狂気なのか違和感なのか
最近、ナオミ・ウルフさんを取り上げるアメリカのメディア記事がとても多くて、最近も著作を出版されたようで、複数のメディアが取り上げていました。
米エポックタイムズは、「野獣と対峙: 新たな暗黒時代における勇気、信仰、そして抵抗」というようなタイトルの記事で、新しい著作を紹介していました。
ナオミ・ウルフさんは、このブログでも、過去何度か取り上げたことがあります。以下の記事などは、私が感じていたことも含まれ、象徴的でした。
(記事)2021年以来、人間のエネルギーは変わってしまったのだろうか
In Deep 2022年10月9日
新しい彼女の著作を扱っていた他のメディアで、ナオミ・ウルフさんは、いわゆる「共感覚」の持ち主であることを知りました。
共感覚というのは、以下の東京大学のサイトの説明がわかりやすいでしょうか。
共感覚
共感覚とは、ある情報 (文字、音、月日の概念など) を頭の中で処理しているときに、その情報が一般的な形で処理される (例:文字が文字として認識される) ことに加えて、一般的にはそれと無関係と考えられるような種類の感覚や認知処理まで引き起こされる (例:文字を見た時に色の印象を覚える) というもので、人口の数%程度の人しか持たないと考えられている認知特性 (情報処理の特性) です。
ナオミ・ウルフさんの著作には以下のようにあるようです。
ナオミ・ウルフさんの著作より
最初に意識をおぼえたとき、私はいくつかの物事を周囲の多くの人々とは異なる方法で認識していることに気づきました。
幼稚園の頃、私は自分が共感覚(ある感覚が別の感覚に波及する状態)を持っていることに気づいたのです(もちろん、これを表す言葉はありませんでした)。
この形式の知覚を持つ人々は、色を聞いたり、音を味わったり、その他の方法で知覚します。さまざまな感覚を同時に活性化します。
私は自分の共感覚をなんとか管理していましたが、子供の頃の私の認識は、知覚は流動的であり、あらゆる種類の流れが常に私たちの周りを流れており、物理的な世界は照らされ、輝いていて魔法のようであると同時に、そこには暗闇と暗黒の力が含まれているということでした。恐ろしい力を抑えることはできませんでした。
このような感覚があるから、「マンハッタンの変化」に気付かれたのかもしれません。
共感覚というようなものは私にはまるでないですが、ただ…若い時から「聴覚が変」ではあります。
聞こえ得ることがないだろうという音が、まあ…聞こえることが多いんですね。
まあ、自分の場合、中学生のときに「幻聴」なんてのを経験していますので、その延長なのかもしれないですが。
2017年10月以下の記事の後半で、幻聴体験について書いています。
(記事)チャールズ・ホイットマンの亡霊 : 1966年のテキサスから2017年のラスベガスの乱射まで私を貫き続ける「声」
In Deep 2017年10月3日
私は今も昔も単純なオカルト的な考えは好きではないですので(オカルトが嫌いなのではなく、「筋」や「理屈」が通っていない話が苦手ということです)、まあ自分では、
「ああ、発狂の前兆なんだな」
と、その中学生のときに思いまして、それから市の図書館に通い、精神医学の本を読み始めたんですね。ちょうど時期的に秋だったものですから、高校受験のために図書館で勉強している学生さんたちがたくさんいて、図書館で一生懸命に本を読んでいても、傍から見れば、
「ああ、あの生徒は真面目に受験勉強しているのだな」
くらいにしか思われなかったので環境は良かったですが、こっちは受験どころではないのです。
「俺はいつ狂う?」
という命題のために必死で医療専門誌を読み続けていたのです。
「ほお、このような腫瘍の場合…」(それは関係ない病気じゃねえか)と、ときに脱線もしましたが、主に精神医学の専門書を読み続ける中で、
「まあ、将来的には発狂しそうだが、高校くらいは全うできそうだな」
という結論が出て、まあ、その通りに将来的にはちゃんと発狂して今に至っているわけのようです。
そのようなこともあり、受験勉強は結局まったくできなかったですが、(当時の)精神医学に関してはかなりの知識を持つようになりましたけれど、結果、
「結局、精神疾患の治療って薬の投与だけじゃん」(北海道なので実際の語尾は「投与だけだべ」)
という結論にも達したりしながら、その 7、8年後に、意外にも、パニック障害というようなものになり、「結局、治療って薬の投与だけじゃん」という状況に自分が陥るわけですが、この「結局、治療って薬の投与だけ」という状況は今でも変わっていないと思われます。
話が違う方向に来てしまいましたけれど、「聴覚の異常」というのは、今も同じですね。
幻聴はないのですが、簡単に書けば、
「他の人が聞こえていない音がずっと聞こえている」
という感じですかね。
さっきも書きましたけれど、理屈のないオカルトは好きではないですので、これも、単に私の耳の何らかの異常だとは思います。
コロナの頃から激しくなって、数か月単位で音は替わるのですけれど、毎日、ベランダに行くと、「異な音」が鳴り響きます。
なんなのですかね…。
まあ…発狂はすでにしているとして、発狂した人がみんな聞こえるわけでもないでしょうし…(そんなことわかんないじゃん)。
音は周波数ですから、受容体に機能的な「ちょっとした異変」が出るだけで、周波数の感知機能も変化するということはあるのかもしれないですし、単に物理的な機能異変ということもあり得ます。
…えーと。
ああ、タイトルに「健康法」とかつけてましたが、全然ふれてないですね。
発狂の話ばかりでした。
普通であること
コロナの時代というのは、本当に私にとっては恩恵ばかりでして、タイトルに「健康法」なんて言葉がついていますが、この 3年、4年で勉強したことで辿りついたことは、
「何にも特別なことはしない」
ということだったのではないでしょうか。
今、私、何もしていません。
コロナの最初の年とか、まあ、緑茶とか海藻とか、いいもの(もちろんこれらはいいです)を積極的に摂ったりしていまして、あと、サプリのようなものも飲んでいました。
しかし、今はサプリ系に関しては、何も飲んでいません。
ビタミン系とかもです。
ただ、私は、健康の最大のポイントは腸内細菌環境だと考えているのは変わらないですので、そこは考えます。
以下の最近の記事などでもちょっとふれています。
(記事)ワクチンが「腸内細菌の多様性を極端に悪化させる」ことが判明。接種したお母さんから授乳された赤ちゃんのビフィズス菌が「ゼロ」になる事例も
In Deep 2023年10月29日
考えますとはいっても、日々の生活でしていることは以下くらいです。今の健康法は、
・よく梅干しを食べる
・納豆を食べるときにはカラシを多めに入れる
これくらいですかね(頼りない健康法だな)。
梅干しは、昔ながらの塩分 20%で、他に何も入っていないのだけです。
カラシ(マスタード)は、それが腸内細菌環境に良いという論文をいくつか見たことがある程度の話ですが、あと、ザーサイをたまに食べるとか。
(記事)「ザーサイは、腸内細菌環境の調節に良い作用をもたらす」という中国の論文
BDW 2023年4月27日
今の健康法というと、それくらいですね。
あとは何もしていません。
ああ……ルイボスティをわりとよく飲むとか…。
(記事)「ルイボスティーは腸内細菌環境を改善する」という論文
BDW 2023年10月21日
あとは、
・薬を飲まない
・病院に行かない
というのはわりと徹底していますけれど、もともと私はそんなに薬を飲むほうではないのですが、以前書きましたように、「長いベンゾジアゼピン依存」とか、「胃の調子が常に悪い」とかあったのですが、解決法は結局、
・ベンゾジアゼピンをやめる
・胃薬は飲まない
という考えに行き着いたのが、このコロナに至る期間でした。実際、それは正解だったようです。胃の調子もずっといいです。
ベンゾジアゼピンからの離脱には時間がかかりましたけどね。テヘッ(何だよ)。でも、たかだか 5、6年ですよ。
(記事)ベンゾジアゼピンの使用と「断薬」が、脳損傷、自殺念慮と関連していることが過去最大の調査研究で判明
In Deep 2023年7月2日
逆流性食道炎(?)とかいうようなのが以前ややあって、そういうときには、制酸剤みたいなのとか、病院によっては、「プロトンポンプ阻害剤 (PPI)」みたいなのが出るのですが、あれらは飲めば飲むほど胃が弱るということをよく知ったのも、この数年でした。
プロトンポンプ阻害剤が胃ガンのリスクを増大させることについては、以下の記事にあります。これは胃ガン製造マシンのひとつですね。
(記事)胃潰瘍や逆流性食道炎に幅広く処方される胃薬「プロトンポンプ阻害剤」は胃ガンのリスクを最大で8倍にまで上昇させる可能性。そして腸内細菌環境を破壊する示唆も
In Deep 2019年9月30日
ともかく、
・薬は飲まない
・健康対策とかはしない
という結論に最終的に行き着いたのがコロナの時期でした。
そもそも、私は、健康診断というのも、30年以上行っていないようなゾンザイな人間でもあります。
身体の「数値」というのも、一切測っていません。
血圧も体温も体重も自分で知らないのです。
今、健康診断とかいったら、そりゃ大酒飲みの私は各数値が大変に悪いでしょうけれど、「日々を数値に縛られるのはイヤだ」と思ったのが、各種の測定をやめたキッカケでもあります。
コロナは、その「何もしない」という認識を再加速させてくれた時期でもありました。
幸い、この約 4年、マスクも一度もすることなく過ごせました。
いかなる薬剤もワクチンとも関わらずに生きていくことができました。
これは今後も同じだと思います。WHOの「パンデミック条約」等で、ワクチンが義務化されるとか何とかを聞きますが、罰則が適用されるのなら罰則を受けるだけです。
私はコロナワクチンの時でも懲役刑とかは覚悟していましたから、実際はそんなことにならなかったのは意外でした(大平洋戦争時の日本を思えば、実に意外)。
WHOが世界最大の権力になることは、以下の 1年半くらい前の記事で書いていますが、既定路線であり、もはや動かせないです。
(記事)世界保健機構が「事実上の世界政府」に:新しいパンデミック条約によりWHOはあらゆる国家への健康規制を直接指示することができる組織へと肥大
In Deep 2022年5月29日
当時思っていたより動きがノロノロしているのは(みんな気付いちゃったところまで押したというのは時期が遅すぎ)、WHO のイディオットぶりが露呈しているだけだと思いますが、イディオットを怒らせると、単なるモロンになりますので、今の状態でいいのではないでしょうかね。
話が逸れましたが、そもそも、私はもう高齢者に足を踏み入れた年齢なんですよ。
ですので…これは、あくまで私自身に言っていることとして、つまり、一般論として言うのではなく、私自身に対してということで、
「別に死んでもどうなってもいいじゃん」
ということなのかもしれません。
実際は…このコロナのおおむね 4年弱の時期を経て、今は、生まれてから数十年で経験したことのないような楽な体調でいられていまして、もしかすると、生まれてから最も体調がいいかもしれないというような感じで過ごさせていただいています。
こうなると、「あとは、コロッといかせてください」と願わずにはいられない部分はあります。
生まれて数十年のうち、ほとんどの時期を体調が悪く生きてきました。
まさか晩年にこんなに気楽な体調でいられるなんてなあと。
体に悪いことは、たくさんしています。
お酒なんてバケツで飲みたいくらいですし(いい加減にしろ)、塩分は常に過多だし、他にもいろいろと。
ああ、でも。
コロナの時代に対して、最もお礼を言いたいのは、
「いっさいの消毒をやめた」
ことですね。
2020年の初頭くらいに、銀行の ATM に行ったときに、行員さんが、消毒剤のスプレーを持ってきて、私の手にかけようとしたのです。
「ちょ…」
と、ササッと後ずさりし、「消毒しないと ATM 使えないんですか?」と訊くと、「はい、今は」と答えてらっしゃいまして、私は、
「じゃあまあ、いいです」
と帰ったのですが、そのときに、「もう一生、銀行なんか行かない」と思い、実際、それから約 4年、1度も銀行には行ってないですが、同時にその日、
「もう一生、消毒なんかしない」
と決め、それから約 4年、一度も石鹸さえ使っていません。
全身、水かお湯だけです。
消毒剤は当然、一度も手につけたことがないです。
厳密には、皿洗いが好きな私は、洗剤が頻繁に手についてますけど。
お風呂も簡素になりまして、夏は水をかぶるだけ、冬はまあ寒いですので、お湯ということになりますが、平均入浴時間は、2、3分ですね。
そうしますと、まずお肌の状態がどんどん良くなり、「体臭が消える」ということが起きます。もともと体臭のようなものはないほうの人なのですが、においがほぼ出なくなりました。
その理由はわからないですが、もともと肌の常在菌は(便宜上の表現ですが)良いのも悪いのも共生しているので、バランスがとられるようになっているのではないでしょうかね。
結局、コロナの時代が教えてくれたことは、
「普通に生活する」
ということだけだったように思います。
どのみち、今の環境は、基本的に全部毒されています。
それはもうまったく事実です。何から何までです。水を飲むだけでそうです。水道水でもペットボトルでも。
道を歩いているだけでそうです。いろいろな周波数や微粒子が降り注いでいる。
では、それらを完全に避けられるのかというと、それも無理です。
微粒子単位、周波数単位で毒されていますので、いろいろ無理です。
それでも、多くの人は生きている。
「死ぬまで生きる」という格言通りとも思います。
最近、女神エリスとの「架空の対話」をめぐって、彼女のような存在が、なぜ諍いや闘争をもたらすのかも曖昧ながら理解します。
エリスが何をやっても、諍いや闘争が完全に起こらなければ、エリスは消えるのだと理解しました。
しかし、それもまた今の世界では「無理」です。
ですので、エリスやイルミナティの存在の問題ではなく、私たち「人間」の問題だと考えます。
神は、本来的には人間の概念的なしもべです(神、ごめんね)。
関係ない話で終わってしまいそうですが、私はエリスとの対話を続けています(もちろん頭の中での話ですよ)。
いずれにしても、普通の生活というものをもっと思い出せるといいなと思います。
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