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12月06日にメルマガ免疫と戦争とパンデミックと5Gを発行させていただきました。

2023年からの世界 ディストピアへようこそ 人類の未来 健康の真実 悪魔の輪郭 日本の未来

三年後あたりには「出産という現象がきわめて稀少」になる可能性さえ出てきた。その原因がスパイクタンパク質なのかマイクロRNAなのかはともかく

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もともと歪な日本の年齢ピラミッドが崩壊する日

国や社会がまともに成立していくことについては、「人がたくさん死亡していく」ということだけなら、まあそれは確かに大きな問題かもしれないですが、それより問題なのは、

「人が生まれなくなる」

ということであることは間違いないと思います。

大量死などは、戦争を含めて過去に何度もありました。

しかし、「出生の消滅」という経験をした現代の人類社会は、あまりないと思います。

もともと数十年くらい前、日本でしたら 100年前、200年前というような時代には、社会の新陳代謝が早かった。赤ちゃんはいくらでも生まれてくるし、大人は生きてもせいぜい 50歳、60歳程度までの人たちが大半で、そして、そのほうは社会には活気があります。

今は人生 100年時代だなんだといっても、世界一の数の寝たきり高齢者を抱える日本のような国に「活気がある」とは言えないでしょう。

むしろ、気配としては「死んだ国」のイメージが近いです。

それでも「今後、子どもがたくさん生まれてくるのなら」一度社会が崩壊しようが何だろうが、あとから再建できる可能性もあるのでしょうが、

「全然生まれてこなくなったら」

それでジ・エンドです。

 

昨日、人口動態統計速報の 9月分が厚生労働省から発表されました。

全体の死亡数は、昨年とさほど変わらないですが、昨年の時点で過去最大の超過死亡でしたから、過去最大の超過死亡と同じレベルで推移しているという感じです。

この超過死亡数については、前年などと比較していく見方では、今後しばらくは昨年と同様の推移を示しそうですが、やや長い期間で見ますと、21世紀の「日本人の死亡数」というのが、いかに異様なものであるかがわかります。

以下は、21世紀の日本の超過死亡数の推移です。

2001年-2023年までの日本の超過死亡の推移

metatron.substack.com

どれだけいろいろな理由をつけても「前例のない数」です。

戦後最悪といっていいと思いますが、しかし先ほど書きましたように、どれだけ人が亡くなっても、新たにたくさん生まれてくるのなら、微かな希望も見えるのでしょうが、昨日の人口動態統計を見まして、さすがに愕然としました。

以下です。前年同月比との比較では 12%程度低下しています。

厚生労働省人口動態統計速報9月分の「出生数」より

厚生労働省

出生率というものが、1年前との比較で十数パーセント下がるという壊滅的な数値は通常ではあり得ないことです(出生率が十数パーセント上がるという異常性を想像していただければわかりやすいかと思います)。

あり得ない数値です。

日本では、コロナ前の時代を通して、一貫して出生数は下がっていましたけれど、今回の 9月の数値は「突然ドカンときた」感じです。

2017年から2023年9月までの日本の出生数の推移の比較

JINKOUZOUKA_jp

2017年の9月と比較すると、2023年9月は、2万人以上出生数が減っており、これは率として 20%以上などの世界になってきます。

しかし、この原因が「仮にワクチン」だとした場合、

「もはや接種からずいぶん時間が経過している」

わけです。

そこが問題なのです。

出産可能な年齢の比較的若い女性たちの場合、そう何度も何度もブースターを打ち続けた人たちが多いとは思えず、最後に接種してから、2年など経過している人もいると思われます。

なのに、上のグラフ(緑のライン)でわかる通り、今年 2023年は一貫して昨年より出生数が低いままで、さらに、8月、9月と、その差が拡大しています。

これは何だろう? と。

 

マイクロRNA と女性の不妊症

最近、「マイクロRNA (miRNA)」というものについて書くことが、やや多かったですが、少し前に、以下の記事を書きました。

男性の不妊症とマイクロRNA に強い相関があるという内容です。

(記事)マイクロRNAによる「男性総不妊症化」計画
In Deep 2023年11月20日

以下の、フィンランドで男性不妊症が 2023年になってから異様な増え方をしていることから、調べているうちに行き当たったものです。

フィンランドの「男性不妊症」の率の推移

Ilkka Rauvola

これは、「妊娠できる品質の精子を持たない男性が突然増えた」ということなんですが、その後、マイクロRNA は「精子形成の制御」と関係していることを知りました。

フィンランドの男性不妊症の突然の増加と、mRNA ワクチンによって誘導されるマイクロRNA に関係があるかどうかはわかりません。

しかし、この場合も「 2023年に増えた」ということが気になったわけです。2021年に増えたのではなく、2023年に突然増えた。

フィンランドは、日本よりはるかに早くにコロナワクチン接種を、少なくとも高齢者以外には停止していますので、若い世代でブースターを繰り返し打った人は、ほぼいないはずです。

ですので、「スパイクタンパク質が原因で男性不妊症が増えるなら、2021年からというが妥当なのではないか」と普通は思います。

しかし、そこがむしろ、これは「マイクロRNA の働きによるものなのでは」と思わせるところです。

少し前に以下のようなタイトルの記事を書きました。

(記事)心筋炎の原因はスパイクタンパク質ではなく「ワクチンmRNAにより生成されるマイクロRNAそのもの」であることを知る。そして、ガンと心筋炎とALSの饗宴の時代が近い…
In Deep 2023年11月19日

 

ここにあるガンや ALS(筋萎縮性側索硬化症) の発症にも、マイクロRNA が強く関係している可能性が高いそうなのですが、しかし、これらの疾患を想像すればおわかりの通り、

「これらの疾患は、発症してから急速に進行していくものではない」

ということがあります。

ゆっくりゆっくりと進行していく(最近は、ガンの場合、急速に進行するものも増えていますが)。

ですので、男女問わず、

「生殖機能の問題も、ゆっくりゆっくりと進行しているのではないか」

と思ったのです。

 

これについて、スパイクタンパク質(あるいは脂質ナノ粒子)の影響での、特に女性の生殖機能への影響でしたら、それは時間的にかなり急速です

スパイクタンパク質と脂質ナノ粒子が、女性の生殖機能にどのような影響を与えるかというメカニズムは、もう 2年以上前の記事ですが、以下にあります。

(記事)スパイクタンパク質とポリエチレングリコールが「生殖機能を根底から破壊する」メカニズムのすべて。それは女性に対しても男性に対しても
 In Deep 2021年6月21日

 

接種キャンペーン後、スパイクタンパク質や脂質ナノ粒子が関係したと考えられる「世界的な出生率の低下」は、すぐに数字にあらわれました

つまり、2021年から出生率の劇的な低下が各国で見られました。以下の記事に分析があります。

(記事)2021年以降の主要国の「出生率の劇的な低下」の詳細な分析と、推定されるその要因
 In Deep 2023年2月25日

2021年のいくつかの主要国の出生率の低下

SatansFlesh

あり得ない数字が各国で並びましたが、その後、このような数値はある程度は落ち着いてきていたのです(ただし、コロナ以前に戻った国ははないと思います)。

ところが、ここにきて、先ほどの日本のように、

「さらにガクンと出生率が落ちた」

と。

そこで、以下の記事で取り上げた海外のサブスタック記事の作者の言葉を思い出すのです。

(記事)「共通の miRNA 状態」により現出するかもしれない2025年頃の終末
In Deep 2023年11月13日

 

過去の実験で、マイクロRNA を用いて、運動ニューロンの保護遺伝子の「スイッチを切る(ノックアウト)」した 600匹のマウスたちは、その後、運動ニューロン疾患、つまり ALS のような状態になり、徐々に動けなくなっていったことが示されています。

そして、作者はこう書いています。

同じ問題が人間に関係する時期を推定することは非常に困難だが、できる限りの最善の推定では、早ければ接種後 3年目、そして、おそらく接種後 5年目などに始まるのではないかと考えている。

Jefferson Earl

ここで作者が書いているのは、「ヒトに、マウスでの実験でのような運動ニューロン疾患が起きるとすれば、接種後 3年から 5年ではないか」ということです。

しかし、こんな遺伝子サイレンシングというような高度なテクノロジーが介入しなくとも、

「大量の mRNA を体内に入れれば、必然的に、マイクロRNA が調節不全に陥る可能性がある」

ということを、イタリアやアメリカの医学者たちによる 2023年1月の論文で知りました。こちらの記事に翻訳があります。

抜粋です。

論文より

ワクチン接種スケジュールに基づくと、1回の投与には膨大な数のウイルス mRNA が含まれており、その結果、宿主細胞に大量にウイルスが侵入する。

これは「トロイの木馬」に似ており、マイクロRNA によって制御される任意の遺伝子ネットワークにおいて、一連の代謝イベント全体が正のフィードバックループとして引き起こされると想定できる。

…細胞の代謝経路は、質量作用の法則に従うため、多数のウイルス mRNA を標的とするかなりの数のマイクロRNA が生成されるはずだ

また、宿主のマイクロRNA 機構がマイクロRNA の処理に圧倒され、通常の細胞機能や分子経路から逸れてしまう可能性もある。

これは、マイクロRNA 経路の危険な長期にわたる調節不全につながる可能性がある

一部のウイルスメッセンジャー RNA が宿主マイクロRNA 転写プロファイルまたは安定性の変化を引き起こし、その結果生じる修飾されたマイクロRNA クラスターがさまざまな疾患の発症を促進する可能性があると仮定するのは合理的なことだ。

mdpi.com

> 1回の投与には膨大な数のウイルス mRNA が含まれており

とあり、それに伴い「かなりの数のマイクロRNA が生成されるはずだ」とありますが、1回の投与で体内に入る mRNA の量は以下のようになっています。

米国のサブスタック記事より

これらの抗新型コロナウイルスワクチンの 1回分に注入されるナノ粒子の数はまったく驚くべきもので、アストラゼネカのウイルスベクターは最大 500億個、モデルナの脂質ナノ粒子は 400億個、ファイザーの場合は、おそらく100億個に達する。

Marc Girardot

 

マイクロRNA の調節が全体的に混乱に陥っても不思議ではない量です。

この論文にあるような、

> さまざまな疾患の発症を促進する可能性がある

ということが起こり得るかもしれない、という話です。

 

しかし、今回のテーマは「出産」ですので、さまざまな疾患はともかくとして、では、

「女性の不妊とマイクロRNA には関係があるのか」

ということになります。

男性の不妊症には大きく関係していることは先ほど書きました。

これも、男性不妊症のときと同様に、論文を少しだけ調べましたが、「関係ある」ようです

タイトルだけになりますが、いくつか並べます。

女性の不妊とマイクロRNA の関係を述べた論文

女性不妊症におけるマイクロRNA
microRNAs in female infertility
2021/10/24

子宮内膜症および関連する生殖疾患におけるマイクロRNAの役割
The role of microRNAs in endometriosis and associated reproductive conditions
2009/09/22

マイクロRNAと婦人科生殖器疾患
MicroRNA and gynecological reproductive diseases
2014/10

どの程度の関連かはともかく、「関連はしている」ようです。

 

現状の出生数の低下は先ほどの通りですが、その一方で、

「胎児や赤ちゃんたちの死亡率も大幅に上昇している」

という現実があります。

英国では、子ども(特に、妊娠22週から出生後7日未満までの胎児と、新生児期の赤ちゃんたち)の死亡率が統計が取られて以来「最悪」になっていることを、医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルが伝えていました。以下に記事の一部があります。

(記事)英国の2023年の子どもの死亡数がデータ収集開始以来最多に。その多くが「胎児か赤ちゃん」
BDW 2023年11月25日

日本でも、「4歳以下の子どもの超過死亡がひどいことになっている」という現状もあります。以下にあります。

(記事)赤ちゃんと子どもの超過死亡率が日ごとに悪化している…
BDW 2023年11月4日

2023年5月までの日本の年代別超過死亡率の推移

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赤ちゃんは生まれない、最も小さな年齢の子どもたちの超過死亡は増え続けているでは、何だかもう先行きがないです。

また、この子どもの超過死亡の多さがあらわしていることは、その世代全体の身体状態が弱い、あるいは悪くなっているという可能性です。社会を作っていく最も若い活力が肉体レベルで削がれている。

この問題は日本だけのものではないですが、もともと、世界で最も歪んだ年齢ピラミッドが示されていた日本で、このようなことが起きているというのは、深刻なことだと思います。

 

また、マイクロRNA は「老化とも関係している」ことが、比較的最近の論文で示されています。これは日本語版フォーブスの記事「加齢とともに増えるマイクロRNA、抑制して「老化」が防げる可能性」にあります。

しかし、特定のマイクロRNA の不全が、「さらなるターボ老化を生み出す」可能性もないではないのかもしれません。

(記事)「ターボ老化」社会の行く末。論文からの推定としては、接種者全体の約50%が非常に長期のスパイクタンパク質の影響を受ける模様
In Deep 2023年10月25日

この記事を書いた時には、まだマイクロRNA というようなものに興味が向かなかった時ですが、スパイクタンパク質の「老化の加速」メカニズムに「老化と関係するマイクロRNA 」の何らかの調節不全などが体内で起き続ければ、

「ツインターボ老化」

というようなことさえあり得そうです。

ふざけて書いているのではなく、本当にあり得そうです。

特に若い人にそれが起きると、これもまた生殖機能と関係します。

さまざまな面で事態は深刻ですが、今さらどうにかする方法があるのかどうかはわかりません。

これからの数年を見続けるだけということになるのかもしれません。

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