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10月11日にメルマガ悪魔の精神操作。ついでに、77年前の米軍によるハリケーン操作実験も思い出すを発行させていただきました。

2018年からの世界 人類の未来 拡大する自然災害

まるで全世界が洪水の中のようだ : フェニックス神の聖地であるレバノンの黙示録的な洪水で想いを強くする「この世の行方」

投稿日:2018年6月16日 更新日:

報道タイトルに「彼は怒っている」という言葉が入る6月13日のレバノンの洪水の報道

kataeb.org

バールベック - Wikipedia

バールベックとは、レバノンの東部、ベイルートの北東のベカー高原の中央にある古代遺跡。ユネスコの世界遺産に登録されている。バールベックとは「ベカー高原の主神」を意味し、フェニキアの神ハダドが祀られていた事に由来するといわれ、本来はフェニキア系の神々の聖地だったと考えられる。(※ 訳者注 / フェニキア = フェニックスの語源)




個人の中で続いている「黙示録」の中で


・6月13日 レバノンのバールベックの光景。mohammed albaloushi

先月の終わり、アラビア半島のオマーンという国で発生した洪水の様相を見て、私は、まあ感覚的な話ではありますけれど、思うところがあり、下のようなタイトルの記事を書かせていただきました。

中東オマーンのこの世の終わり的な洪水を見て、瞬間的に「黙示録が今始まった」と自覚するに私を至らせた今の世界の中で
In Deep 2018/05/29

それからというもの、つまり、6月に入ってからの世界では洪水、しかもそう滅多に洪水など起きないような場所での大洪水が相次いでいます。その5月のオマーンでの洪水は、形容のしがたいすさまじいものでしたが、理由はその様相だけでもないとはいえ、自然災害においては「様相」というのもまた重要なものだとも考えます。

それは、「様相の凄まじさによって、その災害は世界の多くの人々の心の中に入り込み、その中に残ることになる」からです。

下はその5月のオマーンの洪水のひとつのシーンです。

5月27日 オマーンの洪水の様相


mohammed albaloushi

数日前のレバノンの洪水もすさまじいもので、基本的に砂漠の国で起きていることだと考えますと、「聖書のような」というような形容をしても構わないような気もします。

下はレバノンで SNS 等にアップされたものををいくつかまとめた動画です。

https://youtu.be/82Algqkjqj0

撮影された場所はレバノンのさまざまな地域ですが、冒頭の報道にあります「バールベック」という「元々のフェニキア(フェニックス)の聖地」を入れた地図を示しますと、以下のようになります。

レバノンの国の位置とバールベックの場所

Google Map

 

この 6月からの世界での洪水の発生の回数はものすごいもので、もはや個別に記事にするようなゆったりとした頻度ではなく、日々どこかで大きな洪水が発生している状況です。

特に、今年はヨーロッパの洪水がひどい様相で、「ヨーロッパのどこかでは、毎日、洪水か雹嵐が起きている」と書いても特に大げさではないです。

しかし、冒頭に示しました「レバノンの洪水」は、個人的に「別格」感がありまして、この洪水こそ、先ほどリンクしました5月の記事のタイトルにあります、

「黙示録が今始まった」と自覚するに私を至らせた今の世界

というものとリンクするものなのでした。

ただ、それをきちんと説明するのはとても難しくて、個人的な思い入れの中で展開している話でもありますけれど、キーワードとしては、

・北緯33度線

・フェニックスという言葉と概念

というものがトップにあり、そして、今回の冒頭の洪水の話は、それらのキーワードに、

・崩壊

というキーワードが重なるもののように思えるのです。

フェニキアを由来するとされる「フェニックス」という言葉には

・この世に貨幣制度をもたらした

というような概念や、

・この世に戦争による流血という概念をもたらした

というような概念が含まれていますが、今回はふれません。

ややこしい話であるという以上に、自分でもこれらの概念の流れが最近は何が何やらわからなくなってきているので、今書くのは適切ではないように思います。

関係ある過去記事をいくつかリンクさせていただくにとどめます。

「フェニックスの意味」と関係するいくつかの過去記事

5000年におよぶ「血の歴史」を持つフェニックスという言葉の概念を知りたくて・・・。歴史的な皆既日食の翌日、北緯33度上の最大都市がアメリカ分断の象徴となった日に
 In Deep 2017/08/23

頭の中の終末模様を彩る事象や概念……それは鳥や占領や北緯33度、あるいは世界共通仮想通貨フェニックス
 In Deep 2018/02/13

「歴史上初めて1ヶ月間1度も太陽が出なかったロシアの12月」や、「アメリカの《新しい安息地》にマグニチュード2の地震を発生させた火球」が示唆するかもしれない2018年
 In Deep 2018/01/18

冒頭にご紹介している記事は、レバノンで 6月13日に起きた非常に激しい洪水についてのものなのですが、この報道記事に、

「彼は怒っている」

という下りがあるのが気になりまして、それで最初にご紹介しています。アラビア語ですので、「彼」という訳はほぼ直訳となりまして、何か適切な他の言い方があるのかもしれないですが、ここでは「彼」としています。

日本語での「彼」の意味は広すぎて、特定は難しいですが、それでも、たとえば日本語での表現の「私の彼は左きき」というような「彼」とは意味が違いそうです(そりゃまあそうだ)。

そして、レバノンの一部の人たちには、その「彼」が「怒った」ように感じたらしいのです。

なお、この「彼」というものと関係しているかどうかはわかりませんが、「神学」の中での位置としての「洪水」の説明のひとつに、ルーマニアの宗教学者ミルチャ・エリアーデという人が『世界宗教史』というものの中に書いた以下の下りがあります。これは、現実の洪水やその被害に対してのものではなく、学問的な意味だとお考え下さい。

ミルチャ・エリアーデ『世界宗教史』より

洪水の原因は人間の罪であると同時に世界の老朽化であることが確認される。

宇宙は、生存し、生産するという単なる事実によって、しだいに退化し、ついに衰亡するのである。これゆえに、宇宙は再創造されなければならない。

言いかえれば、洪水は新しい創造を可能にするために「世界の終末」と罪に汚れた人間の終末を大宇宙の規模で実現するのである。

(略)

洪水神話の大部分は、いわば、宇宙のリズムの一部を形成していると思われる。

堕落した人間が住む「旧世界」は原水のなかに没し、しばらくすると、「新世界」が「混沌」の水から出現するのである。

くどいようですが、これは「学問」の中の話であり、実際に洪水の被害を受けることとは何も関係もありません・・・ということになっています

 

やっばり、この洪水やフェニックスが絡む話になると、どうも話が複雑になっていきます。

あまりいろいろと難しく考えるのも良くないかなと最近は思っていますので(滅びる時は難しく考えても簡単に考えても同じような気が…)、このあたりの話はここまでということで。

 

そんなわけで、先月のオマーンでの洪水に続いて、「フェニックスの神の発祥地であるレバノン」で発生した洪水の光景に、やはり、「黙示録が始まっている」としみじみと実感した次第です。

もちろん、私個人の感覚的な話ですから、他の方々が間に受けるような話ではないです。

しかし、これは、レバノンの報道が言う「彼が怒った」からというより、少し前の記事でふれた「サイクル」というものから考えたほうがわかりやすいものなのかもしれません。「黙示録のサイクル」というようなものがこの地球にはあるのかもしれません。

でもまあ、「彼が怒っても仕方ない時代」であるというのもまた事実なのかもしれないですけれど……。

なお、最近の印象的な洪水についてご紹介しておこうと思ったのですが、6月だけにしても、ちょっと異常に多くて、個別にご紹介するのは時間的にちょっと無理なようです。

6月に入り、現在までに継続的に洪水が続いている国や地域としては、ヨーロッパでは、フランスやドイツ、イタリア、ギリシャ、そしてルーマニアなどでの洪水が顕著ですが、他の多くのヨーロッパでも大部分の国で 6月に入ってから洪水に見舞われていると考えていいと思われます。

6月13日 フランス・ルルドの洞窟付近の光景


Infos Francaises

そして、中東でも先ほどのレバノンや、あるいはトルコなどでも激しい洪水が続いていて、メキシコでも大規模な洪水が発生し続けています。

日本でも、今日(6月16日)、台風 6号の影響で、沖縄では「 50年に 1度の雨」という形容が報道ではなされていましたが、ほぼ観測史上最高レベルの雨となっていたようです。

今後も、特定の国や地域についてはともかく、北半球全体の最近の気象の動向をごく普通に考えるだけでも、この夏は「全面的な洪水の時代」となることは避けられないと思われます。

それと共に、最近の記事で何度か取りあげていますように、地震と火山の噴火が相次ぐことも、おそらく避けられません。

そういう時代なのですから、来たるべき時代について憂慮ばかりしていても仕方のないことで、悲嘆するよりは、むしろそれを自分に有利に導く方法などを考えるのも悪くはないことだとも思ったりいたします。
 

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