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10月4日にメルマガ太陽の50年ぶりの目覚めの中でを発行させていただきました。

2020年からの世界 人類の未来 日本の未来

世界全体が迎えるかもしれない「大躍進政策」的な黙示録的飢餓までの道筋

投稿日:2020年7月5日 更新日:

1930年代の世界恐慌の中で「4人の子ども売ります」と書かれた看板

The Great Depression and its Legacy




 

私たちが向かっている先

以前、「中国共産党が2017年に崩壊するとすれば」という記事で、2013年5月に中国の習近平国家主席が「中国共産党が直面する12のリスク」という公式の報告を発表したことがあることをご紹介しました。

その際に、習近平さんが発表した中国共産党が直面しているリスクは以下のようなものでした。

習近平国家主席が2013年に報告発表した「中国が直面する12のリスク」

・共産主義の思想と信条そして目標の消失
・中国共産党自身の政治的、イデオロギー的な部分の幹部の理想の危機
・中国共産党の人員と組織全体の政治的な質の危機
・新しい環境に対応するための中国共産党危機管理の品質に対しての危機
・様々な紛争の処理に対しての危機管理能力の危機
・中国共産党と中国の民衆の関係
・中国共産党の機構改革の内部抗争による信頼の危機
・中国の富裕層と貧困層の間にますます深刻な差が生じており、これが抗議行動などの社会的問題につながることに直面している危機
・反体制活動家の数が上昇していることに対しての危機
・社会のモラルに影響を与える汚職の文化
・中華民族の素晴らしい伝統の崩壊により引き起こされる国民の道徳の欠如

このようなもので、当時の習近平さんは、共産党のリスクとして、このような共産主義の理念の危機や国民との対立、そして、反体制活動の拡大などを挙げていたのですけれど、まさか「パンデミック」などというものが危機に直結してくるとは想像していなかったと思われます。

そして、この 2013年の「中国の抱えるリスク」の報告を今見て思うことは、

・経済的な危機の問題にふれられていない

・自然災害的な問題にふれられていない

ということと、そして、何より莫大な人口を抱える国として、

・食糧不安の問題にふれられていない

ということに気づきます。

結局、2013年頃の中国あるいは世界というのは、

「食糧危機などということと直面することなど想像もしていなかった」

ということになるのかと思われます。

これは日本を含めた他の多くの国や地域で同じだったでしょうけれど、今は現実として、世界の多くに食糧危機が近づいているか、あるいはすでに発生していると見られます。

先日の以下の記事の後半でも少しだけふれていますが、すでにかなりの国や地域が、食糧の問題と直面していることが報じられています。

アメリカの「ロックダウンと致死率の関係」を見て思う「一日に十万、人が死にだしたら神の世が…」の世界に現実に生きていること
In Deep 2020/07/01

食糧不安の問題というのは、これまでは、主要国や先進国「以外」での問題として発生してきたものですが、パンデミック以来、主要国でもそれが見られるようになっていまして、例えば、アメリカのニューヨークの報道メディアは、

「コロナウイルスの発生事例が減少しているにもかかわらず、ニューヨーク市の食糧危機は猛威を振るっている」

というタイトルの記事を出していて、その記事の冒頭は以下のようなものでした。

子どもがいるニューヨーク市の世帯の 4人に 1人が、新型コロナウイルスの危機の結果、食糧を購入することができなくなったために、ニューヨークの 4人に 1人の子どもが空腹に苛まれていることが報告された。さらに、3人に1人の子どもは、パンデミックが始まってから体重が減少したと報告されている。

これらの調査結果は、今月、ニューヨーク市立大学公衆衛生学校による調査で報告された。同校のニコラス・フロイデンベルク教授は、「この子どもの健康に関する調査で見られる子どもたちの体重の減少は、本当に深刻な長期的な健康と発達に関わる出発点だと言えます」と述べた。 ny1.com 2020/06/25)

アメリカの食糧問題は今に始まったことではなく、「フードスタンプ」というものを含む食糧援助プログラムの支援を受けているアメリカ人は、2018年の時点で、4000万人近くにのぼっていて、パンデミック以前に、すでに 8人に 1人のアメリカ人が政府の食糧支援プログラムを受けていたのですけれど、先ほどのニューヨークの報道などを見れば、その状態はさらに進んでいるようです。

しかも、場合によっては、本当に食糧にアクセスできない人たちも増えている。

話はものすごく逸れるかもしれないですが、10年以上前に『史料が語るアメリカ』という、1584年~ 1988年までの国家としてのアメリカに関しての資料が羅列されている本を古本屋さんで目にして、購入したことがあります。

その中に、公的資料ではないのですが、「大恐慌下の生活」を示す 1934年のアメリカ人女性の手記が載せられていました。

1930年代より前は裕福層に近い中産階級だった夫婦が、大恐慌の中で突如貧困に陥り、アメリカ政府の食糧援助を受けて生活する様子が日記として残されていたものでした。

少し抜粋しますと、以下のような手記です。

 


救済を受ける身 - アン・リヴィングストンの手記 (1934年)

二年前、私は住み心地のよい、安定した生活を送っていた。

夫は名の通ったオーケストラで良い職を得ていたし、私は大勢の将来性のある生徒たちにピアノを教えていた。

しかし、夫のオーケストラが解散してから、私たちの生活は急速に下り坂を滑り落ちていった。夫は、ほかの楽団でも仕事を得られなかった。私のクラスもしだいに数が減っていった。今や預金に頼って生活するほかはなかった。

一九三三年初夏、私は八ヶ月の身重であったが、アパートの月額家賃一二ドルを支払うと、もう一銭も残らなかった。そのアパートたるや、こんなものが本当にあるのかと思うほどひどかった。

最低の条件ともいえる暖房、バスタブ、採光、給湯さえも欠いていた。鼠や南京虫も横行した。天井は雨漏りし、それがあまりひどくなってきたので、雨が降るたびに、水に濡れないよう、部屋のそこかしこにバケツを置かなければならなかった。

だが、有り金の最後を家賃に払い、食費はどうなるのであろう。貸してくれない金を求め奔走した。

夫は習性で、職が得られないのに職を求めては歩き、仕事が得られないといっては、自分を責めた。(中略)

隣人に奨められ、近くの食料品店に、つけ勘定を頼んだ。アメリカ緊急救済局への願い出は、絶望の中で最後の方法であった。

「もっと払ってくれなきゃ、こっちも貧乏でね」。

私は首を振った。「待って、今に払うから。でも今日はだめ」。

私は空腹を抱え、小さな店の中を見廻した。妊娠中の私の食欲は、毎日の半飢餓状態で、繊細さが増していた。私は新鮮な果物がどうしても欲しかった。

「ぶどうはいくら」と私は聞いた。「ぶどうはだめだ。売れないよ」と食料品店の店主は答えた。

「どうして」

「ぶどうは贅沢だ。豆か、じゃが芋か、玉葱だ。貧乏人はぶどうなんか食べられないんだよ」

私は当惑した。

しかし店主は本気だった。

店主は救済局から渡された掲示文で、失業者が食料小切手で買える品目表を見せてくれた。

そこには、塩漬豚肉とスライスしていないハム、豚肉のレバーや内臓、それ以外の肉はなかった。米、豆、芋、パン、玉葱が主な品物であった。

新鮮な野菜など、どこにもなかった。私は無性に腹が立ってきた…。


 

ここまでです。

今回の新型コロナウイルス対策でのロックダウンや自粛政策によるさまざまな職種への影響の中で、この手記を思い出すことがありました。

たとえば、ここに出てくる夫妻が、

> 夫は名の通ったオーケストラで良い職を得ていたし、私は大勢の将来性のある生徒たちにピアノを教えていた。

というように、音楽で生計を得ていたご夫妻だったこと思い出し、今現在も音楽や舞台などに関わるお仕事をされている方は、おそらく大変な状況にあると想像できますけれど、そのようなこともあり、この1934年の手記を思いだすのでした。

この手記には、

> 二年前、私は住み心地のよい、安定した生活を送っていた。

とありまして、つまり「2年間ほどで急速に生活の状況が悪化した」ことが見てとれます。

これからの状況も、あるいはそういうようなことになる場合もあるのかなと思うと、気が重くなる部分もありますが、音楽にしてもエンターテイメントにしても、

「どう見ても状況が改善していっているようには見えない」

のが現実で、たとえば、ライブやコンサートが再開されたとしても、満席の状態でお客さんを迎えられる日がいつになったら来るのかなど、先行きはわからないことばかりのようにも思います。

そして、このアン・リヴィングストンさんが手記を書いた 1930年代の世界恐慌では、彼女と同じような境遇に「突然」連れていかれた人たちが、あらゆる職種に広がっていたと思われ、それは現在のパンデミック後の世界も同じだと思われるのです。

この手記を今回ご紹介したのは、やはり、ここにある「二年前、私は住み心地のよい…」という、この期間の話からであり、危機というのは、それが大きければ大きいほど、

「時間の経過と共に、被害と影響は拡大していく傾向がある」

のではないかと思われる点からです。

今回の新型コロナウイルスに対しての各国の政策的な失敗(あるいは故意?)は、その影響が後になればなるほど大きくなるのではないかとこれまで書いてきたことがありますが、結局、先ほどのアン・リヴィングストンさんの時代と同様になっていくのではないかと思われます。

もちろん「すっきりとすべてが解決した」というのなら、まだ先行きもあるのでしょうけれど、先ほど挙げたエンターテイメントの問題にしても、旅行もしても、あるいは飲食を含めたさまざまな娯楽にしても、「復活の目処がまったく立っていない」としか言いようがないです。

外で飲み歩くことが好きだった私も、今の街の様子を見ていると、「外で飲もうかな」と思うことさえなくなっています。これは、自粛したほうがいいとかそういう話ではなく、「街に出てもつまらない」からです。

先日は「ディズニーランドが再開した」という報道がありました。

報道を見ますと、当然なのでしょうけれど、「スタッフはみんな白いマスクをしている」状態で、もちろんお客さんも全員マスクをしていて、入園する時には「体温をチェックされ」(体温が高いと入場拒否ということですかね?)、そして、「お客さん同士の距離を開けて下さい」という看板がスタッフにより掲げられて、「立つ位置まで指定される」という状況でした。

7月1日 再開したディズニーランド。入園前の「立ち位置」が定められています

FNN

これを見て正直、「これで楽しいのだろうか?」と思わざるを得ない部分がありました。

私は知らないですが、おそらくディズニーランドの入園料は、100円や 200円の世界ではないはずで、そこそこ高い料金のような気がします。

そういうような料金を支払った上で、ここまで行動を規制されチェックされ、監視されて遊ぶことが楽しいのかなとは素直に思います。

というか、「またすぐ行こうって思うのかな」と。

まあしかし、さまざまな世論調査などを見ていますと、どうやら多くの人々は「行動を規制されることに抵抗がない」ようでもあり、このような状態でも楽しめる人は楽しめるということなんでしょうけれども・・・。

それでも、こういうさまざまな風景を見ていますと、娯楽、飲食、旅行、観光、エンターテイメントなどが、「即時大復活」という可能性は今はないと思わざるを得ないと同時に、先ほどの 1930年代の事例のように、「時間と共に問題は拡大していくのかなあ」というようにしか思えません。

もちろん、これは個人的な思いであり、信じられないほど娯楽も飲食も観光も急回復していくのかもしれませんけれど。

 

ここまで各国政府が推し進めてきた無謀ともいえる「行動自粛要請」も、そんなに簡単にひっくり返されるとは思えません。

なぜなら、「もう規制はいっさいありません」と宣言したなら、「じゃあ、今までのは何だったんだ」という話になるからです。

そして、何度も何度も書いてきていますが、「新型コロナウイルスがこの地上から消滅する日はおそらくない」のです。

この世に「今日は世界中、ひとりも風邪を引いていません」というような瞬間が歴史上一度もなかったように、これだけ普遍的に拡大した上に、以前よりも感染しやすくなっているウイルスが「社会から消えるわけがない」のです。

新型コロナウイルスの感染性がさらに上昇していることについては、以下の最近の記事で取りあげています。

ますます加速する突然変異 : 新型コロナウイルスの現在の感染力は「最初の10倍」であることが判明。そして、中国やアメリカでは次々と新しい株が発見され、対策に終わりが見えない状態に
In Deep 2020/06/21

最近さらに感染性が高まった新型コロナウイルスの変異株が出ているということがアメリカのデューク大学、ロスアラモス国立研究所などにより見出されたという報道もあります。現在、北米やヨーロッパで流行の主流となっている D614 という変異株とは別に、変異株 G614 というものが見つかり、これはさらに感染性が高いようなのです。

ということは、

「今後さらに感染数は増加する」

という可能性のほうが高いと思われます。

このあたりは、最近の日本の感染者数の増加ぶりなどを見てもおわかりかと思いますし、アメリカの増加ぶりはもう収拾がついてません。

日本も含めて世界中である程度同じような変異を見せているのだとすれば、日本を含む東アジアでも再度、急激に感染者数が増加する可能性も高いと思われます。

そうなった場合、「また緊急事態宣言?」と思わざるを得ないわけです。

また夜の街を攻撃する?

コンサートとスポーツ開催を再度停止する?

しかも、現在の新型コロナウイルスの変異の状況を見る限り、短期間でこの流行が終息することはあり得ないように見えます。

では、どうします。

緊急事態宣言を3ヶ月継続? あるいは、緊急事態宣言を3年継続? 10年? 3000年?

それでも新型コロナウイルスは地上から消えないはずです。

人類が風邪ウイルスのまったくいない世界に住んだことがないように。

 

こういう形而上的な世界に巻き込まれてしまった以上、先ほどのアン・リヴィングストンさんが経験した 1930年代のような状態を経験せざるを得ない人たちは増えていってしまうように思うのです。

もちろん、それは世界中で、です。

 

そして、日本も含めて、結局、人々が生きていく上で、最も重要な要素が、「食糧供給の安定」であるとは思います。

食べるものがある限り何とか生きていけますけれど、しかし、「食べるものが究極的になくなった」時に、どのようなことが起きるのかといいますと、それは過去の様々な歴史を見ればわかります。

たとえば、中国では、1958年から始まった、毛沢東による「大躍進政策」によって、想像を絶する飢餓が発生し、1961年までの 3年間ほどで、推定 4500万人が死亡したとされます。

大躍進政策 - Wikipedia より

犠牲者数

結局、大躍進政策は数千万人の餓死者を出す惨憺たる大失敗に終わった。1959年、あるデータでは大躍進政策による餓死者数は3,635万人であったという。犠牲者数には諸説あるが、中国統計年鑑2017年版ですら1625万人もの人口減が確認できるほどの大飢饉であった。

中国共産党の内部文書には1958年から1965年の間に4500万人が大飢饉で死亡したと記録されている。

サミュエル・ジョンソン賞を受賞したフランク・ディケーターは大躍進政策のための中国人死者は7000万人を越えると指摘している。国内で起こった混乱や飢餓で産まれなかった者も含めると7600万人との分析がある。 Wikipedia

推定で最大 7000万人が死亡するということがほんの数十年前の中国で実際に起きていて、そして、その原因は、ほとんど、

「餓死」

だったわけで、食べ物が究極的に消えていくと、こうなっていくわけです。

この毛沢東の大躍進政策の中で、私個人として、最も印象的な政策の失敗だと感じるのが、「四害駆除運動」というものです。

農作の害となる動物、特にスズメを駆逐するという政策でした。

大躍進政策 - 四害駆除運動

1958年2月から、四害(伝染病を媒介するハエ、カ、ネズミと、農作物を食い荒らすスズメ)の大量捕獲作戦が展開された。スズメを大量に駆除したことから「消滅麻雀運動」とも呼ばれる。しかしスズメの駆除は、かえってハエ、カ、イナゴ、ウンカなどの害虫の大量発生を招き、農業生産は大打撃を被った。

スズメは、農作物を食べると同時に害虫となる昆虫類も食べ、特に繁殖期には雛の餌として大量の昆虫を消費している。指導層の無知が故に、食物連鎖の生態バランスを完全に無視した結果だったのである。

最近の以下の記事でもふれましたけれど、今の世界は、イナゴ駆除のために、大々的な殺虫行動を展開していて、これまで 4000億匹を超えるイナゴを駆逐したとされているのですけれど、「後遺症がありそうだなあ」とも思っています。

多くの昆虫というのはとにかく農作に貴重なものなのですから。

ライブズ・マター? : 1匹の蝶の死や4500億匹のイナゴの死、あるいは人の死からその意味を考える。なお、アメリカで1年間に警察官に殺される民間人はほぼ1000人
In Deep 2020/07/02

先ほどの「四害駆除運動」は、自然のバランスを無視して、農作に大打撃を与えたのですけれど、今後同じようなことが起きなければいいなと・・・。

 

なお、以下の 2019年の記事で英国ガーディアンの記事をご紹介したことがありますが、2019年の時点で、つまりパンデミックやイナゴの大群の影響を受ける「前」の世界で、

「すでに 8億2000万人が飢餓に直面していた」

ことが報じられています。

「飢餓の時代の到来」を調べているうちに突き当たった「農業の未来像と共に浮かび上がる食糧アルマゲドン」という概念
In Deep 2019/07/17

数字の正確さなどはともかくとして、かなりの数の人たちが飢餓に直面していた中で 2020年のパンデミックが発生し、そして、先ほど書きましたように、その影響は「これから」の可能性が高いと思われるのです。

わりと最近では、北朝鮮の「苦難の行軍」という飢餓もあったとされていて、実数はわかりようがないですが、以下のように記されています。

苦難の行軍 - Wikipedia より

北朝鮮では、金日成死去後・金正日体制に移行した1994年から1998年にかけて、朝鮮戦争休戦後最大規模となる飢饉が発生、1995年夏の大水害をきっかけとして深刻化し、1998年末までに30万人から300万人が死亡したといわれる。 Wikipedia

ここにも、

> 1994年から1998年にかけて

とあるように、影響は一瞬のものとも言えないのですね。

そして、現状の世界を見ていますと、こういうような状態に近づいているようにも見えます。

アジアの食糧の状態について最も注視すべきは「中国」だと思いますけれど、現在の中国も不安定であり、たとえば、各地で「イナゴの大群が発生している」ことが伝えられていたり、あるいは三峡ダムの問題も継続しています。

現時点(7月5日)で、三峡ダムは、警報レベル水位の水位を 5メートル近く超えていることが報じられていて、また、湖北省などでは各地で大洪水になっているようです。

以下は中国のダムの水位ですが、「赤」で表示されているのは警戒水位を超えているダムです。

三峡ダムの警戒水位は 145mで、7月4日時点の水位は 4.6m超の 149.6m

soundofhope.org

この中国の近況については別の記事でお伝えしたいと思います。

各国の食糧備蓄などの状況を考えますと、問題が深刻化するのは、かなり先のような気はしますが、数年後までに著しく「さまざまな状況」が改善しない限り厳しい社会が続いていくようにも思います。

かつてと異なるのは、今の地球は「自然のバランスが崩壊しつつある」ことで、つまり、地球のシステムがそう簡単には復活しないことにあるような気もしています。

気象システムも、磁場などの状況も、そして生物の生態系も、何もかも以前とは違った状況で、つまり崩壊しつつあるように見えます。

それだけに地球規模で何かあった場合に早期に人類社会が立ち直ることは難しいような気がします。

 
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  • この記事を書いた人

Oka In Deep

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