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地球最期のニュースと資料

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「すべての爆弾の母」MOABはユーラシア大陸最大の断層とプレートの交差地点で、なおかつ「北緯33度線の真上」の位置に投下された。これは偶然なのか、何かの意図なのか

   

STV

今回の記事は、最近のある出来事について、ふと気づいたことを地図などで掲載しておきたいと思いますが、特に詳しい説明等を書くことはできません。

というのも、それに何か合理的な意味があるのかどうかわからないですし、単なる偶然の可能性も高いです。ただし、これに何か意味があるのなら、個人的に調べてきたことの意味として「非常にイヤな感じ」ではあります。

いずれにしても、それに関する報道、そし、地図などを掲載させてしいただこうと思います。余計な話は書かないつもりです。

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「すべての爆弾の母」の意味は

4月14日にアメリカ軍がアフガニスタンに「 MOAB 」と呼ばれる大規模爆風爆弾を使用したことはご存じの方もあるかもしれません。

MOAB というのは「 Mother Of All Bombs (すべての爆弾の母)」という言葉の略称で、アメリカ軍のふれ込みだと「核兵器以外で最大の破壊規模を誇る」爆弾ということで、「非核最強兵器」とされています。しかし、そのニュースを見た時に、何とも言えない違和感を感じた方は多かったのではないでしょうか。

たとえば、下はその時の報道からの抜粋です。

アメリカ国防総省は4月14日、パキスタンとの国境に近いアフガニスタン東部ナンガルハル州を空爆した時の動画を公開した。

動画には、「すべての爆弾の母」と呼ばれる兵器MOAB(大規模爆風爆弾)「GBU43」がアフガニスタンで爆発する瞬間がとらえられている。MOABは4月13日、IS(イスラム国)の拠点に向けて投下された。

アメリカ最大の非核爆弾が実戦で使われたのはこれが初めて。アフガニスタン国防省によると、洞窟や地下トンネルのある施設を狙ったこの攻撃で、ISの兵士36人が死亡した。

huffingtonpost.jp

違和感はこの部分です。

> ISの兵士36人が死亡した。

私もそうでしたけれど、多くの人々が、「 36人?」と思われたのではないでしょうか。普通の空爆より効果がある部分がほとんど感じられない数字です。

ちなみに、この MOAB の製作費用と開発費用ですが、こちらの記事によりますと、米国のニューヨークタイムズの報道では、

「 MOAB 自体の費用は 1600万ドル(約 17億6000万円)で、その開発費用は 3億ドル( 330億円)」

とされているようです。費用については諸説あるようですが、いずれの説でも、かなりの額の費用がかけられている兵器だということになりそうです。

この「 36人の死」というものから、ふと思ったのは、2016年の下のニュースです。

フランス南部ニースで(2016年7月)14日、革命記念日の花火見物に訪れていた人々の列にトラックが突っ込み、検察当局によると少なくとも70人が死亡した。(AFP ※死亡者数は後に84人に増加)

テロの形態が変化した今の時代は、このような大量殺りくが普通のことになりつつあります。

トラック一台と「世界最強の非核兵器」では、トラックのほうが殺傷能力が高いと。だから違和感が強かったのかもしれません。

いずれにしても、アメリカ軍が IS の拠点に対しての「すべての爆弾の母」の使用で何を狙っていたのかはよくわからないですが、IS は核兵器などの大量破壊兵器を持つわけでもなく、狙うとすれば、「戦闘員そのもの」となるはずです。そういう意味では、対費用として考えても、これが通常の作戦なら「失敗」ではないでしょうか。

しかし、そもそもアフガニスタンは IS の本拠地のわけでもないし、そこに投下すること自体が意味がわからないという部分もあります。

IS の勢力地域はイラクとシリアの一部です。

330億円かけて開発されたかもしれない「世界最強の非核兵器」の存在意図はいったい何なのだろうとは思ってしまう報道でした。

2003年のアメリカ軍によるMOABのテストより

STV

 

ひとつの仮説として「実験場としてアフガニスタンを選んだ」ということはあるのかもしれません。

第二次大戦中の日本が数々の実験場となったのと同じように。あるいは、ベトナムがイラクがアフガニスタンが … etc … 数々の実験場となったのと同じように。

 

しかし、何となく釈然としないままでした。

 

その翌日、アメリカの SNS で、こういう書き込みがあったのです。

「米軍は断層とプレート境界の最大の密集地で超巨大爆弾を爆発させやがった」

 

これを読んだ後、その投下された場所、そして、断層の分布図の地図などを見ているうちに、

「これは……」

と思った次第です。

 

以下、その際に作成した地図や図表を並べます。

 

「MOAB(すべての爆弾の母親)」が落ちた地点はこのような場所

まず下が地図上での MOAB が使用された場所です。

MOABが投下された場所

・Googla Map

上で黒いラインで囲んだ領域が下の図となります。この図は、インドからアフガニスタンまでの「断層」と「プレートの境界」を表しています。

見やすいものではないですが、黒い実線はすべて「断層」で、ピンクの部分は、プレートの境界です。そこに最強の非核兵器を打ち込んだのです。

上の地図で囲んだ部分の断層の分布とMOABの爆発地点

drgeorgepc.com

 

このように、「最強の非核兵器」 MOAB は、ユーラシア大陸の中で最も複雑に断層とプレート境界が入り組んだ場所で使用されたことがわかったのでした。

何しろ、世界のプレートの分布図を見るとおわかりかと思いますが、ユーラシア大陸には、他にこれほど「ダイナミックで複雑な地層をしている場所はない」というほどの場所です。

jma-net.go.jp

こういうのを見ますと、今回の「最強の非核兵器の使用」は、「人間への殺傷能力《以外の効果を実験している可能性》もあるのかもしれない」などいうことも思ってしまった次第です。

 

そして、さらに、爆発した地点を見た時から気づいていたのですが、下の地図でおわかりのように、ここは、北緯 33度上です。

MOABが投下された場所と北不33度線

・Google Map

 

というわけで、いくつかの図を羅列させていただきましたが、これらが示すものが何かはわかりません。

最も高い可能性としては「偶然」なのでしょうが、しかし、IS の被害状況に見える違和感は、単なる偶然ではない可能性も感じさせます。

十数年と数百億円の費用をかけて開発された最強の非核兵器が「単なる無駄なものだった」という評価で終わるものなのか、そうではない「効果」を作り出したりしているのか、というような。

何らかの実験 …… 何らかの暗号的なメッセージ …… など想像は膨らみますが、その実際のところが何かわからないということにおいては、すべての 33度線事案と共通します。

ただ、これから、地質的なことも含めて、何かが起きるのかどうかは見ておきたいと思っています。