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アメリカで、パンデミック後の子どもたちの「双方向の会話」能力と読解力が壊滅的な崩壊に瀕していることに対して迅速な対策の必要性を米フォーブスが訴える

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小さな子どもたちの認知力と言語力、そして会話能力の崩壊はおそらく世界的に起きているはず

この2年半、「子どものマスク」については、ずいぶんと書きました。

特に小さな子どもの場合は、酸素不足による本人の脳や器官の発育不全についてのこともあるのですけれど、最も重大なことは、

「周囲の大人たちがマスクをしていることで、小さな子どもたちが表情も言葉も学べない」

ということです。

小さな子どもは、大人から「常に学んでいる」のです。勉強だの何だのではなく、自分たちの人間としての生き残りをかけて言葉と表情を大人から学び続けているのです。

以下の記事では、過去記事のリンクを含めて、特にマスクにより、小さな子どもたちが表情も言葉も学べないことを書いています。

 

[記事] そしてマスクは残った……。これによる脳力と認知力の低下は乳幼児だけではないことが最近のドイツの調査で判明。小学校高学年の読解力の低下が壊滅的に
 In Deep 2022年3月27日

 

パンデミック中の、特に乳幼児たちの知的レベルの極端な低下と、言語獲得能力の大幅な低下については、アメリカ CDC が、「言語に関する発達基準を変更する」ほどのこととなっています。以下の記事で取りあげています。

 

[記事] 米国当局は乳幼児たちの言語能力が極端に下がっていることを認識している… : CDCが言語発達基準を「生後24ヵ月で50語」から「生後30ヵ月で50語」に変更
In Deep 2022年2月22日

 

小さな子どもたちの恐ろしいほどの発達の低下が、全世界的に起きていることが想像されますが、特に、日本や韓国のようにマスク着用の遵守率が高い国ほど、ダメージは大きくなっていると見られます

これが赤ちゃんとなると、周囲の大人がマスクをしていることによる知的発達の阻害や言語能力の獲得の阻害に加えて、

「人の表情を学ぶ機会を失う」

ことも明らかで、そして重要なことは、こういうようなことは、「あとから取り戻せるものではない」ことです。

0歳から 3歳あたりに最初に獲得すべき「人間の表情の把握」の機会を失ってしまうと、何をどうやっても、後からは取り戻すことはできないのです。

以下の記事では、赤ちゃんがどのように「相手の表情を学んでいくか」ということについて、アメリカの教育メディアから取り上げています。

 

[記事] マスク社会がもたらす「本当のディストピア化が何か」に気づいた。それは表情を学ぶ機会を失った赤ちゃんたちによる「人の感情を理解しない人々の社会」の誕生
 In Deep 2020年8月26日

 

これは2年ほど前の記事ですが、そのまま今に至ってしまった

この2年間を「周囲の人々のマスク」と共に過ごした 0歳から 3歳までの数は、出生数から考えると、おおむね三百数十万人だと思いますが、そのほぼ全員が程度の差はあっても、

「何らかの欠陥を持ってしまっている」

ことになります。

あえて「欠陥」などという言葉を使っていますが、それほど私たちの社会が、子どもたちにおこなったことは罪深いのです。

将来的には、この現在 0歳から 3歳くらいの世代は、失われた世代として扱われてしまうことになると思います。学校でも社会でどうにもならなくなる。

実際にはもう少し幅広い世代となるとも思いますけれど。

今日、東京都医師会が「子どものマスク着用見直しを」と提言したことが報じられていました。

 

(報道) 子どものマスク着用見直しを 都医師会 (2022/05/15)

 

そこに、都医師会の理事の発言があり、

> マスクの着用が続いたことで、「喜怒哀楽が分からず、友達とのけんかが多くなったという事例が幼児から小学校低学年の児童で増えている」と指摘する。

とあり、報道を読んでいると、まるで「マスクの着用をやめればすべて元に戻る」ような雰囲気がありますが、「喜怒哀楽を判断する」ことは、後から教えても、学べるものではないのです。

人間の発達は極めて微妙で精緻であり、一般的に「何歳で獲得する本性」は、その年齢で獲得しないとダメなのです。

後からは獲得できません。ずっとそのままです。

 

しかし……私は、マスクのことをいろいろと書いていたにも関わらず、マスクについて、あるいはコロナ規制について、

「最も子どもの成長を阻害していることは何か」

ということを見逃していたのです。

自分の考えの甘さぶりに自分でも呆れますが、アメリカのフォーブスの最近の記事で、それらに初めて気づきました。

それは、

 

「会話の減少による、会話能力発達の阻害」

 

です。

このフォーブスの記事は……まあ、よく書いてくれたものだと思いますが、現在、アメリカで、

「子どもたちの深刻な読解力不足が起きている」

ことにふれ、今後どのよう対応していけばいいのかを提言しています。

読解力、というと、文章の理解の能力のようにとられますが、それもあるにしても、ここで問題としているのは、

「双方向の会話ができない」

ということなんです。会話の順番がわからない。

乳幼児などであっても、意味のある言葉を話し出せば、「双方向の会話」というものは、自然に成立していきます。

難しい話ではなく、たとえば、

 

大人 「ねえ、それ取って」
子ども「これ?」
大人 「ちがうちがう、あの丸いやつ」
子ども「これ?」
大人 「そう」

 

などの、こういう当たり前の会話も、実は「双方向の会話が成立している」ものです。

これくらいなら、早い子なら 1歳代に話していると思います。

フォーブスでは、これを「会話の順番」というように表現していますが、勉強して学ぶものではありません。

 

・相手が何かを言う

・次に自分が何かを言う

 

という、この双方向のコミュニケーション能力を人間は「自然に」獲得します。

それが「崩壊」したのです。

アメリカで「会話の順番がわからない」子どもが大幅に増えていることをフォーブスは伝えています。

これは、言ってしまえば、「人間のコミュニケーションの崩壊」です。

フォーブスの記事では、あえて「マスク」にはふれず、「パンデミック中に親などとの会話が少なくなったため」としていますが、マスクも大きく関係しています。

電話等以外では、会話での理解というのは「相手の表情込み」ですので。

もちろん、声だけでもある程度の感情は通じますが、ロックダウンなどによる会話不足により、子どもたちは「声の感情も学べなかった」可能性があります。

 

そもそも、マスクをしていれば、少なくとも小さな子どもは喋りたくなくなるでしょうし、まして学校などでも、

「黙食」

とかいう狂気が今も実践されています。

この「子どもたちに黙って食べることを強制する」ということが、どれだけの虐待かを考えてほしいと思います。これを提唱した者は、万死に値するほどの悪逆非道な命令だと私は考えます。

それに加えて、今の子どもたちは、語彙そのものが極端に少なくなっている。

 

[記事] マスクによる乳幼児の「深刻な言葉の遅れ」の増加率が「364%」に達しているとアメリカのセラピストが声明
 In Deep 2022年1月20日

 

ちなみに「会話の減少」は、「脳の発達も阻害」します。

たとえば、「会話と小児期の脳の発達」というアメリカのメディア記事では、

会話と共に小さな子どもたちの脳が発達していくことを、論文や専門家の言葉で伝えています。そこにはこうあります。

 

> 子どもは、聞く言葉が多ければ多いほど、脳の発達と言語スキルが向上し、それは人生の多くの分野での成功に貢献する。そして、ハーバード大学、MIT、ペンシルベニア大学の最近の研究によると、子どもの脳は定期的な意見交換によって最もよく発達することが示されている。 focusonthefamily.com

 

会話が小さな子どもたちの脳を発達させ、会話が言語処理能力を獲得していく、とする論文はたくさんあります。

5歳以下などの小さな子どもたちが、「後の人生で生きていくために」最も必要なことは、

 

・たくさんの人たちの表情(大人も子どもも)を見る

・たくさんの人たちと双方向の会話をする

 

ことであり、これを阻害されると、コミュニケーション能力は後からは取り戻せません。

先ほど、「後の人生で生きていくために」と書きましたが、彼ら彼女たちが成長して社会に入った時に、「双方向のコミュニケーションができている人たち」にとって、「双方向のコミュニケーションができない人」は「不要」となるはずです。

それでは友だちづきあいにもビジネスにもならないからです。

つまり生きるのが難しくなる。

以前、以下のようなタイトルの記事を書いたことがありますが、このような形でも、将来的に生きていけない可能性が高くなっています。

 

[記事] 小さな子どもへのマスクがどのようにその子たちを殺していくか
 In Deep 2021年9月27日

 

ちなみに、こういうことに関しては、人情的にとか人間的に考えてはダメです。感情を一切排除して、機械的に合理的に理詰めだけで考えないと今回のような悲劇を生みます

こどもたちへのマスクのような現在の大虐殺行為は、その厳密なメカニズムを徹底的に確認してからではないと行ってはいけないことでした。

 

今日、歩いていましたら、ベビーカーに乗った一歳代前半と思われる赤ちゃんが、ガッチリとマスクをしていまして、「こんな狂気がまだ続いている」と驚きましたけれど、親が「子どもの成長の本質」に対して、あまりにも科学的な考えを欠いているとしか言いようがないです。もはや同情もできない。

でも、当然、赤ちゃんのマスクを注意することなどできない社会です。

こんな狂気が2年半も続いている。

紛れもないディストピアですよ。

フォーブスの記事をご紹介します。




 


コロナ時代の赤ちゃんたちは「話す」ことが少なく、将来的な読解力の課題を示している

Covid-Era Babies Are ‘Talking’ Less, Signaling Future Reading Challenges
Forbes 2022/05/10

パンデミックが学齢期の子どもたちの学業成績に深刻な悪影響を及ぼしていることを私たちはすでに知っている。しかし、最近の証拠は、コロナ時代の赤ちゃんや幼児たちについても心配する必要があることを示している。

最近のある研究によると、コロナ関連の混乱のために、小学生低学年の約3分の1が、年齢相応の読解力を得るために集中的な支援を必要とする可能性があることがわかった。

その後の 2つの研究もまた、パンデミックの間に生まれた多くの子どもたちが学業の失敗の危険にさらされることを示唆している。

コロナ社会の中で過重な負担をかけられた親たちは、言語発達と、その後の読解力に不可欠である「会話」に赤ちゃんや幼児たちを参加させることができなかったようだ。

最近の研究で、これを克服する革新的なテクノロジーに依存したものがある。LENAと呼ばれる非営利団体によって開発された「トーク歩数計」は、子どもたちが着用するベストのポーチに収まる装置だ。これにより、研究者たちは幼児がどの程度の口頭での相互作用を経験するかを判断できる。 この装置は、子どもの近くにいる大人が話した言葉の数の両方を記録する。

さらに、このデバイスは、子どもたちが参加する「会話の順番」(相互作用がある会話)の数を計算できる。

研究によると、会話の順番の数は脳の発達に影響を及ぼし、子どもたちの学校に入るための準備、社会的な情緒的発達、および人生のその後の結果の重要な予測因子であることが示されている。

LENAのチーフオフィサーであるジル・ギルカーソン博士は、言語の開発が語彙を促進し、そして、語彙が読解力を得る準備を促進すると述べている。

LENAは調査の1つを実施し、0〜 9か月の 600人以上の乳児たちの記録を分析した。調査によると、パンデミックの間に生まれた赤ちゃんたちは、発声が少なく、会話の順番が少なくなっていた(※ 双方向の言葉のやりとりが少なくなっていた)

米ブラウン大学のアドバンシド・ベイビー・イメージング研究所の別の研究でも、同様の結果が見つかった。この研究所は、2010年以来、幼い子どもを持つ 1700以上の家族を追跡している。

パンデミックの 1年後、研究者たちは、子どもたちの平均認知能力が研究開始以来最低であったことを発見した。

乳児たちの別の分析では、2021年に言語機能の劇的な低下が見られた。

これは明らかに成人が開始する相互作用の会話が少なかったためだ。

発声と会話の順番が減少した理由はデータからは完全には明らかではないが、ブラウン大学の研究は、パンデミックに関連する要因が「乳幼児たちの神経発達にはるかに大きな影響を与えた」と結論付けた。ストレスのたまった親たちと社会的孤立の組み合わせが原因である可能性が高いようだ。(どちらの研究も、マスクが言語発達を妨げる可能性があるかどうかの問題には取り組んでいない)

ブラウン大学の研究を主導したショーン・デオーニ博士は、これらの調査結果は、とても気になると述べた。

子どもたちには強い回復力があるとはいえ、生まれてから最初の 1000日間はその後の成長にとって非常に重要だ。そして、最初の頃の問題を成長後に補うことは難しくなってくると博士は言う。

しかし研究者たちは、この状況に対処するために両親ができることはたくさんあることを強調している。LENAは、子どもの言語発達を監視することに加えて、相互発信的な会話を増やすための戦略を教える親のためのクラスを提供している。

研究によると、このプログラムは乳児の発語を 8%、相互作用の会話力を 30%押し上げた。

しかし、最も危険にさらされている子どもたちは、多くの場合、これらのツールや方法論へのアクセスが困難であり、時間、高等教育、およびその他のリソースが不足している家族のもとにいる子どもたちだ。

口頭での相互作用の低下はすべての社会経済的グループに影響を及ぼしていたが、研究では、相互作用の会話力の低下が下位 25%の中で最も劇的であったことを示されている。LENAの調査では、そのグループの子どもたちは、相互作用の会話数が 45パーセンタイルから 25パーセンタイルになった。

パンデミックの影響を補うために、これらの子どもたちは、家族だけでなく学校からも助けを必要とするだろう。

コロナ関連の学習損失に対処するための最も一般的な処方箋は個別指導だった。

アメリカ全体で勢いを増している基本的な変化の 1つは、無計画なアプローチからフォニックス(初歩的なつづり字と発音の関係を教える教科)などの基本的な読解力の指導へのアプローチ、そして体系的なアプローチへの切り替えだ。

すべての子どもたちが単語を流暢に解読することを学ぶために体系的なフォニックスを必要とするわけではないが、多くの、そしておそらくほとんどの子どもたち、特に社会経済的スペクトルの下方にいる子どもたちはそれが必要だ。

しかし、子どもたちが真に読み書きができるようになるためには、幼稚園で始まり、主に朗読と話し合いを通じて、学問的な知識と語彙を体系的に構築するカリキュラムに触れる必要がある。

初期の言語開発では相互的な会話における会話の順番が重要だが、文章では、初期の頃から、会話ではあまり見られない洗練された語彙と構文が使用される。

幼い子どもたちが、後に出会うであろう文章の種類を理解する準備をするために、彼らの「会話の順番」はより高い言語を含み始める必要がある。

パンデミックの結果、学校や教師たちが疲弊してきたのは事実だが、これまで生徒たちが失敗してきた読解力指導への取り組みに固執する理由として、教師たちに追加の負担が使われるとしたら、それは悲劇にほかならない。

特に、コロナの悪影響が今後何年にもわたって発生する可能性があるというこの新しい証拠に照らして、最も脆弱な学生たちを含むすべての学生に役立つ材料と方法を採用することに長い時間を費やしている猶予はもはやないのだ。

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