが、京都大学の宮沢孝幸准教授が動画で以下のように述べられていました。なんだかこう、非常に疲れたご表情をされていましてね。
以下の投稿では、「日本という国が徐々になくなっていく」とまでおっしゃっておられました。
准教授はこの動画で以下のように述べられています。抜粋です。
宮沢准教授の言葉
「タイムリミットが近づいています。…根拠は語れません。語れませんが、やばいですね。やばいんですよ。日本のタイムリミットが近づいています、という話ですね」
「タイムリミットが過ぎたら、どうなるのかというと、まあ徐々に、日本という国がなくなっていくんだと思いますけどね」
「私は日本というものは本当に素晴らしい国だと思っているんですね。たまたま日本人として生まれてきましたけれど、…今の日本人はダメですけど、やはり素晴らしいものを持っていたと。縄文時代からずっと、素晴らしい考え方もしていたわけですよね」
「その日本人が地球上からなくなるのはちょっと耐え難いなと思ったんです」
宮沢准教授が何について「日本が消滅してしまう」と述べられていたのかは、根拠は言えませんとおっしゃっていますので、わかりません。
ともかく、この秋はいろいろと起きそうです。
現時点でさえ、「緊急搬送困難事案」は、過去最大件数に迫りつつあります。以下の記事でグラフを載せています。
(記事)消防庁の「緊急搬送困難事案」の推移のグラフでわかる「潮目がさらに変化した」こと
BDW 2023年8月30日
以下は、2021年1月からの「緊急搬送困難事案」の推移です。
救急搬送困難事案に係る状況調査の結果(8月29日発表)
総務省 消防庁
ラインは、ピンクの折れ線グラフが「救急搬送困難事案のコロナ前との比較」で、オレンジの棒グラフが、コロナ疑いの事案数の推移です。
記事では、これに「コロナワクチンの週毎の接種数のライン」を重ねています。以下です。
救急搬送困難事案の推移とワクチン接種回数(黒いライン)の推移
第8波だか、つまり今年の冬までの流行波までは、コロナワクチン接種と、コロナ疑いの数が連動していて、また、緊急搬送困難事案も連動していたのですが、
「今はもう何もかんも関係なく、コロナも緊急搬送困難事案も急増している」
ということになっています。
今は熱中症での緊急搬送などもあるでしょうが、秋以降もこんな状態だった場合、原因はかなり特定できると思われます。
一部の人たちは、もう「すべてに対しての免疫の状態がボロボロ」なんです、おそらく。
スパイクタンパク質が体内にある限りはこの状態は続くでしょうし(消えたとしても免疫の悪化がすぐに戻るわけではなし)、そして、「スパイクタンパク質が最大で、どのくらいの期間体内を循環するのか」はいまだにわかっていません。
そして、現在、熱中症での搬送が増えているのだとしても、その理由の根底には、高温もあるだろうとはいえ、「スパイクタンパク質の攻撃などによる視床下部の体温調整機能の崩壊」があると思いますので、原因の根源としては、すべての感染症と似ていそうです。
(体温とスパイクタンパク質の関係)ターゲットは視床下部 : 体温と身体維持システムが破壊されるメカニズム
In Deep 2022年12月10日
子どもの免疫抑制は長く続く
最近発表された研究論文で、
「接種後の子どもの免疫の調査」
を示したものがありました。以下にあります。これは、接種後の「子ども」の免疫の調査として初めての研究です。
BNT162b2 小児における新型コロナウイルス感染症ワクチン接種は、異種病原体およびトール様受容体アゴニストに対するサイトカイン反応を変化させる
BNT162b2 COVID-19 vaccination in children alters cytokine responses to heterologous pathogens and Toll-like receptor agonists
大変難しい論文で、私に正確に説明することはできないですが、わかることは、
「接種後28日後でも、子どもたちに極端な免疫の低下が見られた」
という結果です。
特に、インフルエンザ菌、黄色ブドウ球菌、B型肝炎抗原などに対しての免疫が大変に低下したことがわかったようです(昨年、一昨年、世界中で子どもの肝炎が大流行したことを覚えてらっしゃいますでしょうか)。
こういうさまざまな感染症の拡大も、次の接種キャンペーン中や、その後に多数報告される事例となると思われます。
時間の経過と共に、むしろ日本では修羅場が拡大していくことになると見られますが(おそらく確定的)、止める術はないんですかね。
……ところで、先ほど、消防庁の「救急搬送困難事案」の資料にふれたのですが、この資料には、県別の各種の数字が載せられています。これが興味深くてですね。
そこに、「令和元年と同期との比較」という数値がありまして、つまり「コロナ前の同時期との比較」ということでいいと思うのですが、多くの県が、以下のように、+ 1000%超、というようなことになっています。
しかし、中には、「今も昔も0」という県があるのですよね。
たとえば、福井県と鳥取県、島根県などは以下のようになっています。
都道府県によって、ずいぶんと差がありまして、救急搬送困難事案が極めて少ないか「0」の県としては、青森県、群馬県、富山県、福井県、長野県、三重県、滋賀県、鳥取県、島根県、山口県、徳島県、愛媛県、沖縄県、などがあります。
救急搬送困難事案の数だけでは詳細な部分はわからないとはいえ、これらの県には何があるのかなあ…と考えたり。
いずれにしても、試練の秋が近づきます。
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