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アメリカの憂鬱 地球という場所の真実 悪魔の輪郭

「北緯33度線」とか「悪魔」とか「ガネーシャ」とかの記事を多く書いていたら、何だかさらにいろいろと大変なことになり続ける時代の今日のニュースは

投稿日:2016年4月13日 更新日:

オーストリアで見つかった「花」と「十字」と「1612年に絞首刑という文字」が描かれた頭蓋骨


The Local

最近、「悪の時代のニュース」というタイトルで3本の記事を書きました。

悪魔の時代のニュース(1):墓から消えていたシェイクスピアの頭部。そして他にも多数… (2016/03/30)
悪魔の時代のニュース(2) : インドでヒンズー教の女神ガネーシャ像が辱めを与えられ… (2016/04/05)
悪魔の時代のニュース(3): 憤怒と激怒と共に世界中で暴れ出している「裸のレギオン」…(2016/04/11)

それと、あるいは関係しているかもしれない時事を短くご紹介しておきます。




 

 

北緯33度線近くのアメリカの街に放置された「馬のバラバラ遺体」

上の「悪魔の時代のニュース(2)」の省略されているタイトルの続きは、

> …アメリカの北緯33度線に「黒い十字架」が出現

というものですが、その少し前には、

アメリカ大陸の北緯33度線上では「悪魔との戦い」が起きているのかもしれないと感じさせるような、復活祭の日にアリゾナ州に出現した「巨大なイエス・キリスト」
 2016/03/31

というような記事を書きまして、いろいろと難儀な気配が世界中に漂っている中で、「北緯 33度線」と、そこに非常に近い場所で起きていることが、これからどのように進行していくかというのも、まあ、一般的な視点では無意味ですが、私にとってはやや意味があります。

そして、上の「アメリカの北緯33度線に黒い十字架が出現」したことを書きましたすぐ後に、わりといやな感じの事件が北緯 33度線で起きています。

記事にした「黒い十字架」は、カリフォルニア州モントレーという街の海岸に、イースター(キリストの復活祭 / 2016年3月27日)に出現しましたが、誰が何のためにおこなったことなのか理由がわからないため、住民たちにより撤去されました。

モントレーの海岸に出現した黒い十字架

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そして、それから 10ほど後の 4月9日。

やはりカリフォルニア州にあるシルマーという場所で、「道路にバラバラに切断された馬の遺体が置かれていた」という出来事……というか、事件が起きたのでした。

2016年4月11日のアメリカCBSニュースより


Dead, mutilated horse on street was a message, Calif. police say

亡くなっていた馬は、バラバラにされて、さらに尾が電柱に縛り付けられた状態で見つかったそうです。

記事によると、現場は血の海だったということから、その場で犯行が行われた可能性もあるのかもしれません。

上の CBS ニュースのタイトルには「これはメッセージだとカリフォルニア警察は言う」とありますが、記事には、これを警察がメッセージだと判断した理由は記されていません。何か特徴的な部分でもあったのかもしれませんが、報道ではそれ以上はわかりません。

先ほどリンクしました「悪魔の時代のニュース」には、何だかどうにもならない事件だとか、あるいはそれを行う理由がわからない出来事が最近たくさん起こっていることなどを記していますが、これもまた非常に陰惨ではありますが、その類かもしれません。

そして、この馬の事件にしても、先ほどの「黒い十字架」と同様に「イタズラや、あるいは並の行動力で行えることではない」とは言えそうです。ある程度の「本気」がないとできるものではないです。

先日書きました、

アメリカで起きている「儀式的に見える動物の死」が残す大きな謎:メリーランド州で13羽のワシを殺したのは誰か? そして、ワイオミング州で19頭のヘラジカを殺したのは?
 2016/04/07

という記事で記した出来事などとも共通する「ものすごい労力を必要とするおこない」であることと、「おそらく1人では難しい」ことなどがありそうで、カリフォルニアの黒い十字架や、今回の馬の件にも共通していそうです。

この2ヵ月くらいで、In Deep でご紹介した「アメリカの北緯33度線で起きたこと」は以下のような感じです。他にもご紹介した事象はあるのですが、地図のスペース的に、全部は無理ですので「特別な感じのもの」をあげています。

2016年2月からアメリカで起きたいくつかのこと

usa-33-incident1

 

最初の頃の「空に十字の雲」あたりはのどかな話ですが、次第に、どうにもならない展開にもなってきているような感じもします。

上の中には、その「十字」が絡んだものがいくつかありますが、少し前に、オーストリアのウィーンで「花」と「十字架」と「1612年に絞首刑」という謎の絵と文字が書かれた頭蓋骨が発見されたというニュースがありまして、それが冒頭のニュースです。

その記事の内容もご紹介したいと思います。

今回は本当は、先ほどの「悪魔の時代のニュース」の「」でご紹介した、ヒンドゥー教の神であるガネーシャ像の破壊と関係することも書こうと思っていました。

あの事件の後、インドではヒンズー教絡みでいろいろいと起きていて、ケララ州のでは、ヒンドゥー院でお祭り中に花火が大爆発、死者100人以上という大惨事が起きています。そして、その少し前にインドのコルカタという場所で起きた、建設中の高架が崩落し、少なくとも14人が死亡、150人以上が負傷という事故では、その後に、

インドの首相が「あの事故は神からのメッセージだ」と会見で述べた

ということがあったりと、いろいろと「ヒンドゥー教」というものと関係したことなども最近はあります。

2016年4月8日のインドの英字紙報道

The Hindu

 

そちらのほうのことも書こうと思っていたのですが、時間的に無理なようですので、機会があれば、ご紹介したいと思います。

では、冒頭の記事を、オーストリアの報道メディアよりご紹介いたします。

読めば読むほど、やや異常な背景があるのかもしれないと思わせるものです。

ちなみに、この頭蓋骨には「花」と「十字」の文字と「絞首刑 1612年」というドイツ語が描かれています。

花……十字……といいますと、花がバラなら「薔薇十字」などという言葉も思い出しますが、今のところ、この頭蓋骨の意味や目的はわかっていません。

 


Mysterious painted skull found in Vienna is real
The Local 2016/04/12

ウィーンで見つかった謎の塗装された頭蓋骨は本物だった

花が描かれたウィーンの草原で発見された謎の頭蓋骨は、考古学者によると、高齢者の本物の頭蓋骨であるということだ。

この頭蓋骨は、ウィーンにあるウィルヘルミネン病院( Wilhelminen Hospital)近くの牧草地にあった鍋の中から先週発見されたが、当初は、おそらく作りもののであるだろうと思われていた。

ところが、調べてみると、この頭蓋骨が本物であることがわかったのだ。

しかし、これがどこからもたらされたものかということや、なぜ絵図が描かれているのかということは不明のままだ。

それと共に、ここには「 gehängt 1612 (1612年に絞首刑)」という文字が書かれているが、この骨は 17世紀のものとしては新しすぎると考古学の専門家たちは言う。今のところ、この頭蓋骨の正確な年代は計測はされていない。

頭蓋骨には名前も書かれており、「アメリ・グランジェ(Amelie Lagrange)」と記されていた。そして、考古学者によると、この名前が実際に存在していた名前であることをオーストリア放送協会が確認したという。

考古学者カリン・フィッシャー・オーセラー(Karin Fischer-Ausserer)氏は、頭蓋骨そのものは本物だが、そこに描かれているペイントは後の時代に施されたものだろうと述べた。

また、頭蓋骨の背面には小さな牛の骨が取り付けてあり、顎の骨も他人のものである可能性があるという。

カリン氏は、「この頭蓋骨は、いくつかの物々を構成して作成されたもので、おそらくは、何か奇妙な意図の作り物なのだと思われます」と述べた。

しかし、殺人の被害者などの犯罪と関係したものではないだろうと考古学者は述べた。

とはいえ、頭蓋骨がなぜこの牧草地に放置され、なぜこのような絵図が描かれていたのかは謎のままだ。





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