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なぜこんなに山崩れが連鎖している? : 4月のたった数日の間に前例のない巨大な山崩れが報じられる日本、アメリカ、中国、モルドバ、北オセチア、カナダ……。

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2018年に入って以来、世界中で巨大な地質的異変が出現し続ける中

4月11日に大規模な山崩れがあった大分県の中津市の現場前


syottan1231

今日(4月11日)、九州の大分県で非常に大きな山崩れ(土砂崩れ)が起きていたことが報じられていました。11日夕方の時点では椅子のような報道となっています。

大分・耶馬渓で山崩れ5人不明 1人発見、民家4軒被害 自衛隊が災害派遣

西日本新聞 2018/04/11

11日午前3時50分ごろ、大分県中津市耶馬渓町金吉(かなよし)で「裏山が大規模に崩落し、家が土砂に埋まっている」と、住民から市消防本部に通報があった。県警や県災害警戒本部によると、4軒が土砂にのまれ、3世帯の男女計6人と連絡が取れなくなった。大分県の広瀬勝貞知事は同6時20分、災害対策基本法に基づき陸上自衛隊第41普通科連隊に災害派遣を要請。県警、中津市消防などが約300人態勢で土砂の撤去、安否不明者の捜索を行い、午後1時すぎに1人を発見した。容態は不明。

実は「この数日」ほど、世界中で大規模な山崩れが相次いでいまして、しかも、その中には、今回の大分県の事象のように、「その地では前例のない規模のもの」であるものが多数あるのです。

もちろん、それぞれに関係があるわけではないですが、たった数日の間に、こんなに立て続けに大規模な山崩れが起きるのは聞いたことがないことで、記録を兼ねまして、それらをご紹介しておきたいと思います。何だかこう奇妙な連鎖ではあります。

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異様とも言える山崩れの頻発

まずは、その「世界で起きている山崩れ」を、それぞれ現地の報道などからご紹介したいと思います。そのすべてが、この 10日間以内のものです。

山崩れの原因については、それぞれ違うでしょうけれど、全体として、現状では「はっきりとした原因がわかっていない」という事象が多いようです。

大分県での山崩れも、その原因はわかっていないようで、現時点での報道の見出しも下のようなバラバラな見解が並びます。

地下水の影響か? (西日本新聞 2018/04/11)

岩盤が風化の可能性 (毎日新聞 2018/04/11)

熊本や島根の地震の影響指摘も (読売新聞 2018/04/11)

一般的には、土砂崩れは、豪雨の後などに頻発しますが、最近の大分県の現地周辺では雨はまったく降っていないようで、簡単に原因がわかるたぐいのものではなそさそうです。

そして、この数日間、他の国や地域で起きている多くの山崩れも、ほとんどがはっきりとした原因はわかっていません。

ここからです。


2018年4月初旬に世界で起きた大規模な山崩れ

4月8日 米国ペンシルベニア州アレゲニー

[概要]ピッツバーグ近郊のアレゲニーという場所の幹線道路において大規模な山崩れが発生。このため、周辺の道路が数多く閉鎖中。具体的な復旧の見込みは立っていない。現地ではこのような山崩れは前例がないとのこと。

CBS ニュースの報道

pittsburgh.cbslocal.com

4月10日 モルドバ共和国北部

[概要]ウクライナとの国境に近いモルドバ北部の村で突如、地滑りや亀裂、シンクホールなどが発生。住居が次々と破壊されているため、人々の村での生活ができなくなる可能性が指摘されている。

ロシアの報道より

mir24.tv

4月10日 中国 四川省汶川(ぶんせん)での大規模な山崩れ

[概要]四川省の汶川で山崩れを事前に当局が察知し、住民たちを避難させたために人的被害を出さずに済んだという中国当局の自画自賛事象。

中国の報道より

xinhuanet.com

4月3日 ロシア連邦の北オセチア共和国での地崩れ

[概要]ロシア連邦の北オセチアで、数日間にわたる地滑りが発生している模様。ただし、この場所は過去にも起きたことがあるとのこと。

ロシアの報道より

kavkazr.com

4月9日 カナダ・ケベック州ラノディエール地域での地滑り

[概要]4月5日に地滑りと地殻の沈降が発生。20人ほどが避難。当初 35メートルの範囲だった地盤異変の面積は、4月9日に直径 200メートル以上に拡大。
今後の推移は予測できていない。

カナダの報道より

ontrealgazette.com

4月2日 イタリアのスイスとの国境のオッソラ県での地滑り

[概要] イタリアのスイスとの国境にあるヴィゲッツォ・ヴァレイ(Vigezzo Valley)の高速道路で山崩れが発生。巻き込まれて 2名が亡くなる。

ユーロニュースの報道

euronews.com


 

ここまでです。

他にも起きているのかもしれないですが、少なくともパッと見た報道で目にした山滑りや地滑りの報道が、この1週間ほどだけでこれだけありました。

上のそれぞれの場所は地図で示しますと、以下のようになります。

2018年4月2日 - 4月11日までに大規模な地滑りの起きた場所

 

地図を見ても、特に何も思い浮かぶわけではなく、「何となく似た緯度のあたりではある」というような程度のことしかわからないですが、日本と中国のこの場所は、ある程度は「地震」というものと関係している場所でもあるかもしれません。

地震というのは、日本の場合は2年前の熊本の地震で、その際には、大分県でも大きな揺れを観測しています。

また、中国の四川省の汶川(ぶんせん)というのは 2008年5月12日に発生したマグニチュード 8.0の巨大地震であった「四川大地震」の震源なのです。


汶川大地震

日本と中国の場合は、それぞれそのような場所ではありますけれど、しかし、九州で 2年前、中国四川で 10年前となる地震と山崩れに関係があるというわけでもなさそうで、一応そういう土地であるということを参考までに記させていただきました。

 

それにしても、上の世界各地の大規模山崩れの数は、1週間で 7件ですので、ほぼ毎日 1件の巨大な山崩れが起きていたことにもなりますが・・・さて、これについて、

極めて多い

のか、

多くはあるけれど、普通の範囲

なのかは、客観的なデータがないので判断できません。

大分県の出来事があったせいで、世界の山崩れのニュースについて「ものすごく多いなあ」と連鎖的に感じただけなのかもしれません。実際には、世界的にはこのくらいの連続はあることなのかもしれないですし(でも、さすがに日常的に1日1件の巨大な山崩れはないような気もしますが)。

そういう意味で、このような世界中での地滑りの連続そのものに意味があるというようなことは思わないです。

・・・が、そもそも、この 2018年は、すでに世界中で「大規模な地質的異変」があまりにも多く起きていまして、それらをひとつひとつ重ねていくと、「結構とんでもないことになっている」ということもいえそうなのです。

それらに関しては、メモ的に「地球の記録」などに記すことが多いですが、 2018年に入ってからの顕著な出来事を写真と共に並べさせていただいて締めたいと思います。

感覚的には、やはり地球で何か進行している感じは強いです。

もちろん「こんなことはすべて単なる日常的なこと」という意見があるなら、それが正しいのかもしれません。
 


2018年1月から4月までに地球で起きている顕著な地質的異変

なお、写真下に記事へのリンクを示させていただいています。

アフリカのケニアで超巨大な亀裂が発生(3月に複数回)


アフリカのケニアで全長3キロメートルを越える巨大な亀裂が発生

ペルーのクスコ周辺での亀裂と巨大シンクホールの続発(3月初旬)


世界遺産でもあるペルー・クスコに巨大な亀裂が突如出現…

バチカンの近くに巨大なシンクホールが発生 (2月14日)


バチカンに近いローマ街中で巨大なシンクホールが発生…

サウジアラビアの大地溝帯上に巨大な亀裂が発生 (2月下旬)


サウジアラビアの「大地溝帯」に巨大な亀裂が発生

パキスタンのプレート交差地点で巨大な地割れ(2月初旬)


パキスタンの「3つのプレートが交差する場所」に長さ数kmにおよぶ巨大な地割れが出現





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