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12月06日にメルマガ免疫と戦争とパンデミックと5Gを発行させていただきました。

2017年からの世界 地球という場所の真実 未来の地球

ミニ氷河期が世界に到来したかのような2017年の12月に

投稿日:2017年12月11日 更新日:

※ 「スノーマゲドン(Snowmageddon)」 とは、 雪(Snow)とアルマゲドン(Armageddon / 終末の最終戦争)とをくっつけた英語の造語です。

2017年12月8日のアメリカの報道より

cw39.com

2017年12月10日のイギリスの報道より

coventrytelegraph.net

2017年11月29日のロシア・オイミャコンの最低気温(-60℃)

earthreview.net

日本も含めて、北半球では多くの場所で異例の寒さや記録的な大雪に見舞われる国や地域が多くなっています。

もちろん、これは全体的な傾向ではなく、あくまで一時的なものなのかもしれないですが、まあそれでも、ミニ氷河期へのカウントダウンが始まっていると言えなくもない現在、「冬の様相の変化」を確かめておくのもいかなと思い、この 12月の世界の様子をお伝えしたいと思います。

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もっともっと厳しくなるかもしれない冬本番を前に

日本も、12月は全体的に寒かったり雪が多かったりする状況のようで、天気図を見てみますと今日あたりから結構な寒気が流れてくることがわかります。

12月12日の寒気の移動の予測

weathernews.jp

この予想を見ると、日本も寒くなりそうですが、北朝鮮とか中国とかは相当なことになりそうな感じもあります。

昨日だったか、北朝鮮のキム・ジョンウン中央軍事委員会委員長が「白頭山に登った」というニュースが写真と共に流れていました。「あのお体で登山?」という思いと共に、「白頭山の頂上はものすごく寒いのでは?」とも思いました。

ちなみに、朝鮮中央通信の報道によれば、白頭山は最近雪が降り続けていたのだそうですが、「キム委員長が山に登った途端に、前例のない晴れた空が広がった」とのことで、それを転用したデンマークの報道では、ついに、「キム・ジョンウン氏は、天候をコントロールできる」という奇妙な見出しのニュースとてして流れていました。

12月10日のデンマークの英字ニュースより

denmarknews.net

朝鮮中央通信の報道のナレーションを大体正確に書きますと、下のように述べていたようです。

「聖なる山である白頭山の雄大な精神の中で、指導者の目からは強い光が反射していた。それは強力な社会主義国家の出現を成し得た才能ある偉人の力であり、どんな荒れ狂った風の中でも力強く前へと進んでいくお方の力を示していた」

なるほど、こういうように、人によっては、「目から光を反射させる」ということを行うことで、荒れた気候も晴れやかにし、氷点下の気温もマイアミのビーチのごとく穏やかにすることができるということなのかもしれません。

さて、そういう超人はともかくとして、一般の人々は、天候や気温をコントロールすることは難しいわけですが、冒頭には「スノーマゲドン」という言葉が、アメリカでもイギリスでも報道に出ていることをご紹介しましたが、この 12月、北半球でどのように「雪や寒さの混乱」が起きているかを短くご紹介します。

冬は冬ですので、こういうことが起きることが異常に珍しいというわけではないでしょうが、「ある程度珍しいことが世界のいろいろなところで同時に起きている」ということ自体が珍しいと言えるかもしれません。

 

2017年12月の北半球の光景

アメリカ - 基本的に雪が降らない南東部を含めて異例の大雪に

アメリカは、もういろいろなところが寒かったり大雪だったりするのですけれど、特に印象的なのは、「ほぼまったく雪が降らない」テキサス州やルイジアナ州などで比較的まとまった雪が降っていることです。

降雪自体は 10センチにも満たないと思われるのですが、何しろ雪の経験がほとんどない人たちのところに雪が降ったわけで、小さな混乱が起きているようです。

雪に慣れていないテキサスの人たちは雪だるま作りも下手です。

なってないテキサス人による雪だるま 12月8日

freep.com

また、南東部ではないですが、アメフトの NFL の試合が「猛吹雪の中で行われる」という珍しい光景も出現していました。

試合は一応おこなわれていたのですが、遠くから見ると、何が行われているのだかまったくわからない状態で、スタジアムには屋根もないですので、お客さんたちもみんな雪に覆われていたようです。

猛吹雪の中での試合となったNFL (12月10日 ニューヨーク州のオーチャードパーク)

Snow in Buffalo during NFL game

雪による被害もそれなりに出ているようで、12月10日の時点で 3名が死亡し、48万世帯が停電となっていると伝えられています。

また、アメリカ南東部同様に、雪とは無縁のメキシコでも大雪が降っています。

 

メキシコ - 先週まで「30℃の気温」だった場所に異例の大雪が降り続く

elpais.com

メキシコでは、北部を中心に、12月8日頃から「この数十年で初めての雪」が降っていて、降雪量も交通が遮断されるほどのものとなっています。

気温も大変に低くなっていて、報道では、チワワ州で -12℃ を記録した場所が複数あるとのことです。

驚くのは、現在雪が降っている場所の一部は、先週まで 30℃というとても高い気温が続いていたところでして、その場所に雪ですので、驚きを持って報じられています。

 

トルコ - 東部で壊滅的な大雪が続く

12月8日 トルコ東部アルトウィンの街
earthreview.net

トルコでも東部を中心に、11月からずっと異例の大雪となっていて、こちらの記事でもふれていますが、12月6日には、「 12時間で 1メートルの雪が積もる」という記録が作られました。

これは雪国でならあることかもしれないですが、トルコでは普通のことではありません。

他にも、冒頭にありましたように、イギリスでも大変な雪のカオスとなっているのですけれど、実はイギリスでは、「今年の冬は過去 100年で最も寒くなる」という予測を立てている気象の専門家たちもいまして、今後どのようになるか注目されています。

11月27日の英国の報道

express.co.uk

他にも、箇条書きになりますが、以下のような場所で、例外的な雪や寒さがこの 12月に発生しています。

・台湾の玉山で大雪(報道

・パキスタンで異例の寒波(報道

・夏のオーストラリアで突然の雪(地球の記録

・ロシア・オイミャコンで連日の氷点下50℃から60℃の記録(報道

・オランダで大雪(報道

・イタリア各地で12月としては前例のない大雪(報道

12月9日の台湾の玉山 focustaiwan.tw

12月10日のイタリアのヴァッレ・ダオスタ Instagram

 

どうやら直近の北半球の寒波は、この数日にピークがあるようでして、さらにいろいろな場所で、いろいろな「前例のないような冬の状況」が見られることになるのかもしれません。

そして、冬本番はその後の時期からということになりますので、前例のない寒さや大雪の事象がさらに拡大する可能性は現状からすると、かなりあるとは思います。

なお、今回は「ミニ氷河期」という概念にはあえてふれませんでしたが、ご興味のある方は、こちらのページに、「ミニ氷河期の始まり」に関しての過去記事一覧がありますので、ご参照いただければ幸いです。





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Oka In Deep

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