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4月12日にメルマガ夢見と古代ギリシャと「痛みとの個人的歴史」が混沌とを発行させていただきました。

2022年からの世界 人類の未来 健康の真実 悪魔の輪郭

「最大の目的は逆転写」 : その理由

投稿日:2022年9月21日 更新日:




 

1年半近く経ってから過剰死が増え始めている理由

最近、「世界各国での過剰死」について書くことがあります。

以下のような記事で取りあげました。

 

[記事] ヨーロッパ全体での「謎の過剰死の急増」に困惑する専門家と科学者たち。欧州最大の超過死亡率を記録したスペイン政府は正式な調査を命じるが、各国保健当局はデータの公表を拒否
 In Deep 2022年9月16日

[記事] ポルトガルの超過死亡率が驚異的な「50%」増加に迫る
 地球の記録 2022年9月11日

[記事] オーストラリアで「原因不明」の異常な超過死亡率の増加が公式に発表される
 地球の記録 2022年9月20日

 

実際には、パンデミックが始まった頃の 2020年1月から今年の 2022年7月までの「超過死亡数の累積上位5カ国」は、以下のようになっています。人口調整していない実数です。


Epoch Times

アメリカの人口が、3億3000万人ほどで、ブラジルが 2億人強である以外は、人口 1億人強の国です。

もっとも、これは累積でして、最近のグラフが「横ばい」になっていますが、今年春以降くらいからは、この国のどこもが際立った超過死亡を示してはいないことをデータは示しています。

メキシコやロシアは、現在、過小死亡(超過死亡がマイナス)を示していますし、他の国も特別に急激な増加を示している国はありません。

やはり「ヨーロッパとオーストラリア」などでの最近の超過死亡の増加が著しくなっています。

しかし、この過剰死は何が原因なのか

仮にコロナワクチンが関係しているとしても、ヨーロッパの国々では、早い国では、2020年12月から接種が開始されていますので、最初の接種から、そろそろ 1年半を超えて、2年に近くなっているような人たちもいるはずです。

しかし、

「過剰死が数字にあらわれ始めたのは、2022年の春以降」

でした。

ブースター接種の問題とか ADE があるにしても、(過去記事「6回目ぐらいで全部死んでしまう」等)、仮に ADE なら、「死因はコロナ」となることが多いと見られますが、実際には、ヨーロッパのほとんどの国でも、オーストラリアでも、それはほんの一部であり、コロナとはまったく異なる原因での過剰死が続いているのです。

あるいは「自然免疫」や「ガンの多発」「自己免疫の問題」なども多数含まれていることは確かで、あるいはスパイクタンパクの直接的な影響も多いとは思います。たとえば、カナダのアルバータ州では 2021年の死亡理由のトップが「原因不明の死」であることがカナダのテレビ報道で伝えられていました。原因は不明とされています。

 

ですので、過剰死の原因は、やはりそこ(ワクチン)と関係してくる可能性以外を考えることは難しいのですが、しかし、時間が経過するほど過剰死が増えているという点から最近思ったことがあり、あくまで個人的な推測ですが、それを書かせていただこうかと思っています。

また、

「今だからこそ、さらに強い書いておきたい」

とも思います。

この「今」というのは、この秋から始まった新しいワクチンの接種が、今後展開されていく時期という意味です。

 

その理由は、ふたつあります。

ひとつは、前回の記事「上海帰り…ではないリル、そしてトジナメランと…」で、はっきりとは言えないにしても、秋からの新しいコロナワクチンは、

「以前のものよりさらに G(グアニン)と C(シトシン)がたくさん入れられている可能性がある」

ということがあります。

この、G(グアニン)と C(シトシン)が増えるということが、どういうことかといいますと、最大の問題は、

 

「 G と C が増えるほど、スパイクタンパク質の生産量が増える」

 

のです。

これは、最初、私はマサチューセッツ工科大学のステファニー・セネフ博士のインタビュー( In Deep の翻訳記事)で知ったのですが、2006年の時点で判明していたもので、ポーランドの国際分子細胞生物学研究所の科学者たちによる論文がこちらにあります

この論文の概要には以下のようにあります。

 

(2006年の論文より)

> GC に富む遺伝子は、GC に乏しい遺伝子よりも数倍から 100 倍以上効率的に発現された。

 

セネフ博士は、昨年のインタビューで、「 1000倍」という数字を述べています。

 

(2021年のステファニー・セネフ博士のインタビューより)

> 彼らが、ワクチン mRNA に対して行ったもう一つの改変は、RNAに余分な G(グアニン)と C(シトシン)をたくさん追加したことです。G と C をたくさん入れ、スパイクタンパク質を作ることを有利にしています。

> その結果、自然の新型コロナウイルスのスパイクタンパク質の産生能力を 1,000倍にし、mRNAが、より多くのタンパクを産生するようにしたのです。ですので、ワクチンの RNA は、天然の RNA を使った場合よりも、より多くのスパイクタンパク質を作ることができるのです。 indeep.jp

 

これは初代のファイザー社ワクチンの話で、初代も、自然のコロナウイルスより多くの G と C を組み入れられて作成されましたが、今回のものも……きちんと計算したわけではないですが、目算で見た分では、さらに G と C が増えているような感じがします。

それに加えて、以下の記事で書きましたが、この秋からの新しいコロナワクチンは、「トリス-スクロース製剤」というものとなっており、

「以前より mRNA の不安定化が起きにくい」

ものです。

普通に考えれば、以前のワクチンより多くの場合で、スパイクタンパク質の生産が「正常になされる」のではないかと思われます。

 

[記事] トリス-スクロースの新しいコミナティの時代に
 In Deep 2022年9月19日

 

普通の薬剤でしたら「有効成分が、より安定する」ことはありがたいことなのですが、このワクチンの有効成分(リルトジナメランという名の mRNA)が作り出すものは、

「強化されたスパイクタンパク質」

です。

これは初代からそうですが、遺伝子コードの変更により「プロリン」と呼ばれるタンパクを修復する能力を持つアミノ酸を強化しています。これも、セネフ博士が論文で述べています。セネフ博士の論文はこちらにあります。

壊れにくいスパイクタンパク質が、自然の生産数の 1000倍などの量で作られるわけで(新しいものでは、さらにアップしている可能性さえあります)、そして、以前より「ワクチンそのものが、超低温ではなくとも壊れにくい」ということで、安定性が増しており、このあたりから考えましても、

「秋からの新しいワクチンは、以前よりとても強力である可能性がある」

ということが、あくまで推定ですが、言え得るかもしれません。

しかし、最初のほうに書きました、「時間が長く経てば立つほど超過死亡が増加し続けている理由」は何かと考えました。そこに「逆転写」という概念が強く思われるようになりました。

要点だけ振り返らせていたただきます。




 

永遠のスパイクタンパクの生産

この「逆転写」というのは、平たく書きますと、

「 RNA がその人の DNA に統合される」

というようなことですが、以前の学問では、大前提として、「 RNA → DNA という干渉は起きないもの」という考えが基本だったのですが、次々と例外が判明していく中で、

「今では、RNA → DNA という干渉は、比較的一般的なことかもしれない」

とさえ考えられています。

まあ、一般的なことはともかくとして、コロナウイルス(自然もワクチンも両方ですが、ただし書きましたようにワクチンのタンパクのほうが強いです)のスパイクタンパク質が、

「 DNA に組み込まれる」

ことが最初に確認され、査読済み論文として発表されたのは、2021年5月でした。米マサチューセッツ工科大学の研究者などによるものです。

ブログ記事では、こちらで取りあげています。

その後、今年 2月になり、スウェーデンの研究者たちも逆転写が起こることを確認し、しかも、「接種後 6時間で起きた」ということを見出しました。以下の記事にあります。

 

[記事] ワクチンmRNAのDNAへの「逆転写」がスウェーデンの研究で確認される。しかも接種後「6時間」という早さでヒトDNAを修飾することが示される
 In Deep 2022年2月28日

 

この時に驚いたのは、この「 6時間というスピード」でした。

このときの記事には書かなかったのですが、こんなに早く逆転写が起こる《メカニズムがあるはず》と私は想定していました。

つまり、

「もともと逆転写を促進する何らかの機能が、ワクチン成分に含まれている」

と。

 

ちなみに、これに関してましては……と探しますと、昨年 7月のメルマガですから、1年以上前のものなのですが、「逆転写を促進するキッカケのひとつが DNA の損傷である可能性」を複数の論文で知りました。

「 RNA が、DNA の修復の役割を担っている可能性」を示す論文は複数あり、以下のようなものがあります。

RNA による DNA 修復 (2016年)

DNA 修復における RNA (2020年)

DNA 二本鎖切断修復における RNA の役割 (2020年)

 

どれも難解なもので、きちんと理解できないものが多いですが、非常に大ざっぱに書きますと、

「 DNA が損傷した時に、 RNA が修復のために DNA に干渉する

ということがあるようなのです。

ですので、

「 DNA に損傷を数多く与えられれば、逆転写の可能性が増加する」

のではないかと私は当時考えていました。

 

それで、「もともとスパイクタンパク質自身が、DNA を損傷する能力、そしてその修復を阻害する能力を持っている」ことが今年わかりました。

2021年10月に公開されたスウェーデンの研究者たちによる「SARS-CoV-2 スパイクタンパクは、DNA 損傷修復を損ない、V(D)J 組換えを阻害する」というタイトルの論文でした。

 

(スウェーデンの論文の項目の見出しタイトルより)

・SARS-CoV-2 スパイクタンパク質は DNA 損傷修復を阻害する

・スパイクタンパク質は、DNA 損傷修復チェックポイントタンパク質の動員を妨げる

・スパイクタンパク質は V(D)J組換えを損なう

MDPI

 

この「 V(D)J 」というのも、人間の免疫の重要なメカニズムですが、ここでは割愛します。こちらの過去記事をご参照いたたければ幸いです。

いずれにしましても、スパイクタンパク質というのは、「 DNA 損傷の修復を阻害する」のです。

この場合、「 RNA の出番」が大幅に増える可能性があります。

逆転写のチャンスを増やすことができる。

 

また、以下の記事などでご紹介しましたが、ワクチン接種者たちの血液の大量の分析により「さまざまな異物が混入している可能性が高い」ことがわかっています。

 

[記事] ドイツの分析チームが「ワクチン接種した人たちの血液分析」を実施し、未接種者の血液と比較。結果をドイツのすべての国会議員に送付…
 In Deep 2022年8月15日

 

その後、イタリアの研究者たちが、1,006人分という大量の血液分析を暗視野顕微鏡という高度な顕微鏡で分析した論文が発表されています。これは以前のメルマガで内容をご紹介しましたが、論文は以下にあります。

Dark -Field MicroscopicAnalysis on the Blood of 1,006 Symptomatic PersonsAfter Anti-COVIDmRNA Injections from Pfizer/BioNtech or Moderna
ファイザーまたはモデルナの抗 COVID mRNA 注射後の 1,006 人の症状のある人たちの血液の暗視野顕微鏡分析

画像も数多く掲載されています。

このイタリア人科学者たちの論文を含めて、米エポックタイムズが、以下の記事で詳しく報じていますので、ご参照いただければと思います。

(報道) 線維性血栓、COVID ワクチン後の血液中の異物:デトックスする方法はあるのだろうか
Fibrous Clots, Foreign Matter in Blood After COVID Jabs: Is There a Way to Detox?

 

ともかく、これらの研究が示すように、「いろいろと入っている」とした場合、このようなものは「何をするか」といいますと、たとえば、グラフェン等は、

「 DNA を損傷」

させます。

この「グラフェンは DNA 損傷を引き起こす」ことについても、多くの論文があります。

酸化グラフェンは、DNA損傷を誘発し、塩基除去修復の伝達経路を活性化する (2017年)

グラフェン量子ドットは細胞にDNA損傷を引き起こす可能性があるのだろうか (2015年)

 

昨年の早い段階で、「グラフェン」については、よく話題となり、入っていることはほぼ確実であることが当時から検証で言われていましたが、

「なぜそんなものが入っているのか」

ということは不明でした。

いろいろな陰謀論的な見方はあったとはいえ、私自身は「(人口を削減するという意味において)何かもっと実効的な役割があるはず」と考えていました。

 

悪魔的な存在は、「無意味なこと」を嫌います。

 

それで、上に書きましたように、

「 DNA の損傷が、RNA の干渉を招く可能性」

を知り、グラフェンにしても、各種金属元素にしても、その利用目的のひとつに、「 DNA の損傷」があり、その最終的な目標のひとつに、

 

「逆転写を促進させること」

 

があるのではないかと考えるようになりました。

逆転写さえ起きてしまえば、あとはもう特に何もする必要はありません

身体内で、永遠にスパイクタンパク質が生産され続けるわけで、「最期」までそれが続くというだけのことになります。

もう何もする必要がない。

 

もともと mRNA に不安定さを持っていた(初代の)コロナワクチンで、それをなすためには、まずは「試行回数を増やすこと (ブースター接種など)」などがあるとは思いますが、次に、

「完成度の高い製品を新たに作る」

ということだったと思います。

逆転写の頻度を増加させた「改良品」という意味です。

そして、その「完成度の高い製品」が、この秋からの新しいワクチンということなのかもしないですし、そうではないのかもしれないですし、そのあたりはわかりません。

 

その影響が接種された方々に出てくるのは、 2年後か、5年後か、10年後かは人によりバラバラでわからないわけで、

 

「この人は、何の影響でこのようなこと(多くは病死)になってしまったのだろう」

 

ということをどれだけ考えてもわからないという、スパイクタンパク質による恒久的な影響が多くの人の中に「根を張る」という、今後はそういう時期になるのかもしれません。

もちろん、このような、

「最大の目的は、逆転写」

というようなことは、まったく私個人の推測あるいは妄想に近いことかもしれないですが、それだけになるべく多くの論文をリンクさせていただいています。

 

これまで起きたさまざまな有害事象は、前哨戦に思えます。

私はこれまで、逆転写は、コロナワクチンにあるさまざまな影響のうちのひとつで、「逆転写もある」というような捉え方をしていましたが、そうではないかもしれないと思い始めています。

逆転写の促進が、主要な目的に思えます。

さまざまな異物が混入している理由が、それで多少理解できる部分があります。

 

・抗体依存性増強 (ADE)

・逆転写

 

これが目的の完全な中心のような気さえしています。

2年5年10年などの長い期間の影響の話です。

さまざまな要件から、この秋からの新しいワクチンは、それがさらに進んだ気がします。

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