不可逆性の問題を含むものだから
8月17日の Yahoo! ニュースで、午前 9時の時点での「コメント数ランキング」で 1位となっていたのは、韓国政府が「ワクチン後の月経障害に政府補償をすることを決定した」というニュースでした。コメント欄はこちらにあります。
記事そのものは以下に転載しています。
(報道) 韓国政府が「コロナワクチン後の月経障害」に補償適用へ。最大約500万円を支援 (2022/08/17)
中央日報の報道によれば、韓国政府は、この月経障害に先だって、静脈洞血栓症、ギラン・バレー症候群、免疫性血小板減少症、顔面神経麻痺など 12項目の異常反応を「関連性疑い疾患」として、治療援助の補償の対象としたと書かれています。
Yahoo! ニュースのコメント欄は、ご自身も同じように生理の異常などを経験した女性たちのコメントが絶えず書き込まれていますが、しかし、このような書き方は良くないとは思うのですが、「なぜ先に少しでもそれを疑わなかったのだろうか…」ということは思ってしまいます。
ご自身の体内に入れるものなのですから。
この生理、生殖の問題に関しては、人によるとしか言いようがないですが、「生殖機能に永久的な損傷を負ってしまっている」という方々も確実に多数存在していると思われます。
この「ワクチンと生理、生殖機能」については、最初に懸念を持ったのは 2020年のことで、以下の記事で最初にふれたと記憶しています。
[記事] コロナワクチンと永遠の不妊社会
In Deep 2020年12月27日
この記事は、スパイクタンパク質が「シンシチン」という胎盤形成に絶対に必要な一種の常在ウイルスに干渉することにより、恒久的な不妊状態になる可能性があることを知り、それを書いたものでした。
しかし、この記事を書いた 2020年12月の時点では、まだファイザー社などのワクチンの内容の詳細を知らなかったわけで、2021年になってから、これらは「二重にも三重にも、あるいはもっと複雑に生殖機能に干渉するシステムが組み込まれている」ことを知ります。
もはや陰謀論とかなんとかではなく、「悪意のかたまりの医薬品」であることが、鮮明となってきていました。以下の記事では、 mRNA を包んで送達するポリエチレングリコール (PEG)という、脂質ナノ粒子と呼ばれている物質が生殖機能に介入することを知り、それを書いたものでした。
[記事]スパイクタンパク質とポリエチレングリコールが「生殖機能を根底から破壊する」メカニズムのすべて。それは女性に対しても男性に対しても
In Deep 2021年6月21日
この脂質ナノ粒子は、アストラゼネカ社ワクチンでは、ポリソルベート80というものになり、これは子宮頸がんワクチン「ガーダシル」にも使われています。
以下の記事では、ポリソルベート80が使われている子宮頸がんワクチンのメルク社の壊滅的な臨床試験報告書を載せています。
[記事] 「脳と生殖機能を破壊せよ」 : 青空の実験室と課した地球の中でポリソルベート80を調べる
In Deep 2021年3月7日
メルク社の臨床試験では「妊婦さんの約 40%が胎児を喪失した」ことが示されていました。
この子宮頸がんワクチンも「不妊性を持つ」気配が強いのですけれど、子宮頸がんはともかく、こういうようなことは、コロナワクチン展開以前に公表されていたものでした。
ポリソルベート80のラットでの実験を記した論文には以下のようにあります。
(アメリカ国立衛生研究所のライブラリーにある2014年の論文より)
> ポリソルベート80を新生児ラットに注射すると、注射したジエチルスチルベストロールと同様の卵巣損傷を引き起こした。ラットの卵巣への影響は、10倍の範囲で試験したすべての用量で発生した。(PMC)
とありますように、基本的には、量と関係なく「必ず卵巣障害を起こすもの」のようなのです。ファイザー社ワクチンで使われているポリエチレングリコールも、ここまで壊滅的ではないとしても、「脂質ナノ粒子という区分では同じもの」です。
その障害は、時間の経過と共に治癒していくこともあるでしょうけれど、先ほど「二重にも三重にも」と書きましたけれど、PEG とは別に、スパイクタンパク質自体が「ヒト絨毛性ゴナドトロピン」という、やはり妊娠と、妊娠の維持に絶対に必要なホルモンに影響を与えている可能性が強いのです。
以下の記事など昨年何度かふれています。
[記事] ワクチンが不妊と流産をもたらすもうひとつの要素「ヒト絨毛性ゴナドトロピンへの影響」。そしてなぜ副作用として女性の不正出血が多いのかもこのあたりに
In Deep 2021年7月3日
このヒト絨毛性ゴナドトロピンの異常というのは、先ほどの韓国政府の報道にある女性の「異常な生理、不正な出血」と関係するものです。
そして、こういうホルモンのようなものが影響を受けた場合に、「時間の経過と共に元の正常な状態に戻るのかどうか」はわからないのです。
そんな研究はなされたことは、おそらくないですから。
とにかく……あとからでは遅いのですよ……。
先ほどの 2021年6月21日の記事では、以下のように書いています。
「スパイクタンパク質とポリエチレングリコールが、生殖機能を根底から破壊する…」より
結局言えることは、これだけの「可能性」が複合しますと、すでに「可能性だけ」とは言えなくなっていまして、このワクチンが生殖妊娠機能に与える影響は「ほぼ確実」だと言えます。
それは時間の経過と共に明らかになることですので、すぐにわかるものではないとは思いますが、来年あたりからは明らかになるのではないでしょうか。
このワクチンを妊娠可能な年齢の人たちにまでも多く接種している国や地域では、来年以降の出生数、出生率は、「激減」ではなく「壊滅的」になるはずです。
もちろん、人間には体内に「自然の復活のシステム」がさまざまにありますから、接種したとしても、その後の生活、つまり食べるもの、飲むもの、あるいは摂取するものや、生活態度、あるいは生き方そのものにより、一度壊滅的にはなっても、少しずつ復活できるものなのかもしれません。
その人体の復活力を私は信じてはいます。
この昨年の時点では、ここに書きましたような「自然の復活のシステム」があると思っていまして、その思いは今でも変わらないですが、復活力はあるとしても、世界中の「極端な出生率の激減」を見ていますと、何ともいえない部分もなくもないです。
以下に今年の台湾とハンガリーの壊滅的な出生率の低下を記事にしています。
[記事] 全国民の90%がワクチンを接種している台湾で「1年前との比較で出生率が23%減少」という通常ではあり得ない衝撃的な報告。これは生殖と不妊に関する問題が世界中で噴出していく兆候なのか…
In Deep 2022年6月28日
[記事] ハンガリーの出生率が前年同期比で「20%減少」したことが報告される。そして、ハンガリー政党の副党首が「原因はワクチンの大量接種ではないか」と国会で指摘
In Deep 2022年7月7日
日本も今年 4月の出生数は、昨年比で -10.65%だったことが厚生労働省のグラフで示されています。
ドイツは、-13%、香港に至っては、-64%でした。
同じようなことが、世界の多くの主要国で起きています。
現状では「接種後 1年くらいでは生殖能力が復活しなかった女性もいる」ということになりますが、2年目、3年目は復活するのかどうなのかということは、今はわかりません。そんな研究は存在していないですので、わからないのです。
しかし、ワクチン展開される昨年の春以前に調べ続ける中で、これは「圧倒的な悪の存在である」ことを感じざるを得ないような、数値、資料、データ等を見ていましたので、昨年の春前は、
「こんなもの誰も打つわけがない」
とタカをくくっていたのです。
ところが、結局こうなってしまいました。
しかし、このような極端に高い接種率にまでになると、「別の心配」が出ていました。
人間を飛び越えた問題です。
わりと困った話になりますけれど、少し書かせていただきます。
水中にどれくらいの脂質ナノ粒子が漂っているだろう…と
先ほど、ワクチン接種により体内に入る脂質ナノ粒子、ファイザーならポリエチレングリコール、アストラゼネカならポリソルベート80などですが、その後どうなるかといいますと、脳や卵巣などの一部の器官を除いて、
「外に排出される」
のです。多くは、排泄によりますが、汗や母乳等もあります。
以下は、2017年の「動物モデルの生殖器系に対するナノ粒子の毒性」という論文からの抜粋です。
ここでのナノ粒子は、ポリエチレングリコールやポリソルベート80を含む、全体としての概念です。
論文「動物モデルの生殖器系に対するナノ粒子の毒性」より
ナノ粒子の利点にもかかわらず、ナノテクノロジーのさまざまなアプリケーションは、人間と動物を潜在的な毒性にさらしている。
ヒトへのナノ粒子への曝露に関する限り、ナノ粒子は吸入、摂取、皮膚への取り込み、注射、または移植によって体内に入る可能性がある。ナノ粒子の取り込みが意図的または非意図的である可能性があることに注意することも興味深い。
このように、ナノ物質の広範な使用は、特にナノ粒子のサイズが小さいこと、浸透の容易さ、および生体適合性と胎盤関門を破る潜在的な能力などから、たとえば、ディーゼル排気等の人為起源のナノ粒子に関する初期の調査研究では、毎日の暴露により、ナノ粒子がヒトの細胞内で凝集して結合し、正常な生理学的システムを乱すことが示されている。
さらに、ナノ粒子は、肺損傷、肝毒性、免疫ナノ毒性、神経毒性、腎毒性、不可逆的な精巣損傷など、動物のさまざまな障害に関連している。 (中略)
……人体からのナノ粒子の、部分的または全体的な排泄は、さまざまな経路を介して発生する。
たとえば、肝胆道経路はリポソームの排泄に関与しており、ポリエチレングリコールでコーティングされた SWCNT (単層カーボンナノチューブ) は主に糞便と尿を介して排泄される。
ナノ粒子のサイズも排泄経路を決定する要素であり、肝臓や脾臓に入る大きなナノ粒子 (例えば、直径 > 80 nm) はゆっくりと糞便中に排泄され、小さなナノ粒子 (直径 < 10 nm) は腎臓経路によって除去される。
細網内皮系に捕捉されたナノ粒子はマクロファージの細胞内で分解されるが、非分解性ナノ粒子はヒトの組織系に長期間留まる。糞便や尿への排泄に加えて、ナノ粒子は唾液、汗、母乳からも排泄される可能性がある。
この論文は、ナノ粒子の生殖機能への影響についてのもので、その影響は、
・女性生殖器
・卵巣遺伝子の発現
・胎盤
・胎児の発育と脳の成長
・胎児の神経系
・胎児の生殖機能
・精子形成
・生殖細胞
などにおよぶことが記されています。
そして、これらの多くは実験によるものですが、
「動物実験」
だということに注目していただきたいと思います。
人間だけではなく、あらゆる大型動物に影響を与える可能性があるかもしれないのです。
先ほどの抜粋に、
> 糞便や尿への排泄に加えて、ナノ粒子は唾液、汗、母乳からも排泄される可能性がある。
とありますように、あらゆるところから「排出」されるのですけれど、日本だけでも、億単位の人たちが接種していて、そして毎日、その全員が排泄するはずです。
そこから下水道を介して「水体系」に入っていく。
コロナの前の 3年くらい前に、この「水システムへの薬剤の混入」については何度か記したことがあります。
[記事] 地球の水は人間の薬により、もはや死につつある…
In Deep 2019年5月16日
・主要国のほとんどの下水処理は水洗システム
・ほとんどの国で人間から排出されたものは自然の水の中に循環される
・ということは、口から体内に入った薬や化学物質は、排出物からそのまま水中に流入していく
ということになり、上の記事では、抗生物質と抗がん剤を問題としていましたけれど、今は、
「大量の脂質ナノ粒子」
が世界中の水システムに入りこんでいる可能性が高いわけです。
以下の環境省の資料にエチレングリコールの「水生生物に対する影響」という項目(14ページ)があります。表の正確な見方はよくわからないですが、藻類から魚類、カエルなど広範囲に急性の影響があると読めます。
このような物質が、 1年以上にわたり、水システムに「毎日」入り続けていることになります。
常識的な数であるなら、そんなに問題はなかったかもしれないですが、日本で億回単位、世界で数十億回単位で毎日排出されています。
すでに影響を受けている水生動物はいるでしょうし、何より「生殖への影響」を考えますと、時間の経過と共に加速度的に「水生生物が減少していく」可能性は十分にあり得ると思われます。
こうなりますと、もはや「人への人道的災害」という範疇を越えてきている可能性があり、
「史上最大規模の環境災害」
となっている可能性が高いです。
そういえば、1年半くらい前にも、ドイツの科学者たちが「環境災害」について語っていたことを取りあげたことがあります。まだ、日本でワクチン展開が始まる前です。
2021年1月30日に行われた「ドイツコロナ議会外調査委員会」の第37回公聴会の内容を書き写したものです。
[記事] コロナワクチンは人類史上最大の環境災害へ : ドイツの分子医学専門家が「排泄と共に環境に拡大するワクチンの地球と人類社会への多大な影響」を語る
In Deep 2021年3月8日
ドイツ研究センターヘルムホルツ協会の科学者であるヴァネッサ・シュミット・クルーガー博士という方が以下のように述べていました。
クルーガー博士 : 排泄に関しては、これらすべての環境への影響について分析が行われておらず、排泄による環境への拡大はまったく考慮されていません。
私たち人間は、現在、遺伝子組み換え状態になっています。遺伝子組み換え細胞は、身体から排除されます。脂質、ワクチンからの RNA について考えてください。脂質…それはポリエチレングリコールですが、排泄されることはわかっています。
そんなに多くのポリエチレングリコールが排泄されている場合、下水道はどうなると思われますか? 非常に多くのポリエチレングリコール脂質が含まれている場合はどうなりますか? これは問題を引き起こすでしょうか。それとも環境を劣化させるでしょうか。
しかし、現在の私たちにはそれを知る術はないのです。
……ポリエチレングリコール脂質が排泄され、それがろ過されていない場合、あるいは、それが他の方法で自然に分解されないと仮定すると、それは飲料水に存在し続けるでしょう。そして、たとえば、ポリエチレングリコールへのアレルギーを持っている人たちの場合、その人たちは問題を抱えることになるでしょぅ。
現実には、クルーガー博士が言うように「影響の結果は誰にもわからない」というのが正しいのだとは思います。
ワクチン排泄の状況を河川や海で調べたというようなデータはないですし、そんな調査もおこなわれていないと思われます。
その水を飲んだ陸上の動物たちはどうなるのか、とか、水道水にどの程度含まれてはいるのか、などは今にいたるまで誰にもわからないのです。
水道水に大量に入っているような状況だと、シャワーを浴びるたびに「ポリエチレングリコールを浴びている(場合によっては mRNAやスパイクタンパク質そのものを浴びていたり)」というようなことにもなるのかもしれません。
基本的に、誰しもここから逃げ切れることはないと思いますが、ポリエチレングリコールが、人でも動物でも、その生殖に影響を与えることはある程度は事実ですので、これが今後の数年、十数年でどのように影響してくるのかということかもしれません。
「そもそも PEG って環境中で自然に分解されるの?」
とも思います。
これはよくわからないですが、メルク社のウェブサイトには、「ポリエチレングリコールは空気中において酸化による劣化を受けます」とあり、陸上の環境では劣化するようです。
でも、「水中では?」となると、よくわかりません。
ただ、産総研つくばセンターのデータには、
> 110℃以上で観測されたラジカルは、PEGのC-O結合の切断により生成しPEGの熱分解を表す。
とあり、よくわからないですが、110℃とかだと分解されるということですかね。
猛暑が 110℃まで進めば、地球も安全な環境になるのかもしれません(全部茹で上がりますが)。
ともかく、間違いのない終末的状況が進行していると思われます。
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