ファイザーがスパイクタンパク質の「特許」を取得したのは33年前
なんだか最近、日本の報道でも、「コロナは中国の研究所から流出した」というような文字を見ます。
「まーた世界全体でなんかの方向に誘導してる…」としか思えないのですが、たとえば、日本の NHK の報道の以下のような部分がまったくそれです。
> FBIのレイ長官は28日、アメリカのFOXニュースのインタビューで、新型コロナウイルスの発生源について「FBIは、武漢の研究所における事故である可能性が高いと評価している」と述べ… (NHK 2023/03/04)
ここにあります、
> 武漢の研究所における事故
という概念は、今から 3年以上前にはもう出ていました。
しかし、 2020年の前半には、すでに、
「これは事故じゃない」
ということが認識され始めていました。
日本で最初の緊急事態宣言が出ていた頃の 2020年5月の記事では、ロバート・F. ケネディ・ジュニア氏のウェブサイトの記事を取りあげましたが、その記事のタイトルは、
「パンデミックと自由の崩壊は数十年かけて作られた」
というものでした。
以下の記事で翻訳しています。
[記事] 21世紀という時代は「ウイルスの機能獲得学」を巡ってウイルス学者たちとゲイツ財団が共に進んだ人類統制のためのパンデミックへの道だった(かもしれない)
In Deep 2020年5月24日
ロックダウンから始まり、ワクチンに至る一連の動きはすべて計画的である可能性のほうが高く、それが実行されただけだと、当時から認識され始めていたのでした。
そして、それは「ワクチンの人口全体への提供を最大の目的とする」ものであることも、当時は曖昧でしたが、わかってきていました。
ロバート・F. ケネディ・ジュニア氏のウェブサイトの記事には、タイムラインが書かれてあります。それはおおむね以下の 23年前の出来事から始まります。
2000年
・ビル・ゲイツ氏はマイクロソフト社の CEO を辞任し、ビル・メリンダ・ゲイツの名を冠した財団を立ち上げる。ゲイツ財団は、他のパートナーと共に、ワクチンと予防接種のためのグローバルアライアンス(GAVI)を立ち上げた。
この記事のタイムラインは非常に詳細で膨大なもので、先ほどのブログ記事にも途中までしか記していないですが、ポイントになる部分をさらに絞りピックアップして、さらにこの記事以降にわかったことを含めて簡単に書きますと、以下のようになります。
ワクチン展開までのタイムライン
2000年
・ファイザー社、「コロナウイルスのスパイクタンパク質の遺伝子治療に関する特許」を取得。 (特許 6372224)
2002年
・11月: ノースカロライナ大学の研究者が、ウイルスの機能獲得研究(病原体を改変してより伝染性または致死性を変更する研究)において、画期的な研究を発表した。それは「天然のマウスのコロナウイルスの合成クローンの作成について」の内容だった。
・11月: 中国広東省で「これまでにはない肺炎」の最初の症例が報告された。この疾患は後に SARS と定められる。
・この年に、ファイザー社は、「コロナウイルスのスパイクタンパク質遺伝子治療に関する特許」をアメリカ特許商標庁に提出 (特許 US7279327B2)。
(※) この最大の問題は「アメリカでは自然の遺伝子を特許として登録することはできない」ことです。人工物しか特許申請はできません。ファイザーの一連のコロナウイルスの特許については、以下の記事の後半にあります。
[記事] 仏英のワクチンパスポートの現実。そして、1990年のファイザー社の特許「コロナウイルス遺伝子組み換えスパイクタンパク質の発明」から30年間の努力の歴史
In Deep 2021年7月15日
2005年
・12月: アメリカ保健社会福祉省長官が、「災害危機管理および緊急事態準備法 (PREP Act法)」を承認。この内容は、感染症などの将来の公衆衛生上の緊急事態への脅威に対する対策の管理または使用から生じた、いかなる損失からも国は責任を免除されることを示す。
2007年
・アメリカ疾病予防管理センター (CDC)が、「人から分離されたコロナウイルスの特許」を取得。 (特許 7220852B1)
(※) これも先ほどと同じように、アメリカでは自然の遺伝子を特許として登録することはできません。つまり「人から分離した」ものでも、それが人工物でなければ、特許は取得できません。CDCのコロナウイルスの特許については、以下の記事の後半にあります。
[記事] 米国CDCは「コロナウイルスの特許」を取得している。つまり彼らがウイルス検査や測定に関するすべての許可権と所有権を持つ世界で唯一の存在
In Deep 2021年3月9日
2009年
・ゲイツ財団が、インドでのヒトパピローマウイルス(HPV / 主に子宮頸がんに対応)試験に資金を提供し、僻地の 23,000人の少女たちにワクチンを投与した。7人の少女が死亡し、約 1,200人が自己免疫疾患、不妊症、またはその他の重篤な副作用を発症した。
2015年
・アメリカ国立アレルギー感染症研究所は、ファウチ所長の下で、5年間で 370万ドルの助成金を、パンデミックを防止する目的で組織された非政府組織エコヘルス・アライアンスに授与する。同組織は、「コウモリのコロナウイルス出現のリスク」に関する機能獲得研究を実施した。
・9月24日: 米ノースカロライナ大学の科学者が、遺伝子構造が作り替えられたコロナウイルスのスパイクタンパク質の作成に関する特許を取得。
2017年
・アメリカの科学者たちが、「組換えにより強化されたスパイクタンパク質」の特許を提出。 具体的には、破壊されたコラーゲンを修復する力をもつアミノ酸であるプロリンを 1つから 2つに強化。この時点で「強化されたスパイクタンパク質」が誕生する 。(特許 WO2018081318A1) ※ 最初のファイザーワクチンに使われていたのは、この「プロリン 2つ」のものそのもの。
2018年
3月:武漢ウイルス研究所の周鵬研究員が「免疫を回避するコウモリのウイルス」に関する論文を発表。具体的には、インターフェロンを抑制する方法に成功。 (ブログ過去記事)
4月: 中国で新しいコロナウイルスが見出され、武漢ウイルス研究所の科学者たちは、そのウイルスを「新型コロナウイルス」と命名。 (ブログ過去記事)
2019年
・8月: 米軍の元生物兵器研究所だったフォートデトリック実験室が、突然閉鎖される。「国家安全上の理由」により、その理由は一切発表されず。
・10月18日: 中国の武漢で、109カ国の軍人 9308人が参加する過去最大となる第7回「世界軍人運動会 (軍人オリンピック)」が開催される。 (※ これについては後に当時の報道をご紹介します)
・10月18日: ビル&メリンダ・ゲイツ財団、世界経済フォーラム、ジョンスホプキンス・センターが、イベント201と呼ばれる招待制の「卓上演習」を召集し、架空のコロナウイルスのパンデミックへの対応を披露した。
・11月〜12月: イタリア北部の一般開業医たちが「奇妙な肺炎」に気づき始めた。
2020年
・1月7日: 中国当局が正式に 「新型」コロナウイルスを特定。
・1月10日: 中国が、新型コロナウイルスのゲノム配列を公開する。
(※) その後の初期のすべてのコロナ検査、そして、すべての初期のコロナワクチンは、中国が発表したこのゲノム配列「だけ」に依存しています。
・2月5日: ビル&メリンダ・ゲイツ財団は 、新型コロナウイルスワクチンの研究と治療への取り組みに 1億ドルの資金を提供すると発表。
・3月11日: WHO は COVID-19 をパンデミックと宣言。
・4月2日:ビル・ゲイツ氏、新型コロナウイルスに対して、「ワクチンだけが、私たちの生活を通常に戻すことができる唯一の方法だ」と述べる。
・4月15日:ビル・ゲイツ氏、開発されるコロナワクチンは、「地球上の 70億人全員に接種をする必要がある」と述べる。
・4月18日: リュック・モンタニエ博士が、新型コロナウイルスに見出された HIV の「追加の配列」は「人為的に操作されているようだ」とフランスのテレビで述べる。
・4月30日:ビル・ゲイツ氏、「地球上のほとんどすべての人がコロナウイルスの予防接種を受けるために、薬物承認プロセスを促進する必要がある」と述べる。 ※ 緊急承認、特例承認が全世界で加速する下地になりました。
そして、この 2020年の年末から、主要国のほぼ全体で、大規模ワクチン接種キャンペーンが始まる。
ここまでです。
私自身は、今でも「コロナの拡散」の現場としては、このタイムラインに出てきた 2019年10月に武漢でおこなわれた「世界軍人運動会」の可能性が高いと思っています。
以下は、当時の中国人民日報の報道です。
史上最大規模の世界軍人運動会、武漢で本日開幕
109カ国の軍人9308人が参加する過去最大となる第7回世界軍人運動会が本日 10月18日、湖北省武漢市で開幕する。
100カ国以上から1万人弱の軍人たちが中国の武漢に集まり、各国軍の栄誉と世界平和をアピールする。米Yahoo!ニュースは、「武漢は世界の注目の的になるだろう」と報じた。
世界軍人運動会は国際軍事体育理事会が主催する、世界の軍人にとって最も格式の高い大型総合運動会で、4年毎に開催されている
人民日報 2019/10/18
何しろ「 109カ国」の軍人たちが一斉に武漢に集ったのです。
アメリカ軍兵士も「 300人参加」しました。
そのアメリカ軍兵士たちはどうなったかというと、2020年3月30日にリリースされたスリランカの報道メディアの記事「新型コロナウイルスの発生責任は誰にあるのだろう」には以下のようにあります。
2020年3月の報道「新型コロナウイルスの発生責任は誰にあるのだろう」より抜粋
…また、2019年10月に武漢で行われた、「世界軍人運動会」との関わりを指摘する向きもある。アメリカの軍事系メディアは、武漢での世界軍人運動会に 300名のアメリカ兵が参加したことにふれている。
武漢で開催された世界軍人運動会に参加した 300人のアメリカ軍人たちは、2020年2月5日にアメリカに戻った後、カリフォルニア州ミラマーで2週間隔離された。
3月12日、米国海兵隊が新型コロナウイルスに陽性と判定された。報告された 280件には、軍人、その家族、軍の請負業者が含まれている。
世界軍人運動会に参加して、2月5日に武漢から避難した 5人の軍人選手は、最終的に Covid-19で入院した。当時の報道によれば、当初彼らの入院の理由は、Covid-19ではなくマラリアとされていた。
興味深いのは、2019年11月に武漢の地元住民が Covid-19の症状を示し始めた時期が、世界軍人運動会後のポスト・インキュベーションの期間と一致していることだ。
その後、米経済誌フォーブスに掲載された中国グローバルタイムズの記事は、武漢の軍人運動会に参加した米軍の自転車選手が、 Covid-19を武漢に導いた責任があると主張している。
このグローバルタイムズの主張は、新型コロナウイルスが米軍の研究所で製造され、52歳の自転車選手によって武漢に持ち込まれたと述べているアメリカの調査ジャーナリスト、ジョージ・ウェッブ氏の説に基づいている。
グローバルタイムズはその後、アメリカ政府に対し、「10月の世界軍人運動会のために武漢に来た米軍代表団の、その後の健康と感染に関する情報を公開するように」求めた。
いずれにしましても、このようなタイムラインを経た「総人口へのコロナワクチン接種」と、その後の「電子追跡 (ワクチンパスポートを含む)」は、結果として以下のような感じであるのが現状ではないでしょうか。
・欧米では、接種はやや成功したが、電子追跡はほぼ失敗した
・東アジアでは接種は大成功で、電子追跡もいまだに模索中
という感じでしょうか。
今のところ、これらのトラップにはまらなかったという点では、「アフリカのひとり勝ち」となっています。
もちろん、慈善家ゲイツ氏が、「恵まれない」アフリカを放っておくはずもなく、今後はどうなるかわかりません。
……まあ……これらの話とはまた別ですが、最近新たに見出されるコロナワクチンの「内容物」についてのいくつかの分析論文は、まったく驚くべきもので、最近のメルマガでも、それについて書かせていただきました。
それについて明確にここで書くのは不適切だと思いますので、ふれないですが(接種された方々にはあまり良い内容ではないからです)、少し前に「切断された mRNA 」についての以下の記事などでも書きましたけれど、
「このワクチンは、実に時間をかけて、丹念に丁寧に作られたワクチン」
であることが時間の経過と共にわかってきています。
[記事] ワクチン後の損傷、巨大な血栓、未知のタンパク質、そして逆転写と「切断されたmRNA」との関連
In Deep 2023年2月23日
これらの研究により、今後、5年10年の世界の方向性は、ほぼ決定付けられたといえる気もしないでもなく、個人的にやや厭世観が漂う最近ですが、それでも、「どのように始まったか」については、無視できないです。
「流出」だった「事故」だったと漫然と了承してしまうと、また次に同じ方法論が使われることもないとも言えないからです。
ワクチン接種率が公称 80%のブラジルでは、大統領が、「残る 20%にも打たせる」ための強行策を次々と出してきています。
[記事] ブラジルで新たなワクチン戦争: 大統領が、「国民全員が6回でも7回でも接種し続けなければならない」と語る
地球の記録 2023年3月1日
日本も含めて、同じような傾向に進む国や地域が再び出てきても不思議ではないです。
新たなパンデミックという概念がもたらされる可能性さえあります。
私たちは今、良心がまったく存在しない人たち、あるいはそのような組織と対峙しているとお考えいただいていいのではないかと思います。
良い時代には、良い心と人を信じる気持ちが最も重要ですが、悪い時代には、良い心と人を信じる気持ちが悪い作用となることもあると私自身は思っています。
今は悪い時代です。
>> In Deep メルマガのご案内
In Deepではメルマガも発行しています。ブログではあまりふれにくいことなどを含めて、毎週金曜日に配信させていたただいています。お試し月は無料で、その期間中におやめになることもできますので、お試し下されば幸いです。こちらをクリックされるか以下からご登録できます。
▶ ご登録へ進む