シェディングの(負の)効用がまたひとつ
今回のメインのテーマとは異なる話ですが、今日、日本のお医者様の X (旧ツイッター ← この注釈は面倒ですので、以下ツイッターで)への投稿で、大変興味深いことを知りました。
ツイッターの投稿はこちらにあります。
すべての方がツイッターを見られるというわけでもないかもしれないですので、以下に内容を文字で転載させていただいています。
(記事)シェディングにより「ホルムアルデヒド濃度が急激に上昇する」と始めて知りました
BDW 2023年9月10日
お医者様は以下のように書かれていました。
投稿より
「HCHO(ホルムアルデヒド)」を測定する器械で見てみると、来院する患者では5~10人に1人の割合で診察室内のホルムアルデヒド濃度が10倍程度上昇する。
最近接種した患者に顕著に見られる。
患者がクリニックの外に出ない限り数値は低下しない。
また、フルボ酸を入れた加湿型空気清浄器を稼働しても除去できない、満席のレストランで測定すれば30倍以上になるところも。
こんなに急激にホルムアルデヒド濃度が上昇すれば、確かに敏感な体質の方なら、目や喉などが痛くなるでしょうし、Wikipedia の説明にある以下の通りの刺激を受けますよね。
(ホルムアルデヒド - Wikipedia より)
> 濃度によって粘膜への刺激性を中心とした急性毒性があり、蒸気は呼吸器系、目、喉などの炎症を引き起こす。皮膚や目などが水溶液に接触した場合は、激しい刺激を受け、炎症を生じる。
「しかし」と思います。
「なぜ、接種者の方からホルムアルデヒドが?」と。
それでまあ、ほんの少しですが調べますと、やや「なるほど」と思った部分がありました。
まず、ホルムアルデヒドが「生体内で生成される要因」は以下のようになっています。
ホルムアルデヒド - Wikipedia より
ホルムアルデヒドは、アミノ酸や生体異物を代謝する際、内因的に生成され、ホルムアルデヒドに暴露されていない人でも、血液中ホルムアルデヒド濃度が2.61 ± 0.14 µg/g(ほぼ2.6ppm)との報告がある。
ここに「生体異物」という言葉が出てきます。
それを代謝する際に、ホルムアルデヒドは体内で生成されるようです。
生体異物とは何か?
生体異物とは、生体内に存在する化学物質のうち、自然には産生されないもの、または存在するはずのないものを指す。
…こうした文脈では、生物システム全体にとって異質な物質、すなわち人間が合成する前は自然界に存在しなかった人工的な物質を指して用いられる。
生物は、「自然には産生されないもの、または存在するはずのないもの」を代謝あるいは分解する際に、ホルムアルデヒドを体内で生成するようです。
「人工の modRNA とか人工スパイクがこれか…」
と思います。
(参考記事)「メッセンジャーRNAではなく、これは modRNA」と知り、納得する、巨大な人類への悪意とその顛末
In Deep 2023年4月25日
「ということは、脂質ナノ粒子自体も《自然には産生されないもの》であり、分解する際にホルムアルデヒドが体内で生成されるんじゃないの?」
とも思いましたけれど、全体的に「人工」というキーワードで綾取られているワクチンであるわけですから……というか、こうなってくると、mRNAタイプ、あるいは、人工修飾した抗原を使っている薬剤はすべて該当しそうですが、そういうものにより、体内で「ホルムアルデヒドが生成」され、
「周囲の人の目や喉や皮膚を痛くする」
という仕組み…だとしたなら、またも感服ですね。
すべての作用が「武器化」する。
そもそも、長期間体内に残留する可能性のある modRNA やスパイクですので、「延々と接種者の体内でホルムアルデヒドが生成され続けている」可能性もありそうです。ホルムアルデヒドは、発ガン性物質ともされていて、あまり体にいい状態ではないかもしれません。
ワクチン問題研究会の記者会見を取り上げました前回の記事で、福島名誉教授は、
「薬によって副作用がこれだけ出て、ありとあらゆる毒性が出てきて、神経から心臓から、自己免疫から、糖尿病から、ありとあらゆるものが出てくる。こんなこと、金輪際あったことなんてない」
と述べてらっしゃいましたが、さらに、脂質ナノ粒子自体にも非常に強い炎症性があることが多くの論文で述べられていて、それも「武器的」です。
脂質ナノ粒子というのは、ファイザー社のコロナワクチンならポリエチレングリコール、メルク社の子宮頸がんワクチンならポリソルベート80などがそれに該当します。それらが添付される理由はともかく「入っている」という事実があります。
米国トーマス・ジェファーソン大学の研究によるマウスの実験だと、「鼻腔内接種で死亡率80%」です、脂質ナノ粒子は。(過去記事)
「全部が凶器化している」
のに加えて知った、今回のホルムアルデヒドの生成。
…9月20日から、またいろいろとありそうです。
以前メルマガで、米コロラド大学の医学部などによる研究によって、
「シェデングが証明された」
ことを取り上げたことがあります。
その「エアロゾル感染のエビデンス」というコロラド大学の論文はこちらにあります。また、この論文を医学者が解説していたエポックタイムズの記事は、こちらにあります。
コロラド大学の研究者は、以下のように述べていました。
「これは、接種者の周囲の未接種の人を免疫化(ワクチン暴露)するだけでなく、血流成分や他の組織に対するスパイクタンパク質の毒性に関連する問題を引き起こす可能性がある」
それに加えて、ホルムアルデヒドときたか…という感じですね。
さて、今回のもうひとつのテーマといいますか、米国などの SNS で話題になっている「世界経済フォーラムの文書」とされるものを最近見ました。
内容は刺激的ですが、ただ「出典元」がどこまで辿っても見当たりませんので、真実ではなく、「あくまで娯楽」としてお読みいただければ幸いです。
9月13日から
先ほど書きましたように、今から翻訳する文章は、ソースを辿ることができていないもので、信頼に足るものではないということを、もう一度書いておきます。
つまり、「信用できないもの」と考えていただいて結構です。
今の時代は、どんな人が提示したものでも書いたものであっても、「信じる」ところから始めるより「信じない」というところから始めたほうが安全です。まして、私のような曖昧な人物が書くものは特にそうです。私の書くものなど何も信じてはいけません。
投稿者の一連の投稿は、ツイッターのこちらにあります。
そして、「この書類の内容から来たものだと思われる」として、提示していた画像(元は PDF ファイルらしいです)を翻訳したのが以下です。
世界経済フォーラム パンデミックのタイムライン予測 世界的な展望
WORLD ECONOMIC FORUM Pandemic time line projection
2023年 9月13日: アウトブレイクの拡大
新しいパンデミック「パンデミック-2」は、西ヨーロッパ、アジア、北米で同時に出現した既存ウイルスの変異種(Covid - Pirola / ピロラ)から始まる。
最初の症例は、類似性があるため、一般的な季節性の病気であると誤解される。その原因は公衆衛生上の対応における重大な遅れだ。
イタリアが、ヨーロッパにおける流行の中心地となり、月末までに 2万人以上の感染者が報告され、地元の病院が圧倒される。
スペインでは主要都市で変異ウイルスの最初の感染者が確認され、感染力の高まりに対する懸念が生じる。 ウイルスの急速な蔓延により、パニック買いや医療用品の不足が生じ、状況にどう対処するかについて政府間で混乱が生じる。
呼吸困難や神経学的合併症などの異常な症状の報告は、医療専門家の間で警戒を高める。
2024 年1月22日: エスカレーションと世界的な懸念
世界中で入院者数が急増し、医療施設は圧倒され、医療従事者は疲弊する。
変異ウイルスの変異株の致死率は 2~ 4%で、英国と米国では悲惨な致死率 6~ 7.3%に達する。 (注:実際の死亡率は C-19ワクチンによる免疫力の低下が原因だ)
ウイルスの指数関数的な広がりと既存の免疫を回避する能力についての懸念が高まっている。
イタリアの医療制度は、病院が流入する重症患者の対応に苦戦しており、崩壊の危機に瀕する。 スペインでは感染者数が急激に増加し、政府は主要都市で部分的なロックダウンを実施する。
アイルランドと英国は、病院が対応に苦慮するという悲惨な状況に直面し、国際支援(国連、CDC、WHO)が緊急に求められる。
ここまでです。
ここに出てくる「ピロラ」という変異種は、現在、BA.2.86 と呼ばれている変異種です。
この文書は「タイムライン」として日付けが書かれているあたりにいろいろと危うさを感じますが、ただし、
「タイムラインを外せば、いつでも起こり得るのかもしれない」
とも思います。
それで、この文章を掲載した次第でした。
その理由は、現状すでに、コロナは、
「感染爆発寸前」
のように見える状況となっているからです。
たとえば、アメリカの「排水中のコロナウイルス監視」の状況は、全米単位で急激に上昇していまして、過去のデータからは、今後のアメリカでの感染の蔓延が予測されるところです。
以下のふたつの記事でグラフを示しています。
(記事)アメリカの一部で、排水中のコロナウイルスレベルが「パンデミック以来最大」に
BDW 2023年9月10日
(記事)何だかアメリカの「コロナウイルス廃水モニタリング」レベルの変化がものすごいのですが…
BDW 2023年9月6日
ノースカロライナ州のチャペルヒルという街など、いくつかでは「排水モニタリング監視を始めて以来最大」となっています。つまり、パンデミック以来最大のレベルということです。
ノースカロライナ州チャペルヒルの排水中のウイルスレベルの推移
covid19.ncdhhs.gov
他にも、以下のように「8月以来急上昇」している観測地点が数多くあります。
排水中のCovid-19レベルが高い場所の一部(2023年3月から9月)
Biobot Analytics
あまりにも、どの観測地点でも上昇が急激で、
「なんかバラ撒かれた?」
というような「陰謀論」的な考えも出てこなくもないですが、これについては、先ほども出てきた、現在各地で見つかっているピロラ(BA.2.86)の「異様性」にも後で少しふれたいと思います。
そして、先ほどの「文書」(あくまで娯楽文書です)には、9月13日という日付けがありましたが、アメリカ政府は、
「 9月13日から XBB 対応ワクチンのブースター接種を開始する」
と報じられています。以下で ABC ニュースの報道を翻訳しています。
(記事)アメリカで新たなXBB対応ワクチンが「9月13日」から提供される模様
BDW 2023年9月10日
日本は 9月20日から接種開始です。
アメリカにしても日本にしても、一見すると「影響は静かに進行している」ように見えるのかもしれないですが、このときから修羅場がやってくることは避けられないと思います。
そして、現在注目されている変異種 BA.2.86 (ピロラ)の「変異と出現の状態がすごすぎる」のです。
ピロラ戦争
このピロラは、最近さかんに報道されていまして、「新たな変異株「ピロラ」拡大、欧州当局が警告」(ブルームバーグ 2023/09/08)という、大体どの報道も同じような感じですが、その拡大の様相はともかくとして、
「変異がすごい」
ようなんです。
以前、オミクロンが登場した時に以下のタイトルの記事を書きました。
(記事)オミクロンってのは本当に自然の変異の産物なのか? …と思わせる「別の遺伝子の断片が挿入している」ことを判明させた国際的研究の解析結果
In Deep 2021年12月5日
オミクロンは、それまでで過去最大の「 26カ所の変異」がありました。
上の記事で紹介した、カナダ、アメリカ、そしてインドの研究者たちによるオミクロン株の詳細な分析の論文に以下のようにあります。
> その結果、オミクロンのスパイクタンパク質には 26のアミノ酸変異(23の置換、2つの欠失、1つの挿入)があり、他の懸念される変異株とは異なっていた。
置換(配列が組み換わること)、欠失(遺伝子の消失)まではわかるとして、
「 1つの挿入」
と、突然、なんだか全然別の遺伝子が「入った」という。
それはともかく、このオミクロンは、26カ所の変異だったんですが、BA.2.86 (ピロラ)は、
「 45カ所の変異がある」
ことを知りました。
以下は、東京大学医科学研究所の佐藤佳 教授に記者がインタビューした記事からの抜粋です。
「ゲームチェンジャーになり得るのか? 世界中が注視する新たな変異株「BA.2.86」の特徴」より抜粋
医療記者、岩永直子のニュースレター 2023/09/09
…—— 世界で多くの感染者が確認されていない段階で、なぜこれほど「BA.2.86」は注目されているのでしょうか?
大きく分けて2つの理由があります。
一つは、変異がめちゃくちゃたくさんあることです。ウイルスの表面にあって、人の細胞に入り込む時に結びつくスパイクタンパク質に33ヶ所、それ以外の場所に12ヶ所、合計45ヶ所もの変異があります。
…もう一つは、世界中で同時多発的に見つかったのは初めてだったことです。
オミクロンは南アフリカ政府が2021年11月25日に自国の中で流行が広がっていることを確信して、世界に向けて情報発信しました。基本的に今までどの株もそうですが、一つの国で流行が広がって気づかれ、世界中に広がるパターンでした。
でも今回の「BA.2.86」の場合は、どこの国でも流行の主体になっている情報がない段階で、8月14日に初確認されて以来、たくさんの変異を持っている謎のウイルスが世界中で見つかった。しかも、ヨーロッパ、北米、アフリカと大陸をまたいで同時多発的に見つかっています。
ここまでです。
・45カ所の変異
・世界同時多発で始まった
この大きな特徴は、初めてのことで、それだけに注目を集めている、ということだそうです。
……ですが。
「こんなの自然の変異なわけがある?」
……と思う部分もないでもないです。
そしてまた、
「世界各地で同じ変異種が同時に広がるのも自然じゃない」
とも思います。
ちなみに、先ほどの記事は実際にはかなり長いもので、ピロラに対しての「 XBB 対応ワクチンの効果」も述べていました。
研究者の方は、「BA.2.86に対しても、重症化予防効果はあると思います」と述べられていましたが、現役の研究者たちは、研究を続けるためには、こう言うしかないと思いますので、心中はお察しできます。何しろ「重症化予防の根拠」は何も述べずに、「思います」とだけ述べられているのですから。
ただし、わりとはっきり以下のように述べられていました。この部分は良心だとは思います。
佐藤佳教授の言葉より
単価ワクチン(※ 最初のワクチンのこと)の 3回接種、 4回接種、 BA.1の2価ワクチン接種、 BA.5の2価ワクチン接種、どのワクチンで誘導された「中和抗体」も、 BA.2.86 にはほとんど効果を示しませんでした。ちなみにこれらの中和抗体は、EG.5.1にも効果がありませんでした。
「ピロラに対する中和抗体はできない」と、はっきりと述べられています。
図が添えられていまして、以前、村上名誉教授が示されていました以下の図と同様の概念のものでした。先ほどの記事の図は、ここにピロラが加わったものですが、やはり中和抗体は作られていません。
以下の記事に載せています。
(記事)秋からのコロナや他の様々な疾患の宿命的な激増(特に子どもと若者)の「真の病気の時代」に向けて思うこと
In Deep 2023年8月31日
XBB は、ACE2 受容体への「親和性」が、数十倍高くなっていると村上名誉教授は述べられていました。
ともかく、アメリカにおいては 9月13日から、日本においては 9月20日からのしばらくの期間は接種者にも未接種者にも厳しいものとなると思います。
ひどい戦争になってきました。
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