4月8日に予定されている出来事
なんだか訳のわからないタイトルになっていますが、まあ、その通りでもあるということで、話を進めさせていただきます。
もうずいぶん近くなってきましたが、4月8日、アメリカ合衆国を皆既日食が縦断することについては以下の記事で書きました。
「米国の7つのエルサレム」上を通過した2017年の皆既日食から7年、今年の皆既日食は「米国の7つのニネベ」上を通過する
In Deep 2024年3月9日
アメリカを横断あるいは縦断する皆既日食は、21世紀の 50年間で 3回だけという結構な事象です。
今度のアメリカの皆既日食の前は、2017年と、そんなに以前ではなかったのですが、その前となると、今から 54年前のことでした。
皆既日食を報じた1970年のアメリカの新聞より
「何百万人が日食を見る。次に見られるのは 2024年」 Massimo
上の見出しには、「次は 2024年」とありますが、正確には 2017年に皆既日食があったのですけれど、何にしても大きなイベントです。
それで、今度の皆既日食となる 4月8日には、以下の 2つのことが行われることが、すでに、それぞれの組織から発表されています。
2024年4月8日に行われる2つのビッグイベント
1. NASA が、この日食と同時に 3基のロケットを月の影に向かって打ち上げる
2. CERN (欧州原子核研究機関)が、2年ぶりに、大型ハドロン衝突型加速器 (LHC) を再稼働させる
「別にこんな日にやらなくてもいいのでは?」という感じではあるのですが、NASA のロケットの打ち上げには理由があるようです。
以下は、米フォーブスの報道の冒頭です。
NASAが日食と合わせて3発のロケットを発射する理由
Why NASA Will Fire Three Rockets At The Solar Eclipse
forbes.com 2024/03/26NASAは、北米全土で日食が観測される 4月8日に、月の影に科学探査ロケット3発を発射すると発表した。
メキシコの一部、米国の15州、カナダを通る幅 115マイル(約 185キロメートル)の経路では皆既日食となり、南北アメリカ大陸全体で部分日食が観測されるこのイベントでは、日照量が突然低下する。
蛇の神(Serpent Deity)
宇宙機関のプロジェクト「日食経路周辺の大気の摂動」では、太陽光と気温の低下が地球の上層大気にどのような影響を与えるかを調査する予定だ。
打ち上げられるロケットの名称は、APEP で、NASA によると、APEP は、太陽神ラーの宿敵である古代エジプト神話の蛇の神にちなんで名付けられた。
この後も記事で説明は続きますが、「日食中の地球の大気の層の調査のため」ということのようです。記事には以下のようにあります。
> APEP の目的は、電場と磁場、密度、温度の変化を測定する 4つの小型科学機器を使用して、日食中の摂動、つまり地球の大気の変化を探ることだ。
目的は、はっきりとしているようですが、この「 APEP (アペプ)」ですね。この名は、はじめて聞いたのですが、調べますと以下のようなものでした。
アペプ
アペプは、古代エジプトの悪、闇、破壊の精神だった。太陽神ラーの最大の敵であるアペプは、完全に打ち負かすことのできない悪意のある勢力だった。毎晩、太陽が冥界(または空)を通過するたびに、彼の咆哮が空気を満たし、攻撃を開始した。
初期のピラミッド文書など には、悪や混沌の代表として多数の蛇神や悪魔が登場する。
先ほどのフォーブスの記事にも「蛇の神」という言葉が出てきますが、蛇の神の神話は全世界共通であるようです。日本にもあります。
WHO なんかもロゴは蛇です。
ともかく、NASA は、この日食と同時に「蛇の神」を月に向かって打ち上げると。
それで、同じ日に、CERN (欧州原子核研究機関)が、大型ハドロン衝突型加速器 (LHC) を再稼働させるイベントもあります。
2022年にヨーロッパのエネルギー危機で稼働を停止してから 2年ぶりの稼働となりますが、こっちに関しては、「なぜこの日なのか」はよくわかりません。
まあ、LHC のあるスイスは日食の影響は受けないですので、関係ないといえば関係ないのでしょうが。
これは、以下のように報じられています。
CERN、宇宙に密かに動力を供給する「目に見えない」物質を探索するため、4月8日の日食中に世界で最も強力な粒子加速器をテスト
dailymail.co.uk 2024/03/28
世界最大かつ最も強力な粒子加速器は、私たちの宇宙に密かに動力を供給している目に見えない粒子を探すために、4月8日に陽子を粉砕するように設定される。
理論では、17の異なる粒子グループが存在することが示唆されており、 CERN として知られる欧州原子核研究機関は、2012年に大型ハドロン衝突型加速器 (LHC) を使用して粒子グループの存在を確認した。
現在、チームは宇宙のさらなる謎、特に暗黒物質を解明することを期待して、LHC を再始動させた。
科学者たちは、エネルギーを増大させ、40億ドルの機械が正常に動作することを確認するために、LHC の超電導磁石のリングの周りに数十億の陽子を送り込む予備実験を開始した。
そして 来月、CERN はビッグバンの 1秒後の状況を再現するために、ほぼ光の速さで長さ 17マイルのトンネルを撃ち落とす予定だ。
LHC は今年後半まで実験を継続し、その後 CERN は、次のバージョンである高輝度 LHC(HL-LHC)に変換するために長い休止期間に入ることになる。
これらはどちらも単に科学報道であり、特に何があやしいとか、どうだこうだという話ではないです。
しかし、ここに「陰謀論と悪魔論が入りこむ」と、様相も興味深い状況となります。
アイワスという霊的存在がクロウリーの前に登場した日に
これについては、いろいろな記事や投稿を目にしましたが、たとえば、以下のような投稿があります。
3月30日の X への投稿より
4月8日、日食の日に、CERN が再始動する。
1904年 4月8日、アレイスター・クロウリーはアイワスと呼ばれる存在 (悪魔)と接触した。クロウリーの『法の書』を口述したのはこのアイワスという存在だった。
CERN はこの悪魔と接触しようとしているのだろうか?
アレイスター・クロウリーは、1904年4月8日に初めてアイワスという存在と交信したと主張した。彼はその存在をサタンと特定した。
彼らは 3日間、つまり 4月8日から 10日まで交信を続けた。その間、クロウリーはアイワスから「 X 記号」を描くように指示された。
奇妙なことに、4月8日は X 日食の日で、その日、NASA は 3基のロケットを打ち上げ、おそらく「通信障害」を引き起こす。
2基目のロケットは、スカル・アンド・ボーンズ協会に関係する数字である午後 3時22分に打ち上げられる。
同日、CERN の陽子シンクロトロン・ブースターが再稼働する。10日には、スーパー陽子シンクロトロンも再稼働する。
興味深いことに、CERN は 3月22日、つまり 322 にウォーミングアップを開始した。物理学者たちは、衝突装置内に 4次元の実体を発見したばかりだ。
この反物質工場は、犠牲の子羊に関連するユダヤ教の祝日である過越祭の初日である 4月22日にも反陽子を配送する。
人々が言っているように、本当に 3日間の暗闇が訪れるのだろうか?
その期間中に 4次元の悪魔が世界に解き放たれるのだろうか? それは CERN 内部の AI なのだろうか?
エイワスは AI のようであるし、聖書には底なしの穴から現れた「かつて存在したが今は存在しない獣」について書かれている。この底なしの穴は、粒子加速器内部のブラックホールであるかもしれない。
あるいは、すべてはただの狂気の陰謀説なのかもしれない。
ここまでです。
この最後の、
> すべてはただの狂気の陰謀説なのかもしれない。
ということを強く念頭に置かれてほしいと思いますが、それにしても、「数」に興味のある私にはとても興味深い。
ここに「スカル・アンド・ボーンズ(協会)」という言葉が出てきます。「 322 」を象徴としていると書かれています。
このスカル・アンド・ボーンズは、名前くらいは知っていたかもしれないですが、どんなものかはよく知りませんでした。これについて、おどろおどろしい見識もあるようですが、 Wikipedia に載っているもの、つまり「おおやけに公表されている部分」だけでもなかなかです。
部分的に抜粋します。
スカル・アンド・ボーンズ
スカル・アンド・ボーンズは、アメリカのイェール大学にある秘密結社。…アメリカの大学に複数ある排他的結社の一つで、入会に関する一切が不明であり、ただ大学の「新入生の中から15人選出される」ことのみが判明している。
…スカル・アンド・ボーンズは、322という数字に意味を付けている。「新入生には、322のナンバープレートを盗ませる」「入会に際し、頭蓋骨と 322が描かれ、リボンがかけられた黒い封筒が送られる」…
2004年アメリカ大統領選挙の候補者であったジョン・ケリー(1966年)や、ジョージ・W・ブッシュ(第43代大統領。入会時は1968年)、その父である第41代大統領ジョージ・H・W・ブッシュ(1948年)や、祖父プレスコット・ブッシュ(1917年)もスカル・アンド・ボーンズのメンバーだった。
歴代の CIA 長官はジョージ・H・W・ブッシュをはじめとしてスカル・アンド・ボーンズのメンバーが務めてきた。その他、スカル・アンド・ボーンズのメンバーは、金融、石油といった産業界の中枢だけでなく、国防総省、国務省などの政府機関にも存在している。
複数のアメリカ大統領と、歴代の CIA 長官を輩出してきたスカル・アンド・ボーンズという秘密結社。しかし、
> 入会に関する一切が不明
であるという組織でもあるようです。なお、歴代のメンバーがわかるのは、スカル・アンド・ボーンズが歴代の会員名簿を公開しているからです。
以下が、スカル・アンド・ボーンズのエンブレムですね。
ブッシュ大統領なんかも、このエンブレムをつけていたことになるようです。
ところで、シンボルである「 322 」という数は何だか唐突なんですが、数秘術では、「 7 」に相当します。しかし、何かいろいろと意味ありげな感じもする数字ですが、数にこだわり始めると、キリがなくなりますので、先ほどの投稿の内容のもうひとつの部分に進みます。
「アイワス」
についてです。
アイワスは悪魔なのか精霊なのか、自己なのか非自己なのか
先ほどの投稿に以下のようにあります。
> アレイスター・クロウリーは、1904年4月8日に初めてアイワスという存在と交信したと主張した。彼はその存在をサタンと特定した。
>
> 彼らは 3日間、つまり 4月8日から 10日まで交信を続けた。その間、クロウリーはアイワスから「 X 記号」を描くように指示された。
ここにある「 X 記号」については、なぜ、ここを強調しているかというと、今度の 4月8日のアメリカの日食は、前回の 7年前の日食のラインとの組み合わせで、アメリカ合衆国上で「 X を描く」からで、そのことを指しているのだと思われます。
X を描く2017年と2024年の皆既日食のライン
indeep.jp
そして、「アレイスター・クロウリー」が出てきます。
アレイスター・クロウリーも書き始めるとキリがなさそうですので、Wikipedia の説明の冒頭だけを記しておきます。
アレイスター・クロウリー(1875年 - 1947年)は、イギリスのオカルティスト、儀式魔術師、著述家、登山家。オカルト団体を主宰し、その奔放な言論活動と生活スタイルで当時の大衆紙から激しいバッシングを浴びた。スピリチュアル哲学のセレマ思想を提唱し『法の書』を執筆したことで知られる。
ここにある『法の書』の内容が、本人からの見識ではなく、「非物質的な知性体から伝えられた見識」だったとされています。
アイワス (Aiwass, Aiwaz) は、声によってアレイスター・クロウリーに『法の書』を伝えた知性体である。クロウリーは後にこの霊的存在を自分の聖守護天使とみなした。
『法の書』は、1904年4月8日から4月10日の3日間にカイロでクロウリーが耳にしたアイワスの言葉を書きとめたものとされている。
日本語の Wikipedia は、アイワスについての記述は以上ですべてとなっており、そっけないものとなっています。
英語版 Wikipedia は、相当長い説明となっていまして、その冒頭は以下のように始まります。
アイワスは、英国のオカルティストで儀式魔術師のアレイスター・クロウリーが 1904年4月8日から 10日に聞いたと報告した声に与えられた名前だ。
クロウリーは、この声は非物質的な存在から生まれ、カイロでの新婚旅行中に彼に法の書として知られるテキストを口述筆記した。
つまり、「人間ではない存在から授けられた見識」だったようです。
先ほどの X への投稿では、このアイワスを「悪魔」としていましたが、そのあたりはどうなのか。
もう少し詳しく見てみますと、以下のように書かれています。
「アイワス」より
しかし、クロウリーは最終的にアイワスを自分の聖なる守護天使であると認めながらも、晩年にはアイワスが自分とは別の客観的な存在であると主張するためにさらに努力を続けた。
彼の最後の著作『涙なき魔術』のように、聖守護天使は完全に客観的であるだけでなく、「ハイヤーセルフ」と混同されるべきではないとして、以下のように明言している。
この聖守護天使は『高次の自己』ではなく、客観的な個人だ。…強調して言わせていただくが、彼(アイワス)は自身からの単なる抽象的なものではない。それが、『高次の自己』という用語を私がかなり強く主張した理由だ。「自己」という言葉は、「忌まわしい異端と危険な妄想」を意味する…。
このアイワスというのは、自己と関係したハイヤーセルフではなく、客観的に完全に別の存在であると。
そして、その下の下りに以下のように出てきます。
「アイワス」より
著書『マジック・イン・セオリー・アンド・プラクティス』では、アイワスはクロウリーによって「悪魔」、「サタン」、「ルシファー」としてしっかりと特定されており、その「紋章はバフォメット (※ 元々はテンプル騎士団が崇拝しているとして告発された神)」だ。この主張は、クロウリーが「悪魔」について議論しているときに行われた。
「悪魔」は存在しないと説明した後、彼は次のように説明して自分の発言を明確にする。
「悪魔」とは、実際には、神が嫌いな人々の神に対するレッテルであり、この事実が、クロウリーが好む主題に関して非常に多くの「思考の混乱」を引き起こしたと述べた。
ちょっとわかりにくいですが、アイワスというのは、クロウリーによって「悪魔」と特定されたとしながらも、クロウリー自身は、
「悪魔は存在しない」
として、人々の神に対してのレッテルのひとつとして「悪魔」というラベル(?)が存在している…みたいな感じなんですかね。
アイワスの解釈は難しいようで、少なくとも、単に「悪魔」と切り捨てることは、ちょっとできなそうな存在のようです。
ところで、なぜ、このクロウリーの「アイワス」に興味を持ったのかというと、
「自分ではない、非物質的な存在から見識を得た」
という話について、ちょうど、昨年の終わり頃にかけてでしたか、1923年にノーベル文学賞を授賞した詩人のウィリアム・バトラー・イェイツさんという方がいましてね。
この方が後半の人生を賭けて取り組んでいたことが、やはり、
「非物質的な存在から得た見識の追求」
だったんです。
奥さまによる自動書記によって、その「見えざる指導者の知見」を研究し続けたのでした。
詩人イェイツのことは、ブログではあまり書いていないのですが(どうしても、自動書記の内容の話が中心となり、オカルトすぎますので)、以下の記事で少しふれています。
また詩人イェイツが! 米法律事務所ラザフォード研究所の「人間の顔をした怪物が私たちの自由を破壊する」という記事
In Deep 2023年10月26日
イェイツさんのことについて、昨年のメルマガではずいぶんと書きましたけれど、その「非物質的な存在との交流」による自動書記を記録した『ヴィジョン』という本を入手するのには苦労しまして。
手に入った時に、嬉しさのあまり書いたメルマガのタイトルは以下でした。
『ヴィジョンの果てにランランラン ♪』 メルマガ296号
浮かれてるでしょー(浮かれすぎだろ。なんだこのタイトルは)。
いやしかしですね、このイェイツさんの『ヴィジョン』の日本語翻訳版は、本当に手に入りにくかったんです。アマゾンの『ヴィジョン』なんて半年以上、「この本は現在お取り扱いできません」のままです。高値だとか何とかではなく、「ない」のです。
そう簡単には手に入んないぞ、やーい(誰に言ってる)。
その『ヴィジョン』の序文の最初は以下です。
イェイツ『ヴィジョン』序文1より
1917年10月24日、結婚後4日目の午後、驚いたことに新妻が自動的に筆記をはじめた。
つながりのない文、判読もむずかしいような自体であらわされた内容が、なんとも刺激的であり、ときにはきわめて深遠なものだったので、妻に、これからは毎日 1、2時間を、その正体不明の作家のために当てるようにと説得し、私はそうした時間が 5、6時間もたれた後、残された一生をそのバラバラの文を解きあかしたり、つなぎあわせたりして送りたいと言った。
すると(見えない指導者から)返答があった。
「それはならぬ。我等がここに来たのは、おまえに詩歌の隠喩(メタファー)を教えるためだ」
正体不明のこの先生は手はじめに、私が出版したばかりのエッセイ『月の沈黙を友にして』のなかから、テーマをえらんだ…
今回のアイワスに対するクロウリーの見解を知って興味深かったのは、クロウリーは、
「アイワス(霊的存在)は、高次の自己(ハイヤーセルフ)ではない」
と述べているのに対し、イェイツさんのところに来ていた「見えざる教師たち(複数)」は、
「それらは自我(自己)である」
としていたことです。
イェイツ『ヴィジョン』序文12より
かれらのひとりは伝達の行われた最初の月に、「われわれはしばしば、創造された影にすぎない」と語り、また、ほかのひとりによると、精霊は、人間になにか真実を語るのではなく、人間が自身の「ダイモン」(究極の自我)の声に否応なしに耳を傾けなければならない状況や、運命の危機を作り出す者だという。
また、伝達者たちがいくどもなく繰り返した主張によれば、あきらかにされた全体系は、妻や私のうちにある「ダイモン(究極の自我)」による創造であって、それは私たちにはもちろん、彼らにとっても驚異なのである。
この教師たちは私にこう教えた。「精霊」は「客体」すなわち映像であり、歪曲された像であるにすぎない。
真実そのものは、三位一体を称えて名づけられた「霊魂我」のうちに宿るが、それをみいだすのは「ダイモン(究極の自我)」の働きである。聖別された精霊を求めるには、万人だれしもに備わる自我のうちを探らなければならないのだ、と。
クロウリーやイェイツさんに語りかけていた「存在」は、自己なのか自己ではないのか。それとも、それぞれが別モンなのか。あるいは、別モンなんていう概念はないのか。
……えーと、もう何の話として記事を書き始めたのかよくわからなくなってきました。
まあいいや。
ともかく、日食のある 4月8日には、
・スカル・アンド・ボーンズ (322という象徴数)の影が走る
・アイワスの(120年前の同じ日から)象徴の日
という概念が、偶然重なるという話でした。
現実として、4月8日には日食以外には何も起こらないと考えるのが妥当です。しかし、「この 4月8日には、数字や文字をはじめとした、さまざまな『象徴』が世界を駆け巡る」ことは確かです。
ただ、そういうこととは別に、少し前のこちらの記事でふれましたけれど、今回のアメリカの日食への観光客数は「前代未聞」になるとのことですので、テロの可能性は常にあると思われます。
これはオカルト面の話ではなく、それほどの人が集まり、そして日食で全体が暗いという条件は、テロ的行動には最適であり、それだけに、アメリカあたりに住まれる方は、「人がたくさん集まるところには近づかない」という原則があるだけだと思います。
なお、皆既日食は、それが象徴的にいいものであろうと、悪いものであろうと、現象としては、太陽と月が作り出す「奇跡」です。
7年くらい前の以下の記事で書いています。
なぜ「完全な日食」を気にするのか (それは太陽という存在自体が奇跡だから)
In Deep 2017年2月28日
ツアーを組んで観光するようなものではないはずです。
人々の足で踏みにじられ続ける富士山と同じになっちゃう。
どんなものに対しても、多少、自然のものや自然現象への敬意を取り戻さないと、今以上に大きな罰が当たりかねないです。
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