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6月21日にメルマガ空気感染する狂犬病。そして最後の砦イベルメクチンを発行させていただきました。

2024年からの世界 ディストピアへようこそ 人類の覚醒と真実 健康の真実

メキシコで鳥インフルエンザによる死者が出たことにより、いろいろと走り出す可能性。懸念されるのはアメリカの4000万頭の「牛すべてを検査すべき」だという声…

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鳥インフルエンザをめぐる昨今の状況

少し前に、アメリカ CDC の元所長が、「機能獲得研究により鳥インフルエンザの大パンデミックが起き得る可能性」について警告した記事を以下でご紹介しました。

(記事)元CDC所長の「鳥インフルエンザの機能獲得研究が大パンデミックを引き起こす可能性についての警告」にある一部の欺瞞と一部の真実
In Deep 2024年5月19日

この 5月、6月は、アメリカを中心として鳥インフルエンザの報道や話題が大変に多く、とてもすべてはピックアップしきれないほどなのですが、最近の話題の中心は「」なんですね。

牛で鳥インフルエンザの陽性のケースがわりと出ているということで、中には、「鳥インフルエンザに感染した牛の乳を飲んだ複数のネコたちが死亡」という報道もありました(翻訳記事)。

煽りも実際の懸念も含めて、混沌としてきている感じがあるのですが、こういうときには、必ず「ワクチン計画が平行して行われる」のが現在の世で、現状では次のようになっています。

・アメリカ保健福祉省が 480万回分の鳥インフルワクチンの生産を準備中(記事
・アメリカ政府がモデルナ社に対して mRNA 鳥インフルエンザワクチンの資金を準備 (記事

なお、報道では、米国政府は、ファイザー社とも鳥インフルエンザ mRNA ワクチンについて協議中ということで、モデルナ社とファイザー社の鳥インフルエンザワクチンが主体になっていった場合、

「コロナと同じ」

という mRNA ワクチンの大量生産が見込まれます

モデルナ社については、もういつでも生産に入ることのできる状態です。mRNAコロナワクチンで(クイズ)ノーベル賞を受賞したドリュー・ワイスマン博士と共同で研究をおこなったスコット・ヘンズリー博士という人は、以下のように述べていました。

mRNAワクチンの研究者、スコット・ヘンズリー博士

「パンデミックを引き起こす可能性のある新しいウイルス株の配列を解析してから数時間以内に mRNA ワクチンの作成を開始できます」

pennmedicine.org

仮に、その mRNA 鳥インフルエンザワクチンの構造が、mRNA コロナワクチンと同様の感じであるならば、その可能性として考えられる有害性(脂質ナノ粒子そのものの問題DNA が混入する問題)もまた同じようなものになるんでしょうけれど、もう多くの人たちの人体は、ややボロボロになっているわけで、そこにダメ押しというのは、いかにもキツい。

それでも、この流れが止まる気配はありません。

しかし、一気に対策や政策を進めるためには、強力な理由が必要だと思います。たとえば、「人が次々と鳥インフルエンザで亡くなる」などです。

最近、鳥インフルエンザで、ついに「人間の死者」が出ました。家禽や他の動物を扱った経験はないメキシコの 59歳の男性でした(ただ、WHO の声明によれば、もともと基礎疾患で非常に衰弱した状態だったようです)。

まず、この WHO の発表について取り上げていた米ゼロヘッジの記事をご紹介します。

この中で気になったのは、人が死亡したということより、「アメリカの 4000万頭のすべての牛に検査を実施すべきだ」という声が出ていることです。

とりあえず、記事をご紹介します。




 


WHO、メキシコでの鳥インフルエンザによる死亡を確認、「科学を信じろ」と述べる専門家たちはアメリカの4000万頭の牛の検査を希望している

WHO Confirms Bird Flu Death In Mexico As 'Trust The Science' Experts Want To Test America's 40 Million Cows
zerohedge.com 2024/06/06

世界保健機関が、メキシコで鳥インフルエンザによる初の死亡が確認されたと発表した。死亡したのは 59歳の男性で、家禽や他の動物を扱った経験はない。鳥インフルエンザは北米や世界の他の地域に広がり、さまざまな種類の動物や人間に感染している。

WHO は以下のように声明で述べている。

2024年5月23日、メキシコ国際保健規則(IHR)国家連絡担当者は、メキシコシティの入院患者で鳥インフルエンザA(H5N2)ウイルスによるヒト感染の死亡例が確認されたと PAHO/WHO に報告した。

これは、世界で報告されたインフルエンザA(H5N2)ウイルスによるヒト感染の初めて研究室で確認された症例であり、メキシコで報告されたヒトのH5鳥ウイルス感染の初めての症例だ。

この症例のウイルスへの曝露源は現在不明だが、メキシコでは家禽において A(H5N2)ウイルスが報告されている。メキシコ国際保健規則によると、新型インフルエンザAウイルスの亜型によるヒト感染は、公衆衛生に大きな影響を及ぼす可能性がある事象であり、WHO に報告する必要がある。入手可能な情報に基づき、WHOは、このウイルスが一般の人々に対して現在及ぼすリスクは低いと評価している。

WHOの声明はこう続く。

...メキシコシティで入院し、家禽や他の動物との接触歴のないメキシコ州在住の 59歳の男性に鳥インフルエンザA(H5N2)ウイルスのヒト感染が確認された。この男性は複数の基礎疾患を抱えていた

患者の親族によると、急性症状が出る前に、他の理由ですでに 3週間寝たきりの状態だったとのことだ。

6月5日早朝、オランダのウイルス学者マリオン・クープマンス博士は X に「世界的に流行している高病原性鳥インフルエンザの影響を受ける野生哺乳類のリストが拡大している。米国のリストにはネズミが追加された(ニューメキシコ州)」と投稿した。

クープマンス博士はまた、拡大し続ける哺乳類のリストで鳥インフルエンザの検出を示すアメリカ農務省のマップも公開した。

STATニュースは最近、鳥インフルエンザの第一人者であるオランダのウイルス学者ロン・フーシェ氏にインタビューし、今回の流行についていくつかの見解をきいた。

「野鳥では大規模な感染が発生しています。家禽類には非常に簡単に感染します。しかし、人間では感染者数が少なくなっており、人獣共通感染のリスクが減少したことを示唆していると私には思えます」

一方、元米国疾病対策センター研究者で、現在はギンコ・バイオセキュリティの疫学・モデリング担当シニアディレクターを務めるニタ・マダブ氏は、サイエンティフィック・ アメリカン誌に次のように警告した。

「哺乳類内での感染が広がれば広がるほど、変異する機会が増えます。変異して変化するにつれ、人間に感染する可能性が高まります。人から人へと効率的に感染する能力を獲得すれば、それを阻止することは困難でしょう」

約 1週間前、バイデン政権がモデルナ社の鳥インフルエンザワクチンへの資金援助契約に近づいているというニュースが報じられたが、トランプ前大統領の新型コロナ対策コーディネーターを務めた医師デボラ・バークス氏を覚えているだろうか?

彼女は本日、国内の牛群の週ごとの検査について語った。

デボラ・バークス氏は、アメリカ国内のすべての牛に毎週、鳥インフルエンザの検査をしなければならないと述べた。

「毎週、すべての牛を検査する必要があります」とバークス氏は言い、「酪農従事者全員をプール検査することもできます」と付け加えた。

アメリカには約 4,000万頭の牛がいる…。科学を信じてください。

WHOの主任科学者ジェレミー・ファラー氏は最近、牛の間での鳥インフルエンザは「非常に懸念される」と述べた

疑問が湧いてくる…。人から人への感染が急増し、WHO がこのパンデミックの焦点を牛に置いていることが明らかになった場合、政府はこれらの動物に関してどのような措置を取らざるを得なくなるのか?

しかし、心配する必要はない。地球を鳥インフルエンザから救うために大量の牛たちが殺処分されたとしても、ビル・ゲイツ氏はコオロギバーガーやフェスクミートをすぐに提供する用意があるだろう。


 

ここまでです。

亡くなった男性は、基礎疾患の悪化で、

> 3週間寝たきりの状態

だったそうですので、もはや死の主因が何であるのか定かではないですが、ともかく H5N2 というもので初めて亡くなったという見解です。

 

ところで、ニワトリなどを含めた鳥の場合は、鳥インフルエンザに 1羽でも感染した場合、基本的に「その飼育場の全頭を処分」します。

私自身は、鳥の大量殺処分には大変に疑問を持っている人ではあるのですが(参考記事)、それは置いておいて、「こんなことを牛にも適用したら、いろいろと大変なことになるのでは?」とは思います。
鳥だけではないです。

2019年には、中国で、アフリカ豚熱(豚コレラ)の感染による殺処分頭数が「 1億頭」に上りました。

(記事)中国でのアフリカ豚コレラによる殺処分頭数が「1億頭」を超える
地球の記録 2019年9月10日

アメリカにいる牛の総数は 4000万頭だそうですが、「理由付けとなる大義名分」が生じるならば、同様のことが起きても不思議ではないかもしれません。

ともかく、mRNA 鳥インフルエンザワクチンの生産準備は進むわ、牛の全頭検査が始まるかもしれないわで、いろいろ走り始めていますね。

 

本来であれば、もう夏ですので、基本的には、いかなる種類のインフルエンザの流行シーズンでもないのですけれど、今は「免疫が抑制されている人が多い状態の社会」ですので、最近は、感染症の流行の時期もちぐはぐになっています。

ヨーロッパで圧倒的な流行を見せている「百日咳」などは、これまで秋からしか流行の拡大はなかったのですが、今は初めて「秋ではないとき」に感染拡大が続いています。

英国の百日咳の症例数(2015年 – 2024年4月)

BDW

鳥インフルエンザだろうが普通の風邪だろうが、「人々の免疫の状態が悪い」ことが(どんな病気であっても)事態を悪化させやすいというのが、今の、そして今後の世界だと思います。

鳥インフルエンザの行く末が、コロナ対策の繰り返しのような状態みたいになるのかどうかはわからないですが、しかし、コロナ対策の無意味性から学んだ方々も多いわけですから、今後どういう局面でも賢明に対処したいところです。

賢明に対処するというのは、対策を何もしないということですが。

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