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3月22日にメルマガ悪魔に乾杯を発行させていただきました。

2019年からの世界 人類の未来 人類の覚醒と真実

狂気じみていた2018年から、確定的なカオスの時代の2019年へ

投稿日:

ロシア・ダゲスタン共和国のマハチカラで撮影された光柱


David de Zabedrosky




 

街の風景からお正月らしさはどんどん消えていっていますけれど、それでも 12月31日というのは、やはり何となく慌ただしく過ぎていきます。今日も気づいたら、夜になっていました。

今年 2018年という年の中で、自分自身の生活に関しての最も大きな変化としては「グルテン(小麦)をとらない生活」を始めたことがあります。

これは、私自身がグルテン不耐性(遅延型アレルギーとも言います)であることに気づいたからですが、しかし、このグルテンをとらない生活というのは、この年齢だからできることで、もう少し若ければ無理だったと思います。

パンもラーメンもそばもうどんもカレーもカキフライも天ぷらもとんかつもパスタもピザもコロッケも何もかもぜーんぶ食べられない……というような生活は、食べ盛りには難しかったかもしれません。

それはともかくとして、しかし、このことについての私の「変化」の本質はグルテンというものについてだけではないのでした。

私自身がグルテン不耐性であると気づいたということは、結果として、

「人間の体は、徹頭徹尾、腸が全体を支配している」

ということをも知ったのが今年の最も大きな私の変化なのです。

確定されている医学観念ではないかもしれないですが、基本的にグルテン不耐性の人たちは、腸内細菌の環境に何らかの問題が起きている。グルテンだけではなく、さまざまなアレルギーを持つ人たちにもこれはあてはまることだと思います。

ですので、今年、私が「人体の健康」について知り得た最大の概念は、

「健康とは腸内の環境を改善すること」

だということです。

これは、身体だけではなく、精神やメンタル系の問題も含みます。何しろ、脳は腸と神経が直結しているだけではなく、「そもそも、脳を発達させるのは腸」だということが最近わかってています。

以下の記事で取りあげさせていただいています。

「腸は第二の脳」……ではない。腸内システムは脳をも支配している「第一の脳」である可能性が高まる。それが意味するところは「人間は細菌に理性までをも支配されている」ということで……

この記事に私は、

「脳も腸にコントロールされている一部に過ぎない」

と書きましたが、このようなことを私は今年初めて知ったのです。

そして、これはどういうことかというと、「腸にコントロールされている」という言い方は、現実的には、

「私たちは、細菌にコントロールされている」

わけです。

腸内細菌について勘違いしてはいけないですが、「腸内細菌は人間と共存している」のでもなく、「私たちをサポートしている」わけでもない、ということです。

共存しているのではなく、細菌のほうが支配者なのです。

つまり、「私たちは完全に細菌にコントロールされている」ことになるはずです。

これはショックでしたね。

どうしてかというと、細菌の集団が私たちの身体と精神をコントロールしていると考えると、「自分の実態というものがよくわからない」という考えに行き着くのです。

遺伝子情報さえも腸内細菌がコントロールしていることは、以下の記事でご紹介しています。

私たち人間の遺伝子情報(ゲノム)は「自らの腸内細菌によってコントロールされている」ことが判明

そういう意味で、私たちが、これまで漠然と考えていた「人間の身体」あるいは「精神」というものの構造の観念が完全に崩壊した年だったと言えます。

この世界は、そして、この世界の「生き物」は、微生物が作り上げている。

 

しかし、「私たちが持つ意志そのものは違う」とも思っています。

細菌たちが作り上げる表層的なこの世があり、そこに「私たちの自我」が絡むことで、今のこの地球は成り立っているということを思うことができた今年でした。

言い方はさまざまでしょうが、意識でも自我でも何でもいいのですが、それは「肉体的存在とは別に独立している」ということを改めて実感したといいますか。

 

しかし、その自我なり意志なりを「健全にキープする」ためには、腸内環境が良い必要があるのだとも思います。

私などは、子どもの頃から大量の抗生物質や、さまざまな悪習慣などで、腸内環境は最悪であるはずで、そのことに今年初めて気づいたのです。

自分があとどのくらいの寿命かはわからないですが、できる限り腸内の環境を改善できるのかどうかという試みはしていますし、これからもしていきたいと思っています。自分に対しての人体実験ですね。良いものがありましたら、ご紹介したいと思っています。

 

それと、今年の記事では、以下のふたつのことが印象に残っています。

ひとつは下の記事で、「ほとんどの生物種はある時、一気に登場した」というようなことが示唆される科学記事のご紹介でした。

[特報]ダーウィンの進化論が崩壊 : かつてない大規模な生物種の遺伝子検査により「ヒトを含む地球の生物種の90%以上は、地上に現れたのがこの20万年以内」だと結論される。つまり、ほぼすべての生物は「進化してきていない」

 

もうひとつは、太陽と人間社会の関係が変化してきたことを示すさまざまな出来事で、たとえば以下のような記事でそれを取りあげさせていただきます。

「太陽と宇宙線の関係」が観測史上初めて「崩壊」したかもしれない。そして今、太陽に勃発し続けているきわめて異常な事態とは

 

太陽に出現し続けている黒いコロナホールは、もはや「常駐状態」であり、人間の太陽からの影響の関係は今後も変化し続けるように思います。

 

なお、先ほどの進化論については、もはや科学界での「固定された幻想」となっていまして、最近のさまざまな科学的発見から厳密に考えると、もはや、あり得ないものでありながらも、何世代にも渡って「科学の世界で崩壊させてはいけない共同幻想」として突き進んだために、どれだけ反証が出てきても揺るぎません。

しかし、それでは良くないのです。科学の世界は、この幻想から抜け出し始めるべきだと思います。

先日のメルマガは、「幻想と教義の詰め込みによる監獄社会から子どもたちを解放するには」というタイトルで、そこにフレッド・ホイル博士の著作『生命はどこからきたか』の第一章から抜粋しましたが、そこで、ホイル博士は、

すべての民族、すべての文化が遅かれ早かれ衰退の道をたどるのはこういうところに原因がある。

と書いていまして、今の誤った幻想に基づいた教育が続く限り、衰退は免れないというように述べています。

 

ちなみに、今回の記事のタイトルに「狂気じみていた2018年」というように入れましたのは、今年 1月3日の記事が以下のようなもので、そこへの対応です。

数字からわかる「狂気じみていた2017年」。そして、おそらくはこの狂気は今年も継続する

これは、アメリカでの信じがたい数字を掲載していた記事をご紹介したものですが、2018年はそれぞれにおいて「さらに発展」したと考えられます。

信じがたいという形容がつくような数値は、どこまでも拡大していけるというものではなく、どこかで止まらざるを得ないものだと思いますが、そのことが招くのは、壊滅的な状態なのかもしれないですし、何ともわかりませんが、そういう時が近づいていることは誰でもお感じになっていると思います。

そのような漠然とした予測があるとはいえ、そういう状況は、むしろ周囲の環境に流されずに生きていくことを学ぶ機会かもしれません。

 

今年もお読みいただきまして、どうもありがとうございました。

今後もよろしくお願いいたします。





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Oka In Deep

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