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4月26日にメルマガ40兆個による細胞への攻撃が延々と続いていくを発行させていただきました。

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社会全体の子どもたちに起きている「免役回復戦争」から、同じ戦場にいた自分の幼少期を思い出す

投稿日:


Albert Einstein




 

なぜ亡くならなかったのか

この 2年くらいは免役のことについて書くことが比較的多かったですが、昨日今日あたりは、昼からベランダでお酒を飲みながら(あーあ昼から)、自分自身の幼少期のことなどを思い出していました。

ちっちゃな頃から悪ガキで、三つで予後不良と呼ばれたよ♪ というような体調不良のまま生まれ、ぜんそくなどを含めたその治療薬が関係していたのかどうかは不明ですけれど、その後、典型的な「免役弱体小児」であった自分を思いますと、

「結局、今、社会で起きていることはあの頃の自分の状態と同じなんだろうなあ」

と思います。

私の場合、死んでしまうような状態に頻繁に陥るわけではないのですが、まず風邪の引き方において尋常ではない「ループ」に陥ることが常でした。

たとえば普通であれば、季節性の風邪や当時はインフルエンザなんて言葉はなかったですが「若干重い風邪」にしても、他のウイルス性の感染症でも「その季節に流行しているウイルス株に感染したら、少なくともそのシーズンは同じ株には再感染しない」ものです。

しかし、当時の私ときたら、毎月風邪を引き、それが毎回長引き、治ったと思ったら、数日後にはまた別の風邪(一応全体的に風邪とくくらせていただきますが、他にもいろいろ)をひく。

小学生くらいの時には、「熱で横になる」のが面倒になっていて、体温が 39℃だろうが、40℃だろうが、学校は休みますが、普通に起きて活動して、そして「高熱過ぎて倒れた時に倒れて眠る」という養生スタイルが身につきました。

すぐ発熱する状態は二十代を通じて続きましたので、十代でバンドをやったり、二十代では舞台活動をしたりしていましたけど、「発熱しないでステージ上にいた記憶がほぼない」です。

下手すると、40℃くらいの熱の中で何かやっていたということで、発熱慣れというものはあったかもしれないですね。解熱剤を飲むことは当時からなかったですし、そのうち発熱で病院に行くこともなくなりました(ただ、他のいろいろな病気の処方薬はありましたけれど)。

その後、「熱の意味」というものを知ったのは、日本の最初の整体師である野口晴哉さんの『風邪の効用』という著作を読んだ時で、ほんの数年前です。

その本を知ったときのことと、私の幼少時のことは、もう 8年前の記事ですが、以下の後半でそれにふれています。

(記事)人間にとって最も日常的で慈悲深い治療者は「風邪ウイルス」かもしれないこと。そして、薬漬け幼児だった私がその後の十数年経験した「免疫回復戦争」の地獄体験記
 In Deep 2015年04月21日

私がノグッチと呼ばせていただいている野口晴哉さんは、

「風邪は病気というよりも、風邪自体が治療行為ではなかろうかと考えている」

というスタンスの人で、発熱も含めて、「風邪がその人を治している」と確信していました。

「風邪は自然の健康法そのものであり、風邪を引くことで自分の体のさらなる悪化を防いでいる」と、『風邪の効用』に書かれています。

 

これで、私は自分の幼少時のことを思い出し、「私が死ななかった理由」がわかった気がしたのです。

死ぬほど風邪を引き続けていたから私は死ななかったと。

後で両親が述べていたことですが、2歳だか 3歳くらいの時、医師から「この子が小学生になる姿は見られないでしょう(6歳までに亡くなるでしょうという意味)」と言われたそうです。

ところが、その後、50年、100年と生きています(100年は生きてないだろ)。

私の幼少期を生き延びさせてくれたのは、「執拗に私に熱を出させ続けた風邪ウイルスだったんだ」とノグッチの本で知り、妙に感慨深く思ったものでした。

ウイルスだけではなく、「細菌」にも大変弱く、月に一度はものもらい(目にできるやつ)、さらにそれより多い頻度で口内炎、扁桃腺炎、副鼻腔炎? とにかく耳鼻咽喉関係の問題などが日常的に起こりました。これらは細菌のほうの病気です。家の薬箱には、必ず「眼帯」が入っていました。

まあ、ただ今と比べますと、昔は衛生状態の問題もあるのか、ものもらいになる子どもは多かったです(学校には眼帯をつけている子どもが常時いました)。

おそらく、口内炎なども今よりはるかに多かったと思います。

当時は今の生活のように「過剰な殺菌」が存在しない社会ですので、細菌にとっては活躍の場が広がる世の中だったとは思います。細菌パラダイスですね。

反面、当時の子どもたちになかったのが、まずアレルギー。どんな食物アレルギーも、あるいは花粉症なども聞いたことも想像したこともなかったです。

アレルギーは、「過剰な殺菌」が世の中に台頭して、「殺菌剤が人間の常在菌を破壊し始めた頃」から始まりました。子どもへの抗生物質投与によるアレルギーは今も当時もあったかもしれないですが。

過剰な殺菌については、パンデミック前から書くことがありましたが、以下は、2019年のニューヨークタイムズの記事をご紹介しています。「私たちの環境は衛生的すぎる」というタイトルでした。

(記事)人類が花粉症やアレルギーから解放される唯一の手段… : 私たちは、誤った衛生観念を捨てる時に来ていると語るピューリッツァー賞受賞の記者が主張する「人類のこれまでとこれから」
 In Deep 2019年4月4日

2019年3月12日の米ニューヨークタイムズより

…今は、かつて私たち人類が自然界で出会っていたあらゆる種類の微生物との相互作用が欠如している。

このような環境で、免疫システムはどのような振る舞いをするだろう。

それは、過剰に反応することになる可能性が高い。塵やダニまたは花粉のようなものに悩まされるようになる。これは、私たちがアレルギーや炎症と呼んでいる「慢性的な免疫システムの攻撃」であり、これはさらに危険な方向に進む可能性がある。

アメリカ疾病管理予防センター(CDC)によると、1997年から 1999年の間と、2009年から 2011年の間に、アメリカで食物アレルギーを持つ子供の割合は、それぞれ 50%増加した。

NY Times 2019/03/12

 

そして、奇しくもこの年に新型コロナが中国に登場し、翌年 2020年からは、

「全世界が過剰な殺菌の狂気に包まれた」

のでした。

これについても、多くの記事を書きましたが、やはり最も影響を受けるのは「小さな子ども」です。

(記事)過剰な消毒がどのように小さな子たちを殺していくか
 In Deep 2021年10月21日

多くの消毒剤に用いられる第四級アンモニウム塩などは、人間の生存に必須の「ミトコンドリア」を殺す上に、先天性異常と神経の欠損を誘発することがわかっています。

消毒剤は、子どもには「単に毒」です。必要な部分がまったくない。

大人も、過剰な使用は、COPD の原因となります。

(記事)「タバコではない」 : 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の最大の発症要因は「漂白剤と消毒剤」であることが判明。第四級アンモニウム塩を含む除菌製品が私たちの社会を破壊する
 In Deep 2019年12月15日

 

2020年以来、「そんな毒」が、社会のあらゆるとことろに配置され、幼稚園などでも消毒剤が置かれて、繰り返しの消毒が行われ始めました。小さな子どもには単なる石鹸の使用だって注意深くなるべきなのに、消毒剤という名の毒物があらゆるところに置かれている。

「この世も終わりだな」

と、当時思い、それは今にいたるまでずっと同じ気持ちです。

 

話が消毒のほうに逸れてしまいましたが、最初のほうに、6歳までに死ぬと言われていた幼少時の私が、「それでも死ななかった」と書きましたが、現在若者たちの間に起きている「風邪戦争」も、「同じこと」が起きていると私は考えています。

過剰な殺菌、ストレス(過度なストレスは、若者の免疫に重要な胸腺を萎縮させます)、そして、薬害。これらが日本あるいは世界の多くの子どもや若者たちに襲いかかったのですけれど、

「風邪ウイルスたちが、何とか、彼らを立て直そうと努力している」

という図式が見えます。

感染するたびに得る自然免疫(今はこの自然免疫を獲得しにくい体になっている人が多いことも事実ですが)、そして何より「発熱」により、少しずつ身体が是正されていく可能性はあるかもしれません。

少し話がいろいろ飛ぶかもしれないですが、もう少し書かせていただきます。




 

「犬の世界」

先ほど、「風邪戦争」と書きましたけれど、以下のような報道でわかることかもしれません。

(報道)仙台のインフルエンザ感染報告が「例年の178倍」という報道
 BDW 2023年9月7日

(報道)日本各地でインフルエンザや夏風邪や諸々で9月の学級閉鎖が相次ぐ
 BDW 2023年9月5日

若者たちの胸腺の萎縮は、3年前から懸念されるものでした。現実としてそうなっているかどうかはわからないですが、子どもや若者たちの免疫が弱くなっていることは最近のインフルエンザやコロナの感染状況でわかります。

(記事)パニック障害の人はできるだけ「マスクを避けたほうが望ましい」医学的理由。そして私は、子どもや若者たちの胸腺が萎縮した病的な社会の出現を懸念している
 In Deep 2020年8月4日

また、スパイクタンパク質のターゲットのひとつが「胸腺」であることもわかっています。

(記事)スパイクタンパク質のターゲットが「胸腺」であることがイタリアの研究で判明。小さな子どもたちの胸腺の成長が阻害されると…
 In Deep 2023年2月19日

 

今、子どもたちの風邪戦争というより、「免疫回復戦争」が本格的に始まっているのだと思います。文字通り、生死を賭けた戦争になると思いますけれど、ここに勝たないと先がない。

子どもたちに感染症が増えているのは、学級閉鎖などのニュースが多いことでもわかりますが、もっといえば、「就学前の小さな子どもたちのほうが危機的かもしれない」とも思います。

以下は、厚生労働省のコロナ感染数の推移ですが、ずっと、「最も報告が多い年齢層が 10歳未満」となっています。


内閣官房 新型コロナウイルス感染症 感染動向

若者というより、子どもですね。子どもたちが免疫戦争を戦っている。

さらには、主に「赤ちゃん」である可能性も高いです。

以下は CDC の米国の外来受診数のデータですが、最も多いのが、0歳から 1歳の乳児です。

新型コロナの年齢別救急外来受診数(8月19日まで )

CDC

日本でもある程度同じことになっている可能性もあります。

 

それにしても……陰謀論等を抜きにしても、パンデミックが始まった時に、

「なぜ、専門家たちは子どもの健康を大局的に考えることがなかったのだろう」

とは思います。

パンデミック対策のすべてが、特に子どもに対しては悪い方向にだけ作用するであろうことは、多くの医師や専門家たちが 3年半前に気づいていたはずです。

よっぽどのイディオット・ドクターでなければ、マスクも過剰な消毒も、発熱に対してのアセトアミノフェンも、何もかも悪い方向にしか作用しないことがわかっていたはずです。

なぜ、そんな方向に考えが固定され、そして、若者を含めた多くの人たちは「従ってしまった」のか。

 

…話は変わるかもしれないですけれど、昨日、何となく、アインシュタインの残した書簡や発言のさまざまに目を通していました。英語版の Wikipedia に膨大な量が記録されています。

そこに以下のようなものがありました。太字はこちらで施しています。

倫理文化協会の75周年でのアインシュタインの発言より(1951年1月5日)

私は、教育において、しばしば実際的かつ事実のみに向けられた純粋に知的な態度の過度の強調が、倫理的価値観の損傷に直接つながっていると確信しています。

私は、技術の進歩が人類に直接直面している危険についてはあまり考えませんが、人類の危険として考えることは、人間関係に死の霜のように横たわるようになった「事実問題」の思考習慣によって、人間同士の配慮が抑圧されていることです。

... 政治的世界情勢の恐ろしいジレンマは、私たちの文明側の不作為の罪と大きく関係しています。倫理文化なくして人類の救いはありません。

ここにある「純粋に知的な態度の過度の強調」というのが、この 3年半(それが実際には科学的に間違っているものだとしても)全面に押し出されて、

「あなたがたは科学を信じなさい」

と言われ続けた(くどいですが、それが実際には科学的に間違っているとしても)。

なぜか、多くの人たちはそれに従った。

さらにアインシュタインは以下のように書いています。

1952年10月にアインシュタインがニューヨーク・タイムズ紙に寄稿した文章より

人に専門分野を教えるだけでは十分ではありません。

それを通じて学生たちは、ある種の有用な機械にはなるかもしれませんが、調和して発達した人格にはなりません。学生たちが価値観を理解し、生き生きとした感覚を身につけることが重要です。学生たちは美しいものと道徳的に善いものについての生き生きとした感覚を獲得しなければなりません。

そうでない場合は、専門知識を備えた彼らは、調和して発達した人間というよりも、よく訓練された犬によく似ています

個々の同胞や共同体と適切な関係を築くために、人間の動機、幻想、苦しみを理解することを学ばなければなりません。

これらの貴重なことは、教科書を通じてではなく、教える人々との個人的な接触を通じて若い世代に伝えられます。これが主に文化を構成し、保持するものです。

これが、私が歴史や哲学などの無味乾燥な専門知識ではなく、「人文科学」を大切に勧めるときの思いです。

このアインシュタインの言う、

「よく訓練された犬によく似ています」

からは、「今の社会」をストレートに思い出します。若者ばかりではないですが、しかし、若者たちはそうなっている傾向がなくもないです。

マスクと自粛生活が始まった 2020年に思ったことのひとつに、「若者って、こんなに従順だっけ?」ということもありました。地獄に連れられていくようなことでも従う。

アインシュタインの言葉を読んでいて、ふと、1962年のイタリア映画『世界残酷物語』を思い出しました。この原題は「犬の世界 (Mondo Cane)」というもので、映画は、殺処分のために保健所に集められた犬の姿から始まります

アインシュタインの言葉から、この「犬の世界」というフレーズを思い出しました。

「殺処分のために保健所に集められて…」というシーンを。

今と同じような思考と判断で生きていくと、今後も何度も何度も「集められて」しまいます。殺処分のためではなくとも、何かそれと似た目的のために。

 

いずれにしても、子どもと若者たちの「身体の更正」を手助けするために今後も感染症ウイルスたちは頑張り続けると思います。

そして、願わくば、子どもの発熱にカロナール等で対処するようなアクションがこれ以上増えないことを願っています。

(参考記事)子どもがみんな解熱剤でやられてしまう
 In Deep 2022年8月27日

 

まとまりのない混沌とした内容になってしまいましたが、締めとして、アインシュタインの書簡で、わりと気に入っているものをご紹介させていただきます。比較的晩年の書簡です。

ノーマン・サリットへのお悔やみの手紙(1950年3月4日)より

人間は、私たちが宇宙と呼ぶ全体の一部であり、しかし、それは時間と空間に制限された一部であり、自分自身そして自分の思考と感情を他のものから切り離されたものとして体験します。しかし、これは、意識の一種の「錯覚」です

この妄想は私たちにとって一種の刑務所であり、私たちを個人的な欲求と、私たちに最も近い少数の人々への愛情を制限します。

私たち人間の課題は、すべての生き物と全体を包含するように慈悲の輪を広げることによって、この刑務所から自分自身を解放することでなければなりません

これを完全に達成できる人は誰もいないでしょうが、そのような達成を目指して努力すること自体が解放の一部であり、心の安全の基盤となります。

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