In Deep

地球最期のニュースと資料

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「数億人によって何もかもが記録される時代」に : ブラジルの3つの太陽やイスラエルの聖書的な雲の柱の前の人々を見て思う、その行為の未来への意味

   

ブラジルの海岸の「複数の空の光」を撮影する人々

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記録され続けるこの世

先日、ブラジルのサン・トメー・ダス・レトラスという非常に名前をおぼえにくい場所で、その後、人々から「3つの太陽」というように呼ばれたりもしていた現象が起きました。

要するに「空に複数の光がある」という状態で、ひとつが太陽ならば、その他は何なのだろうというようなことです。

動画をご覧いただいた方がわかりやすいかと思いますので、下に提示しておきたいと思います。

 

この動画をパノラマ的な静止画にしますと、以下のようになると思われます。

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サン・トメー・ダス・レトラスの場所
・Google Map

 

何らかの光の反射現象なのかもしれないですが、太陽が作り出す一般的な光の反射現象は、角度などが厳密で正確なものが多く、たとえば、太陽の光が3つ見える最も一般的な現象としては、幻日(げんじつ)というものがあります。

これはたとえば、昨年 11月の「…ロシア極北では、輝くばかりの「3つの太陽の夜明け」で1日が始まる」という記事で、昨年 11月にロシアで観測された非常に明るい幻日をご紹介しています。

ロシア極北で撮影された3つの太陽(幻日)の夜明け

youtube.com

 

幻日は、氷の結晶に太陽の光が反射して起きるもので、基本的に非常に寒い状況の中でだけ発生し得るものだと考えられます。

先ほどのブラジルのものは、映像では、観光客の人たちの多くが半袖と短パンという姿でして、そのような気温では幻日は起き得ません。なので、何か他の光学現象だと思われます。

さて、しかし、実は、私がこのブラジルの映像を見て、「ああ、やっぱり」と納得したのは、この現象自体のことではありませんでした。

私がこのような写真を見て、いつも注目するのは、「熱心にその光景をスマートフォンで撮影する人々」の姿なのです。

 

私はずいぶん以前から、この「撮影する人々」という光景をとても興味深い思いで拝見させていだいています。

もちろん、それは「良い」とか「悪い」とかの価値判断の問題での興味ではなく、「今の地球は、どんな時でもどんなことでも、世界中で同時多発的にいろいろな事象が何億何十億と記録され続けているのだなあ」という感銘です。

 

12月のはじめに、イスラエルのゴラン高原で、

「イスラエル軍が IS から砲撃を受けた場所に、雲の柱のようなものが立ち昇った」

という出来事があり、イスラエルでは大きく報じられたことがありました。

 

 

神が再臨した時に、人々は…

2016年12月4日のイスラエルのメディアより

Biblical Pillar of Cloud Protects Israel From ISIS Over Golan Heights

上の絵は、18世紀に「旧約聖書」の内容が描かれたものですが、イスラエルでは、その「雲が立ち昇った出来事」を「神が IS からイスラエルを守るために立てた煙の柱のようだ」というような意味合いで大きく取りあげられていたのです。

この絵は、旧約聖書の民数記 14章を描いたものです。

旧約聖書 民数記 14章14節

この地方に住む者に伝えます。彼らは、主よ、あなたがこの民のただ中におられ、主よ、あなたが目の当たりに現れられること、また、あなたの雲が民の上にあり、あなたが、昼は雲の柱、夜は火の柱のうちにあって先頭に進まれることを聞いています。

この中の、

> 昼は雲の柱、

と照らし合わせたもののようです。

信仰心の強い人であるならば、それなりに強い示唆になると考えられます。

下が、その際の実際の映像です。

 

服装から、イスラエル軍の人たちだと思われますが、先ほども書きましたように、この現象は、もしかすると信仰心のある人には何か「神」的な強い示唆を感じるものとなるのかもしません。

そのような状況で、信仰心が強いかもしれない人たちを含む人たちは何をしているかというと、「ほぼ全員、スマホで撮影している」のでした。

「聖書的な現象」をスマートフォンで撮影する軍人たち

 

映像では、ひとりを除いて、ほぼ全員が撮影しているようです。

これを見て、つくづく思ったのですが、たとえば、どこかに「本物の巨大 UFO のようなものが出現して着陸しようとしている」という時に、人々はどうするだろうかと思うと・・・。

やっばり、こうなると思うのです。

 

では、どこかに、

「神のようなもの」が出現した時

に、人々はどうなるかと考えますと・・・やはり、こうなると思うのです。

 

陰謀論のひとつに「ブルービーム計画」というようなものがあり、これは、過去記事、

半透明UFOに続き、中国に出現した「空中巨大都市」に驚きつつも、それらもまたホログラムかもしれないという世の中で
 2015/10/13

という記事でご紹介したことがありますが、その内容は、

> 適切な時が到来したならば、神の子イエスが地上に再臨したように見せかける

というようなことも可能なテクノロジーが存在するというようなことなんですが、仮にそのテクノロジーが使われて、神の子イエスが地上に再臨した時、そこに居合わせた人々は、おそらく・・・。

 

そして、撮影した後は、ツイッターや YouTube などの SNS や、ブログにアップするという作業がありますので、「もう撮影したから、神はいいや」と、目の前の神は見ないで、スマートフォンで録画した映像を見続ける、という風景も出てくるのかもしれません。

 

リアルタイムのニュース映像を見るのに、既成のニュースが必要なくなっていることは確かで、「今現在」いろいろと起きていることだけでも、非常に多くが、スマートフォンなどで撮影され、「リアルタイム」的にその光景が目の前に流れます。

私はスマートフォンを持ちませんし、そもそも「日常の中で撮影する」という習慣がないですので、ほとんど記録を残さない人ですが、私のような古いタイプの人間は、すでに一般的ではないのかもしれません。

いずれにしても、今の世の中は、「この世の記録をする人たちが世界中に散らばっている構造になった」のだと実感します。

昨日の、死者 29名を出したメキシコの花火市場の大爆発の様子も、最初にアップされたのは、スマートフォンなどから撮影された様々な「個人の記録」でした。

車の中から撮影されたメキシコの爆発の様子 2016年12月20日

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どこかで毎日のように起きる地球の大災害の光景が「一瞬にして地球の文明圏全体に伝わる」という時代を、不思議に思うことなく生きていますが、しかし、この歴史は、ほんの最近始まった歴史です。

大災害が文明圏全体にすぐに伝わる、という事象が初めて大々的に起きたのは 2011年の東北の大震災でした。

その時に、現場の人々からリアルタイムに SNS などにアップされる圧倒的な災害の凄まじさに世界中の人々は震撼したのです。

 

SNS やスマートフォンは、良い意味でも悪い意味でも、さらに進んで現在に至り、今では「この世の何もかも」が、スマートフォンでリアルタイムで伝えられます。

何だかもう「人と人の間で何かを伝え合っている」というような感じというより、「地球や神のような存在に対して、この世の記録を捧げ続けている」というような姿にも見えなくもない最近であります。

ふと、「古代の絵なんかも、まるでスマホで神様を撮影しているみたいだ」などと思うこともあります。

古代エジプトの太陽神アテンに祈りを捧げる人々の図

sofiatopia.org

 

古代のエジプトの人たちが手に持っているものが何かはわからないですが、今は人々がスマートフォンを持って、地球を記録し続けます。

そして、ふと、「これから先に起きること」も数億人によって記録されるのだろうなとも思います。

おびただしい量の「過去」が、誰かによって見られることがあるのか、それとも、それはないのか、それはわかりません。